「""あなたが見える""」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ すけあくろうさんの映画レビュー(感想・評価)
""あなたが見える""
極上の完結譚!!!!!!
1作目、2作目の最終統括、最終決戦。
登場する人間たちの鬼畜の所業に対して、僕たちは怒る権利はありません。
怒っていいのは?そう、トルーク・マクトに準ずる者たちだけ!………だったこれまでと、今作は一線を画していたと感じます。
スパイダーという、人間の入植が、エイワの神秘が間接的に生んだ特異点。こいつの惑星全体を巻き込んだ自分探しの果てに、それぞれがそれぞれの矜持と、それぞれの守りたいもの、守るべきもののためにぶつかり合う。
この特異点スパイダーを軸に、みてくれと中身という、アバターというタイトルらしい問いかけが行われます。
種族でくくり、肌の色でくくり、過去の過ちを捨てきれず、色眼鏡で物事を見ているうちは何も変わらない。
誰でもなく「あなた」を見ること。
それが歩み寄りの第一歩なのだ!!!!!!
…………でも、今作、というかこの物語では人間のやり方はちょっと度を超えている。だから綺麗事だけではやってはいけない世界で、「守る」ために戦うのだ。
クオリッチ大佐とバランが「壊す」ために戦っていたのなら、ジェイクたちは「守る」ため。
憎しみの炎🔥は、灰を残すだけ。
海💧は全てをつなぐ。
この辺が上手く最終決戦で対比されていたのが最高でした。
スパイダーとキリは、2作目ではどちらともルーツを求めさまよっていましたが、
3作目ではナヴィの一員になったことで、
「自分の道が誰かの道になる。誰かの道の先に自分がいる。」
という、素晴らしい結末を迎えました。
エイワの力を借りるには、仲間の力を借りること、仲間を信じること。ひとりでは届かない場所にも、皆で手を取り合えば必ずたどり着ける!
ロアクも、自分の過去の行為に後悔していながら、仲間と手を取り合って、最後の最後には父を超え、漢になり、父の背中を張れる青年に成長しました。
愛の力だけではどうしようもない世界で、皆が手を取り合い、守るために戦うことで結果的に、愛の力が世界を救う!という、どこまでも寓話なのに、どこまでも愛すべき人類至高の映画シリーズ、堂々完結です!
追記
アバター4ではなんと地球に行くらしいです。
今作でも映像、メカ諸々とんでもなかったので、地球がどんな風に描写されるかめちゃくちゃ楽しみですね!
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