愛の病のレビュー・感想・評価
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悪魔に魂を売ってはいけません・・・いくらですか?
私は町で一番イケてる女♪などとしつこいくらいに謳っていた主人公。ユカリンという名前で真之助(岡山天音)を惚れさせ、結婚したいならヤクザ組長の娘なので組員になって欲しいとデタラメを語る。
詐欺だと気づけよ真之助。しかも出会い系サイトだぞ!などと恋に盲目となった彼はとことんまで貢ぎまくり、100万払ったから組員になったつもりでケンカも買ってしまう。ヤクザを辞めたいと言えば、指を詰めるか50万払え!だと・・・
もっと愚かなことには、新しい彼氏が出来たとかの報告を受けても一途な真之助。「初めて同時に行った」とか生々しい話を聞かされ、自分は先っちょのみなのに妊娠したから50万払えとかあり得ない・・・。まぁ、自分の周りにも1人そんな騙され続ける男がいるけどさ。
岡山天音の演技が上手すぎて、マジで忠告したくなった。濡れ場も多いけど、他の男との情事を行ってる間に彼は殺人まで犯さなければならないなんて・・・ちょっと可哀想すぎる。この時すでに2人とも悪魔に魂を売っちゃったんですね。
主人公は騙したり殺しを指示する容姿端麗で明朗快活な若い女性
和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件を題材にした作品。出会い系サイトで...
個人的には好きな映画
低評価多いですが、
個人的にはとても好きな映画でした。
3回も見ました!
海外ドラマの『デクスター』が好きならピッタリな映画ではないでしょうか?
愛の病…。歪んだ愛の病気です。
だからタイトルそのものも合ってる。
実際あった事件を元につくられているので、
リアルさが事細かに感じられました。
私は役者さんの演技に夢中になって見ることが出来ました。さすが!と思いました。
一途の男性を利用した犯罪
元カレにお金を払うようにしつこく付きまとわれていたエミコ。
そこで、出会い系で知り合った真之助を利用してお金を取っていきます。
エミコが惚れた男性ができた。その男性には、ある事情があったため、また真之助にお金を用意させた。
男性には、大切にしていた女性がいた。その女性のことを邪魔と思ったエミコは、真之助にその女性を殺させるという内容だった。
実話ということに驚きました。こんな話が本当にあったなんて。
真之助は、バカに見えましたが、一途なんだと思いました。しかし、いくら一途といえ、人殺しをしてしまうなんて、変わった人と思いました。
また、エミコは怖いなと思いました。惚れた人のために、いろいろなことをしていくなんて。
カモ
悪魔に魂を売ってはいけません
♪お金をだしな♪の劇中歌がしつこい位に歌われるかなり異質の作品。園子温監督からだと思うが(勿論それ以外にも過去にもこの種の作品は存在しているが)、実際の猟奇的、又は理解不能の事件をモチーフに独自のアプローチでストーリーを仕立てるプロットの作品は、『小説よりも奇なり』の諺を地のままに観客の興味を擽る。それは作品名一つとっても、キャッチーで心を掴むような秀逸さである。今作もその内の一つであろう。宣伝のキャッチコピーでも用いられていることからも積極的に乗っかっているフシもみられる。
ただ、今作残念ながら表層的な展開をなぞっているようにしか観られない。キャスティングは岡山天音等、配役がピッタリとは思わせるが、細かい人物描写や経歴、人物像みたいなものがあまりにも端折られすぎていて、深みが全く感じられない。編集の性なのか、それともプロデューサーの意向なのか分からないが、その辺りの説明が浅すぎなせいか、ストーリーに没入させてくれない。それだから、唐突に主人公の女が声真似や態度の急変みたいな演技がギャグとして捉えがちになってしまう。もし意図していたものならば、誰も笑っていない観客を観れば、スベッていることは明らかである。その特異な事件性の核と成す、『盲目的な主従関係』というテーマを、もっと奥深く突っ込んで貰いたかったと、それが観ている客、少なくても自分は期待していた。元々の性格や環境、それが起因での偶然や運命、その辺りの丁寧さがカタルシスを得られるキモではないかと思うのだが・・・
主人公のファムファタールとしての存在感、そこに行き着く迄の苛烈な人生、そういう部分をドラマティックに作り上げてくれたらと思案するばかりである。兄弟夫婦や、脳梗塞で寝たきりになった父親の欲情のシーンは、蛇足であると思ったのは自分だけだろうか・・・
自称国際派モデル
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