「敵目線過ぎ」ザ・フォーリナー 復讐者 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
敵目線過ぎ
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ジャッキーの娘がテロに巻き込まれて死亡。
副大統領とテロ組織とが実はつながってた。
ジャッキーはそれに気付いており、副大統領に犯人の名を問う。
でも副大統領は今はワルではなく、人命を奪うテロには反対だった。
組織の黒幕が勝手にやったことだった。
とは言え、彼の妻や愛人も組織に名を連ねてた。
でテロの実行犯と次なる犯行を警察がつかみ、部隊突入。
でもジャッキーの一足早い活躍があり、大惨事を速やかに回避できた。
警察はジャッキーを危険人物扱いするも、協力に感謝して無罪放免。
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劇場で見た。
大竹まことに似た副大統領。時に尊大な態度をとる奴だが決してワルではない。
そして大竹自身も裏で糸を引いてはおらず、犯人が誰かを知らない。
そんな状況の中、大竹の目から見た状況に沿ってストーリーが進んで行く。
だからジャッキーは神出鬼没の無敵の元軍人、みたいな描かれ方。
ジャッキーが何をどう考えて行動してるのかは描かれない。
娘を失って悲しいって気持ちくらいしか描かれてなかった。
だから何となく感情移入するようなところがなく、途中眠かったわ。
あとアイルランドがどうとか、背景が分かりにくいとこも減点材料。
まあ終わってみれば、そこまでつまらんって感想じゃなかったけど。
還暦をこえたジャッキー、多分今もスタント使ってないんやと思うけど、
まだまだ動けてたわ。さすがやな。
でも映画の中で老いぼれ扱いされてたのは違うと思うけど。
だって当時まだ62歳くらいで、今の時代の感覚じゃ老人じゃないでしょw