「少年隊宿泊所」マスカレード・ホテル うじさんの映画レビュー(感想・評価)
少年隊宿泊所
つい最まで、キムタクは好きではありませんでした。
が、この映画のキムタクの珍しいヘアスタイル
を劇場予告編で見て、なかなか似合っていたので?
観ることにしました。
キムタクの演技は、テレビで観て何を演じても
キムタクなので演技的にもあまり好きでは
ありませんでしたが、
この映画では、セリフで表現するよりも
眉毛と眼での演技が多く、表情で感情も
伝わってきており、これまでのキムタクの演技とは
印象が異なりました。加えて、キムタクも年取って
顔に皺もできており、眼の下のゴルゴ13皺が
できていて、味のある顔となっているのにも
好感を持ちました。
映画の前半では、ホテルに潜入操作で
フロントマンとして配置されたキムタクが
さまざまな種類のモンスターお客様に
翻弄され、また、指導員の長澤まさみに
厳しく指導される様子がコミカルに描かれています。
キムタクがお客様の理不尽なクレームに
何とか耐え忍ぶ様子と、厳しい指導に
刑事の目線から反抗する姿が面白ろかったです。
お客様対応のエピソードが面白く
肝心の事件の謎解きが、私の頭ではいまいち
理解できませんでしたが、本作は謎的を楽しむと
いうよりは、刑事がフロントマンとしてホテルに潜入
することと、キムタクがあのイメージでフロントマン
になることが重なって、相乗効果となっています。
ネタバレとなるので、謎解きの部分は書けませんし
原作と同じオチなのかもわかりませんが、
納得できない感はそれほどありませんでした。
これもネタバレとなるので書けませんが
ある超大物が友情出演していますが、
どこに出ているか全くわかりませんでした。
※お客様対応で泣けるエピソードが
ひとつありました。
※原作は、3つのシリーズとなっており
映画もヒットしているので
続編ができることは想像に難くありません。
※長澤まさみ(身長170センチ)と比べて
シーンによって、キムタクが大きかったり
小さかったりして、どんな身長なのか
と思いました。