「☆☆☆★★ 元々興味は無かったのだが、ネットで「かなりエロい!」と...」娼年 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★ 元々興味は無かったのだが、ネットで「かなりエロい!」と...
☆☆☆★★
元々興味は無かったのだが、ネットで「かなりエロい!」との情報。
何?エロいとな!そうなると観なければ…だ。
何故ならば、《エロこそは正義》に他ならんのだ〜\(^o^)/
急ぎ原作も買い読了。14日のTOHOシネマズデイに観るぞ〜…と意気込み、準備万端なり〜。
が、しかし!
当日、仕事終わりに予約状況を見ると、都内は殆ど全回で満席。そこでちょっと遠い流山を目指すが、途中で隣に人が来ない状況の席は無くなり。結局、14日の鑑賞は諦める結果に(-.-)
…って事で翌日の今日、観て来ましたよ。場所は錦糸町の楽天地。
ここで満席なんぞはあり得ない…。
…8割方埋まっとるヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
しかもカップルどころか、若い女の子が多数。
いや〜凄いね〜!世の中変わったわ〜∑(゚Д゚)
これまでならば、エロは密かに見るモノだったはずなのに…。
この子達は観終わった後どうするのだろう?
おじさん妄想が止まらんぞ(//∇//)
さて…と。原作を読んでいるので、本作がほぼ原作通りに進んで行くのが良く分かる。
細かな描写までも原作通りで、例えば。初めての顧客となるヒロミとの絡み。
ラブホテルの廊下をキスをしながら、壁伝いにゴロゴロ廻り。廊下を通る人の声を聞きながら、貪る様にセックスする描写等は、原作をそのままなぞっている。
以降の展開もほぼ原作通り。
原作との違いは、わずかに湯河原の話が熱海に変更されている位か。
突き詰めると、摘発されるのが恵の…ってところが、はっきりとは描かれていないのだが。まあ、どうでも良いところでは有りました。
原作が有るとどうしても、「原作と違って!」ああだこうだ…と言われ易い。
またこの作品の様に、殆ど原作通りだと。「映画としての拡がりが!」…と、言われ易い様な気もする。
(映画の最後には原作には描かれていない、その後…的な描写がほんの少しだけ有る)
個人的にはやや後者の意見に近いかなあ〜。
作り手側からしたら、「じゃあ〜どうすりゃいいんだよ〜!」…って気持ちでしょうなあ〜。
子供の頃に経験した、母親との別れの記憶。
リョウの性格を形成するのにかなり重要な出来事だった筈だったのだが。
映画本編を観終わった後だと、その辺りが中途半端な感じを受けたのですが…。
原作にも有った、アズマの言葉。
「リョウ君は普通だから良いんだよ!」
その言葉同様に、映画自体も普通と言ったところか。ついでに言うと、エロさも普通かなあ〜。
何しろ長年色々な映画を沢山観て来てますからねえ〜。
敢えてエロを強調するよりも。強調しない方が、何故だかエロく見える時が多々あり。逆に興奮する…って時が有るんですよね〜。
ところで、西岡・佐々木の歳の違う夫婦のエピソード。
ここって完全に松坂・西岡・佐々木の3人によるトリオコントじゃあないですか〜(笑)
どうみても笑いを取りに来てるよなあ〜。
ならば、西岡らしく。ここは乳首ドリルで責めてやれよ〜(*^ω^*)
そして大谷麻依が可愛かったわ(〃ω〃)
2018年4月15日 楽天地シネマズ錦糸町/シネマ2