「文明と自然の衝突、その先にある選択」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ 藤宮・アーク・紗希さんの映画レビュー(感想・評価)
文明と自然の衝突、その先にある選択
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、これまでのシリーズが描いてきた「自然との共生」というテーマを、さらに一歩踏み込んで問い直す作品でした。
美しい映像体験は健在ですが、本作で強く印象に残ったのは、価値観の違いがもたらす衝突と、その中で迫られる“選択”の重さです。
新たに描かれる部族は、これまでのナヴィ像とは異なる存在として登場し、物語に緊張感を与えます。誰が正しく、誰が間違っているのかを簡単に判断させない構成は、観る側にも考える余地を残してくれます。
火や灰をモチーフにしたビジュアルはシリーズの映像表現をさらに進化させ、単なる迫力ではなく、環境そのものが語りかけてくるような感覚がありました。一方で、情報量が多く、初見ではやや把握しづらい部分もありますが、それも含めて壮大な物語の一部だと感じます。
観終わったあとに残るのは、「守るとはどういうことなのか」という静かな問い。映像の美しさとともに、じんわりと心に残る一本でした。
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