「ブルドーザーと4DX」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ 弁明発射記録さんの映画レビュー(感想・評価)
ブルドーザーと4DX
すごいわ。こんなにずっと飽きずに青い人達の映画を作り続けてるのキャメロン監督しかいないよな。ってか金があったとしても別の映画を作りたくなるもんだよ。よく飽きずにパンドラの生態を追えるよな。
そもそも4DX自体が久しぶり。ウィキッド以来だ。3D映画自体久しぶり過ぎて。
今回は時間とタイミングの関係でユナイテッドシネマ豊洲になったけど、この映画館自体、ベイマックスの4D上映以来に来たと思う。
アバターは毎回映画館で観てるのだが前作は海で戦ってたなあぐらいの記憶しかなく、キャラクターの家族構成すら忘れていた。
兄貴が死んだんだっけ?全然覚えてなかった。でもちゃんと分かるように、楽しめるように作ってるのがすごいのよ。
◾️4DXの見どころ、感じどころ
・最初の兄弟で空を飛び回る場面。席が結構ぐわんぐわん動く。
・風の船団が飛び立つ場面で風が吹いてくる。
・空飛ぶ船がアッシュのやつらに攻撃される場面が一番席が動きまくった気がする。後半でも動いていたが前半のこの襲撃場面の方が動きのインパクトがあった。
・矢が当たる、殴ってヒットのような場面で必ず席後ろからボコボコが来る。
・飛行船襲撃で炎が上がる際に画面両端下からプシューとスモークが出る。この煙演出は後半の爆発場面でも度々あった。
・ヴァランが銃を沢山もらってウキウキな場面で両側スモーク演出プラス前方上からヒラヒラと紙吹雪みたいのが舞い落ちてくる演出があった。
・特に終盤のバトルで銃撃が起こるたびに映画館上後ろのあたりが光る演出があった。
・後半、クジラのボディアタック、イカ軍団の船襲撃で結構ぐわんぐわん席が動いた。特にクジラのボディアタック。後半で一番席が動いたのはここ。
・最後はジェイク対クオリッチの因縁のバトルにスパイダーが応戦する浮遊岩バトルなんだがここは席の動きはあまりなかった気がした。その分ストーリー上の見せ場になっていた。
- あとクジラ、イカに限らず水面バッシャーンになる場面は水が毎回吹き出てきた。3Dメガネがくもって拭く必要があるくらいの水がきた。一番水が来たのは後半、イカが潜水艇を割って潜水艇内のパイロットに水ブシャーやる場面。
この映画は3D、そして席まで動く4DXを意識して作ってある気がするので普通の形態だと物足りなく感じるかもしれない。それくらい4DXで観たかいはあった。
◾️ストーリーや演出の面白ポイント
・敵味方ともに割と捕まりがち、殺され寸前傾向。ここは個人的には面白ポイントなんだけど「都合よく捕まり都合よく助かり過ぎ」と気になる人もいるかもしれない。主人公家族もほぼ各一回は捕まった印象。
・アッシュ族のボスのヴァラン姉さん、せっかく凄そうな登場なのに割とやられがち。クオリッチの部下に銃向けられてるし、母ちゃんには寝首をかかれそうになるし、キリ姉ちゃんにやられて逃げて割と迂闊なのが面白かった。あとなんか儀式っぽいことをやってクオリッチ大佐の心を操るのかと思いきやそんなことはできなかったのも面白ポイント。
- あのドデカブルドーザーで捕らわれの主人公を助けるクジラ保護おじさんは何なの。そもそもあのドデカブルドーザーが強すぎるの面白すぎるだろ。銃で撃たれても平気だし。今回スパイダー以外の地球人で一番目立ったし割と重要な役割なの面白かった。
- ネイティリ母ちゃんが前半は墜落して命からがら帰還しいいところがないが後半でジェイク父ちゃん助ける展開で見せ場を作れたのは良かった。まあ実際に父ちゃん助けたのはドデカブルドーザーおじさんだけど。
- お姉ちゃんキリが強すぎ!前作からなんか自然の力を借りれます傾向あったけど今作では森の胞子で地球人呼吸可能にして、クラゲの着用でナヴィの水中呼吸できるようにして、さらにイカ軍団への敵抹殺指令までやっていた。そして終盤にはあの毛先ウニョ吸取技でボスのヴァラン姉さんを圧倒している。
- 終盤のクジラボディプレス、連続イカアタックは絵面がとても面白かった。
- 最後の生みの親と育ての親が協力してスパイダーを助ける展開は岩場から落ちそうになりつかまれ!な演出も相まって良かった。いまだにあの落ちそうつかまる展開をハリウッド映画で観れるっていうね。
- ナヴィの数歌みたいな遊びを子供達がやっていたり、火を囲んでアッシュの奴らがなんか踊ってたり、そういうあの星の文化を細かく作ってるのがすごいのよ。よっぽどの情熱がなけりゃできない。
- あと今更思ったけど多分監督はあの青くて細長い体格の人々をめっちゃセクシーだと思いながら作ってる。今回、ヴァラン姉さんの動きにそれを感じた。
◾️長いからもっと短くできたんじゃないかポイント
- 後半で主人公が奥さんとスパイダーと共に敵の基地から脱出後、スパイダーを殺そうとしてやっぱり殺せないくだり。いやあれ、3作目まで家族の一員として育ってきた少年を殺す展開にはならんだろと思うので。あのシーンは丸々カットでも良かった。まあ作り手が入れたくなる気持ちも分かるけど。
- 後半、敵味方がわんさか集まり全面戦争になりそうか?という場面で主人公ジェイクが呼ばれて捕まり連れ去られ戦闘避けられましたの場面。あれもあそこで大人数バトルにならないならわざわざ集まらなくても、単にジェイクは捕まりました展開でさっさと進めて良かったと思う。
なんにせよ、これだけの大作を作れるのはやっぱりすごいのよ。まあもうちょっと短くできるだろうというところはあるけど。
五作構想、最後までやり切って欲しい。金があったとしてもこういう映画を作ろうとはなかなか発想できないし実行もできないから。
もうちょっと生身の人間、地球人が絡むといいかな。今回ブルドーザーおじさんが印象に残ったのはCGではない人間の演技だったからかもしれないから。
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