「ポニーテール」あの頃、君を追いかけた Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
ポニーテール
原作は台湾映画になってるんだよね。それが大好きだったから、日本語翻案も観てみたの。
前半は良くできてるんだよね。原作の雰囲気は損なわないまま、うまく脚色したなあと持って観てた。
高校卒業したところから原作を忠実になぞりだすの。天灯のシーンは、まあやりたいよねってところだけど、そのまんま台湾旅行にしたりね。大学の寮の雰囲気は、もう原作まんま。
それでストーリーもそのまんまなんだけど、ちょっと無理があんだよね。突然、喧嘩して別れた感じ。前半は原作まんまじゃないから「高校の頃から、そんなに好きだったっけ?」とちょっと意外に思ってしまったりね。
それでも月を見上げて『うらやましいな』のところは良かった。3.11つかってくるかと思ったら使わないところも良かった。
序盤の台詞で『平安堂よってこうぜ』ってあったから、「あ、舞台は長野なのかな?」と思ったのね。そしたら南アルプス警備会社が出てきたら「長野だ!」って思った。まあ、舞台はどこでも良いんだけど。諏訪とか岡谷とかあの辺だね。
主演の齋藤飛鳥さんは綺麗だね。役柄にも合ってて良かった。しかし僕はダンゼン松本穂香派のため、そっちに気がいっちゃうんだよね。
そして斎藤さん。ポニーテールがそこまで似合わないよね。「これで全男子の心をつかむ!」っていうシーンで、つかまれなかった。そこだけが少し残念だったかな。