「あれ?前回もこんな展開なかったっけ?とちょいちょい感じることを除けば、最高の映像体験ができる一作」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ yuiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 あれ?前回もこんな展開なかったっけ?とちょいちょい感じることを除けば、最高の映像体験ができる一作

2025年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映像体験としては、今年最大級の満足感を与えてくれる本作。前作と同じく3時間を超えちゃったんだけど、パンドラの生態系、世界観、メカ描写の構築ぶりは徹底していて、「こんな時間とフレーミングじゃ俺の描きたい世界は収まらねぇ!というキャメロン監督の叫びが聞こえてきそうな映像でした。

場面ごとの描き分け、迫力、美しさは尋常ではなく、映像的には全上映時間、ほぼ弛みを感じさせないところは、さすが狂気の完璧主義者の面目躍如といったところです。

今となっては数少ない3D映画ですが、技術的には着実に進化しているのか、前作以上に3Dメガネを通しての映像の違和感が少なく、毎シーンごとに「おおっ!3Dしてる!」って驚かせるよりも、観客にごく自然な遠近感を感じさせることを優先しているような印象でした。そのためむしろ途中で3Dであることも、メガネをかけていることも忘れてしまうほどです。それだけ観客側が3D映像に慣れた、のかもしれませんが。

このように洗練された映像と技術のおかげで、3D酔いする可能性はかなり低くなっているのですが、やはり技術的な特性なのか、場面によっては多少フレームレートが低下したようなちらつきを感じることがあります。そんな時に頭を動かすと一気に画面酔いしやすくなるので、その点注意が必要です。

物語としては、「なんか前作でも(もしかしたら一作目でも)、おなじようなことをやってたような?」と錯覚してしまいそうなほどに、物語の規模はどんどん大きくなっているのに、内容としては(特に家族関係に関する描写は)同じところをぐるぐる回っているような感があります。それでも膨大な手間と金をかけた超絶映像美でその引っ掛かりを無理やり抑え込んでくるんだけど。

年末年始にゆっくり劇場で映画を観る作品としては、最優先にすべき一本であることは間違いありません!他には『モンテクリスト伯』(178分)、かな。

yui
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