アバター ファイヤー・アンド・アッシュのレビュー・感想・評価
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共感できない
クジラを傷つけた地球人は皆○し
個人的には、シリーズ2本ともあまり好きな作品ではないのだが、今年の冬公開作品としては断トツの大バジェット。見ないワケにもいかない。
そんなテンションで朝イチで劇場へ向かった。
字幕3Dで観賞。
上映時間197分!
トイレを徹底的に済ませて、本編スタート。
※以下、ネタバレを一部含みますのでご注意
アクションシーンは楽しい。
ラストの空中・水上・水中入り乱れての激戦はさすがの迫力だった。
ただ、ストーリー部分はどうかというと、2作目と同じく「さらわれて取り返す」の繰り返し。今回もステージが海だということもあって、全体的に前作の「ウェイ・オブ・ウォーター」と印象があまり変わらず、新鮮味に欠けるのは否めない。
というより、2作目辺りからやはり私はこの登場人物たちにほとんど共感できないでいる。
1作目はまだ主人公に地球人としての葛藤があったが、今や完全に地球人が敵として描かれている。
前提として、この星に来ている地球人はRDA社の職員や関係者である以上、いわば会社の指示によって活動をしているワケで、自然や集落を破壊されたり、仲間や動物たちが殺されたことについて、RDAという会社そのものや、上層部・幹部職員への憎悪は分かるが、地球人すべてに対して「奴らは何度でも攻めてくるぞ!」と敵視するのはどうなのか。
そして前作から、この星の「神」的な存在と交流できる少女キリが登場、本作で彼女は処女受胎で誕生したと説明される。そんなあからさまで具体的な預言者を連想させるキャラクターが、クライマックスで海の動物たちに「人間を殺せ」と明言する。
前作で「クジラ(的な動物)を殺すな」という、日本人にとっては鼻白むようなメッセージを発信してきたが、本作でもこれを彼らの怒りや憎しみの根拠におき、「クジラは殺しちゃダメだけど、クジラを殺した人間は皆殺しでOK」という、どうにも飲み込みにくい共感が、皮肉ではなく正当な映画的カタルシスに接続されている違和感。
あと、この星の現住種族であるナヴィの仕草が、前作にも増してアメリカ人っぽいのも気になった。
映画の冒頭、兄弟二人のじゃれ合いなんて、公園で3on3に興じる男の子と何も変わらない。
また1作目から気になっていたが、地球人とまったく異なる起源と進化をした生物が「愛情表現としてのキス」をするのも、私には飲み込みにくい。
そして大団円。
当初、個人的には地球人との融和みたいな話になるのかと思ってたら、ジェイクはナヴィとして生まれ変わり、キリも地球人との種族としての関わりは無いことが分かったことで、スパイダーだけが地球人との架け橋になれる存在だったが、本作で彼も「ナヴィ化」してしまった。
結局、地球人がほぼ退場して「惑星パンドラの平和は保たれた」っていうゴールなのか。
今回新キャラの「ヴァラン」はこの作品の中でも魅力的だった。
ただ、退場がウヤムヤすぎ。
「最後に彼女のもうひと展開あるぞ」と思わせて、何もなしって。
いろいろ積み残しがあるのは次回作への繋ぎなのかも知れないけど、曖昧なことが多すぎるのも気になる。
話題作かつ超大作で、視覚効果とかでアカデミー賞には名前が上がる映像は観て損はないと思うけど、これだけの上映時間を使っておいて、スッキリしない部分を残す作品は、私は個人的にはオススメできないなぁ。
是非とも4作目を!
最高の異世界体験
IMAX3Dで凄まじい没入感。映画に求める非日常体験としてこれ以上のものがあるだろうか。3時間半あっという間だった。とはいえ長いから何度もはいけないだろうけど何度かみたらもう現世に戻ってこられなさそう。
水辺の民の暮らしやトゥルクン?たちとの共生、飛びながらの闘い、すべて立体的に感じられて本当に参加した気分。
1,2と話が同じという批判をいくつか見てからいき、気付いたのは私前作ほぼ何も覚えてない。ひどいのは途中までジェイクが元人間って設定すら思い出せなかった。ロアクの兄もスパイダーも誰だっけ状態。第一作は初3Dの空中滑空で大感動したのを覚えてるし、二作目は水中生物に興奮したのを覚えてる。きっと今回の話も次を見る頃には忘れてるんだろう。それで3時間飽きないんだから我ながらお得なのかも。でもあの映像見ながら冷静にストーリー同じだな、とか考えちゃうの勿体ない。ただただ再びパンドラで生きる妄想にしばし入り込んで空中水中の疾走感を楽しめば良いと思う。
久々の3Dメガネは最初こそ人工感に違和感あり、最早ただのIMAXの方が綺麗なのでは、と思ったがすぐに入り込めた。あんな非現実的な映像なのにすごいリアリティ。立体的に暮らしを楽しめた。あー自分も菌糸まみれであの世界行ってみたい。
「アバターファイヤーアンドアッシュ」、IMAX・HIGH FRAM...
娯楽映画から神話へ
とにかく長い
全てが愛だ
神になりたいジェームズ・キャメロン
ジェームズ・キャメロンは「タイタニック」でつまらないと感じてしまい、「アバター」は未見だったが、のちにリバイバル公開で観たがやっぱり今ひとつだった。とにかくこの人の映画はストーリーが全ての作品焼き直しで、アバターも「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「ラスト・サムライ」のパターンで、それを宇宙にして、展開は映画学校の教科書みたいな基本に忠実なもの。そこに新しい視点やテーマを感じられたら良かったが、よくある文明批判しか感じられない。
で2作目はもうエイリアンしか出て来ないから役者の演技すら楽しめないので、高い鑑賞料金払ってIMAX3DHFRの映像を確認するだけの作業。
それが苦痛でアホらしいから3作目は通常の2Dで観たが、ガラガラだった。そしてストーリーは1作目から何の発展性もない。
ただ惑星パンドラの世界を完璧に作ろうとする姿勢は凄まじく、生態系に文化、宗教、言語を地球のそれを模範として作り上げる姿は神になりたいとしか思えないものがある。
ただその世界に共感できない心に響かないので退屈してしまった。興行成績の大幅な下落はそんな人が多いからだと思う。
あっという間!
変なカットシーンがある
3Dじゃなくても良い
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