アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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細かい事は気にせずに美しい3D映像を楽しむのがお勧め
2009年の前作では、予想をはるかに超えた立体映像と惑星パンドラに魅了されました。でもその後2015年のジュラシックワールドの、奥行きはあるものの全く立体的に見えない3Dの酷さに、これなら2Dの方がましだと思いました。3Dは手間の掛け方で大きな差が出るものなんですね。2Dはヒトが脳内補完して立体と認識するんだなあと実感しました。
さてそのアバターの続編です。細かい話は忘れていたから、地球人ってこんなにいたんだっけ、とかスパイダーって誰?とか思いますが些細な事はどうでも良くなりました。3Dの映像の自然で美しいこと。色んな生物も魅力的だし、モビルスーツみたいなのもデザインが良くてワクワクしました。
ちょっとお説教臭いストーリーではありますが、これを映画館で観ないのはもったいないです。
adapt「順応する」というテーマが前作より、深い
背を上下に動かす(哺乳類)のでなくて、左右に動かす(魚類)描写とか
子どもの方が「順応」するスピードが速い感じとか
大佐も含めて双方が学んでいく、変わっていく、「順応」というテーマが深くなっている
シガニー・ウィーバーが
「これはアニメーションではない(Animatedアニメ化ではない)」と言っている
「メイクも衣装もない演者の動きをモーションキャプチャーしている、アニメとは違うのよ!」
前作と同様に声や口元の表情も含めて、
映画演技の本質をCGに「順応」しているんだなとも思う
今作は”ウェイ・オブ・ウォーター”の序章でしかない気がする
次回作はもっと海の意味に深く触れるのではないかと期待
確かに3時間12分はタフだけど、特別編とかエクステンデッド版とか後々面倒なので嬉しいです
トイレに行く時間帯的なシーンも十分あるし、東京駅から新神戸間を映画を見て過ごすと思って体験してほしいです
美しい映像と華麗なるアクションに陶酔した!
映像の美しさは、見たことがないほど究極のものでした。まさに美に溺れるという感じです。一番胸を打ったのは、パンドラの海の描写だと思うのは、私だけではないでしょう。海の中を自由自在に泳ぐ魚たちを見ていると、「共生」がどれだけ大切であり、素晴らしいことであるかを、教えてくれているようです。トゥルクンと呼ばれる、クジラに似た巨大な知的生物と、少年とのあたたかい交流シーンには感涙です。そして、この海をバックに激しい戦闘シーンが繰り広げられます。しかも、押したり引いたりして、何度も家族は運命に翻弄されます。それでも、最後には鯨に似たトゥルクンが家族を助けるのです。その絶妙の登場に、熱い感動が湧きました。また、人間に殺されたトゥルクンもいますが、その理由は、体の中にある不老不死の液体を得るためだけだ、という設定を見ていると、実に人間の身勝手な姿にやりきれない気持ちになりました。必要のない殺生はしてはいけないと感じます。さらに戦士や家族が乗る生き物たちの健気さ可愛さは格別のものでした。そのほか、登場人物たちの淡い恋心のようなものも、透明で素敵でした。追記 いくつか名台詞を。長男を海の底に埋葬するときに「命は神からの借り物である」。賛同します。戦士が言います。「家族は弱みにもなるが強みにもなる。家族は砦である」「家族を守るのが男だ」。良い言霊です。
薄っぺら😂
映像は文句なしだけど、長すぎます。
3時間超えの超大作ですが、ストーリーは2行でまとまるくらい薄っぺらいのでストーリーを期待している人は観に行かなくてもいいかもしれません。
続編なので前作の知識がある程度求められる内容なのですが、ストーリーが薄っぺらいので何の予備知識もない状態でもそれ程困らないとは思います。
ある程度映画を観ている人なら完全に予想可能な範疇の展開でサプライズも何もありません。ただ、悪く言えば薄っぺらくて先が見えるのですが、よく言えばテンプレ通りなので安心して観れることも事実。
映像体験としては出色の出来なのでそこだけに着目するなら☆5です。ほぼフルCGの中に実写の人間が混じっていても何の違和感もなく、キャラクターの動きも自然で特に海の中の映像は息を呑むレベルで美しいです。
個人的にはキレイな音楽を乗せて海中パートだけの環境映像みたいなBDとか出して欲しいなと思いました。
その美しい海の中の映像が悪く言うとムダに長く、なんとなく映像が余りによく出来てしまったのでそれを見せたかったのかもしれないなと思いました。冗長なパートを削れば2時間に収まったと思うのですが、ストーリーがあってない様な映画なので、その冗長な海中パートがメインディッシュとも言えて、評価が難しいと思いました。
個人的に推したい点としては登場メカのカッコよさです。メカのカッコよさとデザインの説得力がSFであることの大きな支えになっています。メカ好きにはオススメ。特にスペーシアンの宇宙船が着陸してくるシーンなんかはめちゃくちゃシビれました。それと漁の場面のカニみたいな動きをするメカが好きです。
3D版を観たのですが、眼鏡の上に3D眼鏡をかけて3時間は終わった後頭が痛くなりました。
I See You
世界No.1映画の続編として申し分無し!
