カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
全957件中、241~260件目を表示
映像酔いしやすい人へ:冒頭40分だけ乗り越えろ!しんどくなったら少し目瞑ってても多分何とかなる
内容自体はいろんな人が語ってるから、これから見る人に向けて自分の実体験から何とかネタバレ無しでちょっとした注意喚起を。
前半の一部(人によっては前半全部?)に、これまで映像作品やゲームで映像酔い、視点酔い、3D酔いした事がある人にはちょっと厳しいところがあるかもしれません。
実際、映画館でちょっと酔いました。これはマズイなと思ったのですが、自分の場合はしんどいところが5分程度だったので、その部分は最悪ところどころ目を瞑ってても音声だけでストーリーが把握できたので何とかなった。
まだ上映中だけど、今から映画館で初めて観るという人はもうさすがに少数派かな?酔いやすい人は水を持って行ったらいいと思う。多分、家での視聴でも酔う人がいると思うから、ちょっと今度の地上波放送は心配してるんですよね。
まあそんな映像酔いや、公開当初から聞こえてきた製作側のイザコザがありつつも、久々に劇場で気持ちよく笑えて終わって、笑い声もよく響く映画を観た。大画面も大音量も3Dも4Dも映画館の醍醐味だけど、こういうのもまたシンプルだけど映画館の醍醐味ですよね。
正直な話、こういうド直球アイディア勝負のシンプルな良さを持つ映画が、邦画しかも低予算映画から出て来るとは思わなかった。シンプル故に海外でも映画好きにはストレートに好評価を得ると思いますね。”ONE CUT OF THE DEAD”で検索してみた反応ざっと見ると。商業的な成功は上手いこと海外展開できるかの話だからまた別ですけど。
関係ないけど、銀魂2の番宣で小栗旬が「(銀魂2は)カメラを止めるなの次に面白いです」て言ってたのは笑ったw多少なりとも邦画に関わる仕事をしてる人間なら、この現象には少なからず思うことがあるんでしょうね。
なるほど!
監督
リピートしたくなる映画
お笑いで言うとアンジャッシュ的な
文句なし
酷い映画
映画が大好きだ!という気持ち
映画製作に関わる全ての人々への福音
脚本家を目指していたことがある。実力が無く諦めたが『カメラを止めるな』を見たら、また書いても日の目を見ることは無いかもしれないけどシナリオを書いてみたくなる映画だった。
楽しいとか辛いとか真剣とか言葉では言い表せないが作品を作っている時の空気みたいなものが作品から伝わってきた。
特にゾンビが人種問題のメタファーであるやり取り、あそこはお気に入りの場面。メタファーや深読み、知識が無ければ映画を語っては行けないという風潮に映画からNOを突きつけてもらって嬉しかった。
自分がやってることを崇高なものにしたい人々に踊らされるなよ、って映画から言われてるような気がした。
この作品は元となる舞台作品があり、その作品を監督が拝見して"インスパイア"を受けてシナリオが作られたそう。その為、原作者への許可が曖昧で盗作騒動へと発展してしまった。
この作品はワークショップを通じて元の脚本をキャストと話し合いなが役者の当て書きに変えて直していったという。監督というか映画を作れる人はそこが凄いと思う。役者、スタッフ、脚本家、プロデューサーと数多の人とコミュケーションを取りながら、しかし自分の作品の肝は外さない、これが映画監督に必要な資質だと思う。
だが、この映画は構成が肝の作品だと感じている。トランプゲームの大富豪のようにどの話をどの順序で切るか、脚本の重要な柱である。例えばこの話の前半と後半を入れ替えたら面白さは半減するのではないか。その最も重要なエッセンスを作ってくれた人々へのリスペクトはあって然るべきと思う。
自分も同じことをされた過去がある。とある自主製作映画の脚本を依頼され、作品を書いた。その話は途中頓挫したが、後々、その監督が撮った映画が構成、テーマ、セリフの端々に自分が書いた要素が残っていた。しかし脚本欄にも原案にも自分名前はクレジットされなかった。
多分監督としては元の作品とは違うし、変えた部分のオリジナリティはコチラにあるという意識なのだと思うが、なんというか自分の子供を勝手に別の家庭で育てられたようなやるせない気持ちになったことを覚えている。
カメラを止めるなの原作を主張している方も特にお金を求めているわけでは無いと思う。ただ、自分たちの名誉を認めて欲しいのだと思うし、そうすべきだと思う。
なぜならこの作品はそういった映画を撮る全ての人たちへの福音なのだから。
二律背反の両立可能な面白さ!絶対にレビューを読むな!
映画館でこんなに笑ったの初めて! 最初はやばいぞ、B級感たっぷりだ...
映画と映画館と映画人が好きになる作品。
全957件中、241~260件目を表示