熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「クレオパトラ」 in Cinemaのレビュー・感想・評価
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Kバレエ初見につき
まずは、0からの創造は素直にアッパレ! 演出するのと創作するのは段違いだと思うので。 クレオパトラを題材とした演目ってのもアッパレ! がこれまでなかったなんて、不思議。外人にも受けそうな良い題材ですよね。 さて、舞台はといえば、 噂に違わず目に美味しいセンスある装い。 セットは意外とシンプルですが、その分衣装が映えるし紗幕の”ホルスの目”が引き立っていい感じです。 そしてストーリー、 思ったよりも男性の中心で期待した感じではなったです。 クレオパトラが主体で動く話ではないので致しかたないとはいえ、男性群舞好き過ぎなんじゃないかと そして、バレエ 新作だけどとても古典な印象でした。日本人が好きなバレエらしいバレエなのかも知れませんね。 テクニックはみなさん素晴らしいのだけれど、 海外バレエ団の方を多く見ているせいもあり、ダンサーの表情のバリエーションが少なくて残念。 アントニオさん以外の演者さんはみんな顔芸が足りてない。クレオパトラもう〜ん、悲劇の部分さえ伝わってこなかったです。せっかくクレオパトラなのに、悪女なのかなんなのかキャラが受け取れなかったな…
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