まさに映画館いや、IMAXで見るための映画!!!
最初から最後までストーリー、そして映像表現に引き込まれて、本当にそこの世界にいるような感覚だった。
今までみた、IMAX 3D作品で群を抜く綺麗さだった。
第一作の映像もすごかったが、森のモヤのきめ細やかさや植物の鮮やかさが格段と増していて、終始絶景を見ているよう。
なんと言っても水の表現が、リアル。光の反射や水飛沫、どれも本物と瓜二つだった。
思わず水中の場面で、息を止めてしまったくらい。
また、ストーリーに関しても、
ナヴィ族の視点で見ることで、
異国人や異物を排除しようとする人間がいかに残酷であるかを実感することができただけでなく、
家族という在り方やその絆についても深く考えさせられた作品となった。
もっかいみたい!
是非IMAX 3Dで
前作も充分映像の迫力と綺麗さに感動したが、今作は今の技術で本気で追求した結果、これまで史上最高の映像体験でした。
全編没入感が凄い。
おかげで少し疲れましたがw
宇宙のシーンが少しゲームっぽかったな、と思うのはゲームの技術が進歩した結果なのかな。
ストーリーは完全に前作の続編。
予習しておかないとちょっと理解しづらい部分もあるかも。
あとは、見逃したかもしれないけど説明不足な点がチラホラ。
人間側のシーンが少ないので、侵略者側がアバターに意識を移しているだけなのか、クローン体なのかが分からなかった。
アバターに何かあっても、人間側に意識が戻るだけだと思うので、無理にでも生き残る必要が無い気もするが…
理解不足かなw
後はキリの父親について。これも言及が無かった気がするが、宗教的な考えなのかな。
マリアの受胎みたいな。
ちょっとここも自分の理解が及ばなかった。
ストーリ的には大きな破綻もなく、家族、成長の物語としては良かったかな。
映像の綺麗さだけでなく、沈没、アクションシーンも迫力あったし、満足でした。
ただ、長いw
今年の年末年始はこれで決まり
映像美。ストーリーは…苦手。
日本の捕鯨とあなた達の鯨の殺戮を一緒にするなよ…と思いましたよ。
家族を大切に…って言いながら次男の事をまるで信用せず、長男に中間管理職させるクズ親父。
しかも周りを巻き込まないために森を出たかと思いきや、海に定住してそこの部族が危険に晒されるのには無頓着……主人公1人が敵の前に姿を現せば他は平和だったのに。
鯨みたいな生き物は人類より知性的で感情豊からしいが、群れの仲間を殺され独りになった若者に仲間殺しの汚名を着せてのけ者にしてるって意味分からん。
“悪い人間は殺しましょう”って教えてくれる作品。
光る小魚に道を作ってもらうのも良いけど、せっかくだったらその水の中で呼吸ができる妖精さんみたいなヤツこそいっぱい連れて行けば良いのでは。。
映像は本当に美しかったけど、ストーリーやキャラクターはあまり好きになれない。スパイダー君とお兄ちゃんだけが救いだった。
急にナウシカで笑ったけど。
主人公より敵さんの方が『家族愛』っぽかった。
すっっごく映像が綺麗でお金のかかっているB級サメ映画を観た感じ。
あ、出てきた機械類は結構面白くて好きでした。
世界一の映像技術を体験できる
3Dを含めた映像は必見
2022年劇場鑑賞293本目。
初めてアバターを観たとき、画面の外に飛び出して降る雪(胞子だったかも)を見てすごいな・・・と思ったのですが、その後に上映された3Dはどれも板に貼られた人や建物が順番に並べられているようなものばかりだし、目が慣れてくると2Dと変わらなく見えてきたりのくせに300円余計に取られるのかよと不満だらけでなるべく3Dでは観ないようにしていました。
しかし前評判でアバターの3Dは他と違うという話を聞き、ハイフレームレート版で観てきました。4DXも気になったのですが金沢市では吹替しかやっていないので論外。
最初の矢だけこちら側に飛び出してきて、後は画面の奥に引っ込んでしまったのは残念でしたが(もっとこっちがビビるくらい飛び出してきて欲しい)、水中のシーンなんかは3Dであるゆえの海の中の魚感がめちゃくちゃしましたし、クライマックスのアクションシーンも3Dであるがゆえの迫力が伝わってきて、目も最後まで3Dと認識していてすごく良かったです。
ただ3時間10分というRRRより長い尺でしたが、ちょっとこの環境ビデオのシーン長すぎるかなぁとか色々カットできそうなところを探してしまいました。ストーリー自体はかなりシンプルで、逆に映像美がなければ結構酷評だったかもしれません。
後ちょっとネタバレになるかもしれませんが、海の知能の高い巨大生物を人間が狩るシーンがあり、その理由は結構後の方で語られるのですが、どうしても捕鯨をリンクさせて考えてしまいます。でも日本のように肉はもちろん骨皮髭に至るまで全て使わせて命をいただくことに尊敬と感謝の念を持っている中で、わずかな部位だけを求めて後は海のゴミとしていた欧米が後になって日本にかわいそうだから捕鯨するなと何を言ってるんだこいつらという感じなのですがキャメロンさん、そこは分かっていてくれてますよね、大丈夫ですよね?
