ザ・フォーリナー 復讐者のレビュー・感想・評価
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シリアスモンキー/復讐拳
酔拳や蛇拳といったのが初期ジャッキー映画の代表とされるけれど、個人的には初……であったはずの
監督作品、更にはコミカルアクションのパイオニアとなった「笑拳」が好きだ!クレイジーモンキーだ!日本公開時には、かのモンキーパンチがキャラクターデザインをした、あの笑拳!
嗚呼。
あれから何十年を経て……ジャッキーは素敵やん。
アクションのキレを求めるならば過去の作品をどうぞ!
ただ、歳を重ねた彼の魅力を観たいなら!
この作品を、
どうぞ!
兼ねてからのジャッキーファンとしては、息子と観たいなぁ……って思っていましたが。
全国の、プロジェクトA公開時に小学生、中学生だった大人たち。
小さい子供と一緒に熱狂するジャッキー映画
ではない。
です。
そこが残念!
復讐者ジャッキー
酔拳2、プロジェクトAを定期的に見直してるので、
まずその見た目、
年老いた(65歳)ジャッキーに驚いた。
復讐の仕方として、
爆弾で始まるしジャッキーの歩き方がガニ股で、
もしかして今回はアクションシーン無しか?
と、思わせてからのアクション。
たまげた。
若い頃にはそりゃ劣るけど、
ジャッキーのアクションそのものだった。
物語は、もっと単純で良いと思った。
やはり観たいのはジャッキーの復讐であって、
ピアーズブロスナンの生い立ちではないので、
長いアクションが出来ないのは分かるけど、
主役そっちのけで、敵役の立場ばかりやるは白けた。
復讐者は〇〇でした。と言うのは
イコライザー、ジョン・ウィックと色々あって、
復讐者がジャッキーチェンってだけで面白いので、
そこで魅せる物語にしてほしかった。
粘着気質の怖めなジャッキー
テロに巻き込まれ娘を失ったクァンは首謀者を知ると思われる政治家に会いに行くが…。
テロに関係しない人は殺さない温情復讐劇でありながら、ネチネチと執拗に情報源を揺さぶる主人公の粘着気質に恐ろしくなる。基本シリアスだがジャッキーの面白格闘も健在です。
イギリスの歴史も恐ろしい
テロが起こって、娘が犠牲になった事に激怒し問答無用の復讐を決意するクァン(ジャッキー・チェン)が周りを巻き込み、真犯人に鉄槌を下す物語。
どうしても超人的な1人物が悪人をぶちのめす展開なので「96時間」とか思い出してしまうが、ジャッキーだとちょっと違った感じになった。
なんと言うか暗い…。
家族が殺されたのは分かるが、犯人探しの為に女子どもは見逃すが他には容赦しない様は酷い。
IRA等の組織の成り立ちについて詳しくないので、少しイライラした。
あんな軍に絡む組織が下の者を抑えられないのは、致命的とは思ったが国の形成された形から不自然だから仕方がないのか?
還暦のジャッキーのアクションは確かに凄いのだが、話の展開からジャッキーが爆発して大立回りしなくても、良かった感じはする。
ピアーズブロスナン出演はともかくも、副首相ヘネシーが騙されまくってるのは呆れる。愛人から妻から、同僚からことごとく裏切られているのには言葉もない。
ラストはあれで良いとは思わないが争いが生み出すのは恨みと復讐だけである…と言う事だろう。
ジャッキー大好き!!
ジャッキーチェンの映画は本当にどれも
外れがなくて大好きです!
今回の映画はいつものジャッキーらしさは
ないにしても、本当に楽しめました!
設定など話しのテンポも良くて
よかったです!
また他のジャッキーの映画を見たくなりました❤
ジャッキーvs007
劇場公開を楽しみにしてたけど、地元映画館では公開されず。
ずっとDVDを待ってて、やっと観ることが出来た。
劇中、(名前は変えてあるかけど)IRAの爆破テロに巻き込まれて娘を失った中国人の男の復讐劇。
今まで、自身の映画では使わなかった銃や爆弾を使いながら、元IRA戦士だった北アイルランド副首相を執拗に追い詰めていくジャッキーの演技が怖くて素晴らしい。
アクションも、若い時のキレはないし、いつもの明るくかっこいいジャッキーアクションではないけど、今回の元特殊工作員という役柄にはバッチリ合っていてリアリティーを感じた。
あえて言えば、1回観ただけではIRA絡みのアレコレが若干分かりづらいし、イギリスという国の複雑な背景が分からないと物語自体が若干飲み込みづらいかも。
ジャッキー新境地
個人評価:3.4
リアルな格闘と、近距離での銃撃戦は迫力があった。ジャッキーの娘を失った虚ろな目も、哀愁漂い、新たな新境地の役柄。
ただストーリーとしてはやや迫力はなく、すごく悪い悪役も不在で、退屈な場面も多く残念。
最後のドラゴンの呼び名は、昔のジャッキーの役柄のオマージュか。
マスターベーション
ジャッキー・チェンがプロデューサーなのね・・・・・。
星だけ見てだけど、あまりの評価の高さに驚いた。
なぜ???
ジャッキーだからこそ観ようと思った。
最近の作品から多少の不安はあったが、興味の方が勝ったのだ。
だが、不安は的中。
アクションには全くキレがなく、演技はひたすらよぼよぼで、意識が遠のいた。
なんだろう・・・、ランボー気取り?がただただ痛々しかった。
一人で悦に入ってるのかと思うと、滑稽さすら感じて失笑した。
マスターベーション以外の何物でもない。
北アイルランドの問題をぶち込んできたのも、意識高い系を演じたかった?
