「前作の延長とまとめとなる作品」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
前作の延長とまとめとなる作品
長男ネテヤムの死により、サリー家は喪失と戸惑いにさいなまれている。
特に次男ロアクは、身勝手な行動によって兄を失ったと思い込み自責の念に駆られ、仮想空間の中に安らぎを求めている状態。
キリ、トゥク、スパイダーもこれ以上誰かの失いたくないと身を寄せ合って暮らしている。
ネイティリは、ずっと喪に服しており、誰も近寄れないような雰囲気を醸していた。
故郷を滅ぼしたスカイピープルの憎悪のみがあるだけだった。
家族をまとめるのに苦労の絶えないジェイクだった。
酸素マスクなしでは生活もままならないスパイダーを、生活区域に帰す事を決断して、ウィンドトレーダーズの船に乗り、家族みんなで見送る旅に出ることにした。
するとそこにアッシュ族たちが襲い掛かってくる。という展開。
捕まっては逃げ再び捕まっては逃げ、最後は迎え撃ってやる。っていうパターンで、これが良いのか悪いのか少々しつこい。
前作より家族が登場して、それぞれのキャラがさまざま役割を果たして家族愛というのを訴えてきます。しかしメッセージ性は薄味でむしろバトルシーンが全面にでています。これが逆に3時間20分を飽きさせないでいられます。
ビジュアルも、ナヴィと人間が絡む際のナチュラルな映像や、海や川の水面や中の質感、一緒に潜ったり水の上に顔を出し入れしてるかのような生々しさ、臨場感と迫力はお見事であります。ただこれは前作と同じでありそれ以上の物ではありません。
今回は家族の中でも、ロアクにスポットがあたっています。であれば、兄の死を一番重く受け止めて、兄の死を乗る越えてどう成長するかを見せてくれてもよかったのではと思います。
第1作はIMAXで見なければ価値が半減する作品という事で大注目されましたが、その後は様々な作品が登場して珍しくもなくなり、第2作目は全世界では大ヒットですが、日本においてはそれほどでもありませんでした。そこで、ディズニーは配信だけから、DVDレンタル許可まで出してテコ入れしています。それだけ予習してからの鑑賞は必須です。
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