「母親(妻)の有り難み、苦労が分かる映画。」妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
母親(妻)の有り難み、苦労が分かる映画。
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」鑑賞。
*概要*
平田家の人々が直面する大騒動をユーモアにたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画シリーズ第3弾。
*主演*
橋爪功
*感想*
ほぼ満席。自分以外、シニア世代のご夫婦のお客さんが多め。若い人も来てました。
1~2は鑑賞済み。2作とも面白かったので、こんなに早く続編が公開されるとは思ってなかったですw 「家族はつらいよ3 妻よ薔薇のように」のほうがタイトル的にしっくり来るんですけど、まぁ~いいか。
1は「離婚」2は「高齢者運転」そして今回のテーマが「妻と家事」。
今回は、長男の嫁である文枝さんが焦点。
ある事件をきっかけに文枝さんは家出しまい、残された平田家の家族が妻の有り難み、家事ってこんなに大変なんだっと感じてしまう描写が見受けられました。僕は独身なので、嫁はいませんが、母親の有り難みがとても分かりました…。
前作同様、ユーモアをたっぷり交えながらも平田家の日常を描いてます。玄関の扉の音が何故かコンビニの音だったり、家族の日常が細かく描かれてるのが素晴らしい。前作のキャスト、新しいキャストも登場してますが、あまり印象的に残らなかった。けど、結構笑っちゃいました。
前作よりストーリーがちょっぴり重たい。長男役の西村雅彦さんのせいですねw あれはどう考えても旦那が悪い。逆ギレするわ、謝罪はしないわ、ムキになったり、、あんなんじゃ奥さんが可哀想です。それにしても演技が上手かったな~(^^) 自分の父親と重ね合わせてしまいましたw 似てるのでw
全体的に笑い所が豊富なので、面白かったです!妻の代わりに橋爪功さんがエプロン姿で家事や掃除、洗濯をする所が何か可愛かったw
ほっこりしますし、平田家の騒動はラストを見た限り、続編ありそうです!