「落差がほんとにひどい感想です」娼年 ありきたりな女さんの映画レビュー(感想・評価)
落差がほんとにひどい感想です
あえて大真面目に書くと、この舞台版は未見ですが脚本・演出の三浦大輔さん率いる劇団ポツドールの作品『夢の城』を一度だけ観たことがあって、それとの類似点が気になった。
娼年の劇中には女性たちと出会う都内の地名が必ず明記されてくるのと、逢瀬に使われるラブホテルや住居の部屋が最後空っぽになっているのが映ります。
女性たちの様々な欲求をまるで変幻自在の空の器のように受け止めるリョウのメタファーというだけでなく、その部屋の鏡や窓が映る(時にそれは情事の際に効果的に使われる)のが『夢の城』のラストで客席と舞台を隔てる窓ガラスのような透明な板を想起させるよう。
それは劇中では舞台上の情事を覗き見てるような背徳感を演出するものでありつつ、ラストでは光を反射して客席の私達を鏡のように映して、他人事ではないことを示す演出だったと私は解釈していて、映画ではそれが部屋の窓や鏡に代わり、同時に東京の地名をいちいち出すことで、この都会の片隅で生きる我々もまた同じように欲望を孕んで生きているし、欲望の前では皆等しく男や女でしかないという没個性の集合体としての都市・東京を描こうとしているように思えました。
…うん、わかってる、みんなこんな感想を期待してるんじゃないってことは…笑
以下語彙力ひどい感想↓
濡れ場が多すぎて凄かったけど綺麗だしほんとギリッギリのところでいろいろ映らないあのカメラワークと編集すげえよ…
個人的にはエロより一箇所グロ?があってそこがきつかったので目つぶってたけど…とりあえず桃李くんの彫刻のような身体と、空虚な瞳に光が宿っていくような過程は素敵だった。
最後に私が一番最初に書いてた感想晒しますけどほんとクソヲタここに極まれりって感じですすみません…
「桃李くんのおしり!
グロシーンだめだった。
おせっせに合わせてどんちゃんやる絶叫上映とは」