「残念な医学生が臨死実験やってみた。罪悪感に襲われた。」フラットライナーズ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
残念な医学生が臨死実験やってみた。罪悪感に襲われた。
医大生達が臨死実験を通じて死後の世界&脳の研究をする話。
序盤は医大生達の行動がちょっとお馬鹿過ぎるので医学的話を学生達がしても信用に値しないし盛り上がりに欠けてはいたのだが、その後の臨死実験が科学的内容と死の狭間にある第六感がうまく組み合っており、物語設定を興味あるものとさせてくれた。
(現実味もあったし)
脳の覚醒と第六感の扉を開けた事で掴みはOK。
そこにホラー要素が加わり第一の犠牲者も出た‼️これからどうなる?😆
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しかし、私の期待はココがMAXだったのかも知れない。
トントン拍子に進んでくれるかと思いきや、恐怖に落し入れるホラー的存在が第六感の扉から来た人間と非なるモノでは無く、人それぞれの「過去への罪悪感」であり、ホラーへの寄せ方がシラケてしまったのである。
(ホラー自体は悪くないのに😓)
全て死に関係して欲しかったな‼️
罪悪感を表に出したいなら臨死実験じゃなくて催眠実験程度でも別に良かったのでは?と思っちゃう訳で。
最後は「何故またそんな所に戻る⁉️(そこで治る訳じゃないのだから💦)」と映画にツッコミをいれながら終了。
妙なヒネリ(恐怖の原因が罪悪感)が入ったせいで物語内容がパッとしなくなった。最近そんな映画あったな、、、
あっit(イット)だな。(あちらは人のトラウマを舞台に変な宇宙から来た生命体設定を被せちゃってたな💦)
変な脚本ヒネリのせいで病院と言う舞台設定も、臨死実験と言う特殊設定もストーリー上活きなく終わる。
後に残った感想は「残念な医学生、、、。」
他の方が「なんかなぁ、、、、」と言う気持ちも分かるww
1990年のオリジナル版を見ました。キーファ・サザーランドが主役だったと思いましたがこれにも出てるんですね。
その後24のジャックバウアーさんになって知らない人はいないくらいになっていきましたが、この映画(オリジナルの方)の彼はすごく印象的で私は好きでした。