霊的ボリシェヴィキのレビュー・感想・評価
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霊的革命
ボリシェヴィキとは、ロシア語で革命の事らしいです。
掲げられたスターリンとレーニンの写真…
霊的実験を行う人たち…
って話ですが、うーん…
最後、あまり意味わからない(笑)
少しガッカリかな(笑)
甘めの星3です。
ルール?が分からない
タイトルのインパクトに惹かれて鑑賞。
60~70年代のアングラ演劇をそのまま映画にしたような印象だった。
内容は一言で言えば「百物語」なんだけど、なぜ「ボリシェヴィキ」なのか、なぜ日本人であろう彼らがソ連(ロシア?)国歌?をソラで歌えるのか、実験の目的は、などなど、作品内のルール?がまったく分からないので、怖さより疑問が前に出てしまった。
それを言及すること自体が野暮なのかな?
異質な恐怖感
どこか異質で少し不思議な印象の映画。心の隙間に入り込んでくるような恐ろしさがあった。
それぞれの怖い体験や夢の話をすることで場の空気を同期させ、何かを呼び出す実験。
廃工場のような施設とその中で輪になってマイクに向かい話す大人の集団は既に普通の世から一歩離れたような違和感を感じた。
一人一人の体験談も、「何か」がすぐ側に来ていることを示すような霊障も、派手ではないため妙にリアルな体感がして怖かった。
後に引きずりそうで嫌な感じがする。
元刑務官の話が好き。あの笑い声、チープな感じはするのに今だに耳から離れない。
由紀子に焦点が当たり始めてからよく分からなくなった。
結局どういうことなのか…最後は急展開であれよあれよと言う間に幕が閉じてしまうので若干置いてきぼり感が。
何が何だか分からないんだけど、そのモヤモヤした気持ちを引きずってあれこれ考えてしまうのが罠に引っかかったようでまた気味が悪い。
これを観ると霊が見えてくる(気がする)人が結構いるらしい。
分かる気がする。自分のトラウマや負の感情を発展させておどろおどろしい方向に向けてしまうのを助長するような作品だと思った。
演者が相当な棒読みでちょっと助かった…
究極の娯楽映画!
渋谷、新宿、横浜で四回見ました!とにかく怖いとこはメチャクチャ怖い!それだけでなく、歌と笑い、人間ドラマ、活劇の要素も詰め込まれたボリューム満点の大娯楽映画だった。色々、細かい仕掛けがあって、何度見ても驚く発見があります。今月、渋谷アップリンクで追加上映があるので、もう一回ぐらい見ます。
音楽も効果的です
韓英恵さんはじめ、役者さんのすごさ。
森の中や監獄や崖って映像として出てきましたっけ?語られただけでその現場の再現映像を見た気になっちゃったけど。
舞台演劇でやってもおもしろそう。
最小限のロケーションでここまで怖くできるんですねー。
Jホラーの仕掛人、渾身の力作!
リングや呪怨といったJホラーとは異なるアプローチから仕立てられた秀作。登場人物たちの語り、時折挿入される怪現象、不気味な劇半、殆ど霊らしきものは現れないのに、これだけの恐怖を演出できるとは!
流石はJホラーの仕掛人高橋洋氏、小品ながらホラーファン必見の作品に仕上がっています。
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