他の方々はなぜ高評価なのだろう?
レビューに興味津々だ。
期待ハズレからの………。
元々期待しないで観賞をスタートしたが、ここ最近のジャッキー映画の中では最高傑作だと思います。
いつものコミカル感は全くないが、非常に映画としての完成度は高い。
女子供は殺さない。
そこはジャッキーらしさで良かった。
最後のセリフもジャッキーファン使用で秀逸。
ジャッキーーー!
謀略サスペンスでしたね。(しかもドロドロの)
ジャッキーが復讐に燃えるアクションかと思ってました。
ジャッキーも演技はいいんだけど途中から頭の狂った爆弾魔になってたし…
でもシリアス風が良かったです。
題名を日本語にすると「その外国人」になる。
ダサくね?
「笑わないジャッキー」
今年98本目。
ここまで笑わないジャッキー・チェンも珍しいのではないか。
そこがまた観客を惹き付ける所でした。
この映画館で今日が最終日でしたが、これ見逃していたらかなり後悔していたであろう良作。
作品は復讐がテーマですがそんなに重くなくジャッキーのアクションあり、色恋も少しあり、犯人に迫って行く緊迫感は見所満載でした。
子供の時から見てますがジャッキー・チェンが更に好きになりました。
今月神戸新開地はシネフェスです。というわけでシネマ神戸初見参。ほぼ...
今月神戸新開地はシネフェスです。というわけでシネマ神戸初見参。ほぼジジイ(笑)トイレが近いからか上映中の離着席が多い。突然隣に座ったオジイが独り言か、空気が漏れてるのか、シューシューうるさい。まあ私も寸前なので我慢(笑)
二本立て一本目。さすがはジャッキー。
娘を殺されたジャッキーが復讐の鬼と化す。コミカル要素全くなし。あー、年取ったなぁと思うもののアクションはやっぱりジャッキー。相手役、007のピアース・ブロスナンが渋い、こちらもさすが。
ジャッキーの面白い作品がまた増えた。いつまで楽しませてくれるのだろう。目指せイーストウッド。
孤高な2人の運命。歴史的背景を辿る、壮絶な復讐劇。
【賛否両論チェック】
賛:最愛の娘を失ったクワンと、組織内部の裏切り者を探すヘネシー。それぞれの立場からの孤高な戦いが切なく、重い。アクションシーンは必見。
否:北アイルランドの政治的歴史的背景を知らないと、そもそもあまり感情移入出来ない。ラブシーン・グロシーンもあり。
片や無差別テロによって最愛の娘を失った主人公・クワン。片やそんな主人公からつけ狙われながらも、独自に裏切り者を探そうとするヘネシー。文字通り対極に位置する2人の運命の邂逅が、壮絶なアクションと共に、重厚かつ切なく描かれていくのが印象に残ります。
そしてさすがはジャッキー・チェン。アクションシーンは圧巻の一言に付きます。毎度のことですが、一見の価値ありです(笑)。
そもそもの北アイルランドの歴史的背景なんかを知らないと、何となくよく分からないまま終わってしまいそうなので、余力があればちょっとだけ勉強してから観た方がイイような、そんな作品かも知れません。
無表情のジャッキー
ジャッキーって、いつもニコニコして出てる映画はコメディのひょうきん者ってイメージでしたが、この映画では終始無表情。最短経路で狙いを定め、オートで攻撃する。殺人マシーンの様相です。カンフーの達人の枠を超え、工作員として化学兵器、近接戦、潜入工作の達人として、標的に恐怖と殺戮を撒き散らしてました。息を止めてジャッキーの芸術的な殺戮を目撃する。面白かったです。
ジャッキー meets 007 or 007 feat. ジャッキー
本作を“笑わないジャッキー映画”と評した声があるが、これはジャッキー・チェンとピアース・ブロスナンのダブルキャストの作品だ。娘の復讐のために犯人を追う男と国家と組織のために犯人を炙り出す男。同じ目的を持ちつつも手を組むことのできない不器用さともどかしさ。ジャッキー meets 007と言うべきか、はたまた007 feat. ジャッキーという構成である。
一番の驚きはマーティン・キャンベル監督とジャッキーの親和性の高さだ。これまでもジャッキーはリアル路線のアクションを試みたが、今作はそれが最も良い形で表れた。中でも民宿でのアクションシーンは息を飲む迫力があるし、中盤の森林での1対1の格闘シーンには往年のジャッキーファンも満足することであろう。
だが、本作を単なる娯楽映画と思えないのは、無差別テロという昨今の世界情勢と多分にリンクする点である。本作のジャッキーもブロスナンも求めるところは平和という国家レベルのものよりも、もっと身近な家族や仲間との穏やかな生活にある。それが崩されていくテロリズムの非道さ、残忍さ。犯人側の動きが見えてくるシーンは驚くほど少なく、狙いや動機などが見えづらいのだが、故に理由なく誰が犠牲になってもおかしくない無差別テロの恐怖が漂い、バスの爆破シーンは鳥肌が立つほど恐ろしく描かれている。
終盤の大アクションも決してスカッとするお馴染みの“ジャッキー映画”ではないものの、エンドロール直前の“ある判断”にホッと胸を撫でおろしたのは私だけではないはずだ。
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