前作は
見てなかったのですが、今日、ディズニーチャンネルで見たので、その勢いで見に行きました。やはり前作は見ておいて良かったと思います。見てなかったら、置いてきぼりになるかも?でした。今度は続編への布石満載ですね。
目の肥えた今の時代ではありきたりな映画
流石はキャメロン監督、やはり時代の先を行ってましたね。
CG全盛の今の時代に映像美で驚くことになるとは思いもしませんでした。途中から先が読める展開になるものの、ありきたりでありながらも如何に新鮮に感じさせるか、飽きさせないよう展開に細かい工夫があり感心させられます。筋書きがよく練り込まれており、良くある分かりやすい物語を丁寧に丁寧に描くことで、観客がより一層感情移入しやすくなっています。本作品では家族愛が大きなテーマになっております。涙腺を刺激する展開があり涙しましたね。シリーズものではありますが、2作目がリリースされるまでに10数年経ってますから、1作目を観てない人もいるかも知れません。でも、単体だけで観たとしても十分過ぎるほど満足感が得られます。見終わった後に確実に1作目が観たくなりますがね。家族やカップルで鑑賞すると、見終わった後に作品の話しで盛り上がると思いますよ。勿論、次作にも期待しています。パート3は既に撮り終えているとのことですが、今度は更に進化した映像美となるかどうか、とても楽しみですね。新たなキャラクターが追加され、スケールも更に大きくなるでしょう。大ヒットして構想にある5作目までやって欲しいですね。4〜5はDisney Plusで6話もののリミテッドシリーズでも良いので。
映像美、家族愛に感動して泣きました。
映像美。ただやはりソレだけ…かな。
(一部ネタバレ含みます)
AEONシネマのHFR3D、VIVE AUDIOにて観賞。
前日に念のため1作目を久しぶりに確認。結果として、1作目の確認はしておいたほうがいい。
多くの方が書いておられるとおり、映像がすごい。特に海での描写は、気付くと観ている自分も息を止めているくらいにすべてのリアリティーが別次元レベル。
そういう意味で、映像がしっかり再現されている劇場、やはり3Dで観ないと意味がないというのが率直な感想。
正直、この★4つという評価はこの映像に捧げたつもり。
今回はアバター達が多数出演するため、前作よりは地球人の顔立ちに寄せてあって、見やすく、区別しやすくはなっている。
ただ、お話としては基本的に1作目の構成に家族愛を乗せた感じで、新鮮味は薄い…というか、ジェームズ・キャメロンってこういう構成の話が多いよなって。
1作目を公開当時に劇場で観た印象として、私がものすごく違和感を感じたのは、ジェイクとネイティリが愛情を交わすシーン。
まったく別の星で、文化どころかまったく異なる生物として生きてきた二人が、自然な流れで何も言わずにキスをする。
キスに特別な意味を持たせるのはやはりキリスト教的な習慣なんだろうし、さすがにそれは不自然だろと思ってしまった。
で、今作もそういう「メインキャラクターの行動がシレッと正当化される感じ」がかなり目立つ。
敵役の怨恨のために利用された、パンドラでの事業に携わる地球人もそうだし、結局のところ主人公一家も、たいして海の民族に貢献していないのに、大きな負担ばかりをかけることになる。
クジラ的なあいつとの一連も、もちろんいい話になっている一方で、当然「捕鯨」に対するメッセージではあるんだろうし、いつもの「賢い動物は殺しちゃダメ」という理屈で来られると、日本人としてはそのまま飲み込んでしまうにはちょっとイガイガしてしまう。
話のテンポは良いし、あのすごい映像なので、3時間以上という上映時間にさほどストレスはない。
ただ、繰返しや重複する演出が多いので、後半はダレてくる。
「そっちも?」「また?」「さっき同じようなことあったよね?」って。
あと、固有名詞が冒頭からかなりたくさん出てくる。覚えておくべきなのは後からまた出てくるので、ここで全部を憶える必要はないんだけど、始まったこの映像を堪能してると頭に入ってこない。
悪口ばかり出てきてしまったが、本当に映像作品としては抜群のクオリティだし、観ておく価値は高い。2Dでなら観る意味は半減以下。
是非今劇場で観賞頂きたい。
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