劇場公開日 2022年12月16日

「キャメロンは無敵」アバター ウェイ・オブ・ウォーター つばめの戸締まりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0キャメロンは無敵

2023年4月14日
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泣ける

楽しい

興奮

もちろん3Dが一番いいけど2Dでも普通の映画を遥かに凌ぐ臨場感でした。
13年前の前作を超える映像の映画がいまだに今回の続編だけなのが頷ける出来でした。
自分の周りもそうだけど食わず嫌いの人が多いので先入観捨てて観てほしいシリーズです。日本国民全員に、全人類に一刻も早くアバターWOWを観てほしいとずっと思っていました。大きなスクリーンで観ることができることで作品の良さが広まりメガヒットに繋がったと思います。世界一の映画の続編であり、あの大スケールと映像美は大画面で見ないと堪能できないものです。
タイタニック、ロードオブザリング3部作、キングコング(05)、トランスフォーマーリベンジを超える映画史上最大スケールの規模感で、あの感動が進化して蘇るものでした。
映画に行ったんじゃない、パンドラに行ってきた、人類未到のその先へ行ってきたという感覚です。キャメロン監督は絶対裏切りません。もはや人類の創造物とは思えない出来です。ピラミッドを創るよりも遥かに大変な偉業をキャメロン監督はやってのけたと思います。彼には絶対に誰も敵いません。
パンドラの世界観、映像、生き物がリアル過ぎてキャメロン監督にジュラシックワールド を超える恐竜時代の映画、ロードオブザリング級のギリシャ神話時代映画を撮ってほしいと思いながらずっと観てました。
彼に並ぶ映像を撮れる監督は誰もいないけど
匹敵するとしたらロードオブザリング、キングコングのピーター・ジャクソン監督ぐらいでは?と思います。
言うなれば、現実の海より海していて、あんなに透き通った綺麗な水中はなかなかないと思います。
パンドラは自然と生物が調和してるから地球の海より遥かに綺麗なんだと思います。
よっぽどいいところでキャメロン監督はダイビング経験があるんだなと思いました。
キャメロン監督はガッチガチの完璧主義者だから比較されそうなアクアマンには過去に辛口発言をしていました。
アクアマンの水中表現はリアルじゃないと語ったが、アクアマンはコミックを映画化したアドベンチャー作品でアバターはSF作品だから少し違います。
しかし、アバターWOWでは、そこまで言ったからにはという史上最高品質が提供されました。
ジェームズ・キャメロンのお気に入り映画16本(名作多め)の中にひっそりとポール・W・S・アンダーソンのバイオハザード 1作目が入ってるの最高です。
自身の監督作はガッチガチの完璧主義だけど、意外とB級映画も褒めることで知られてる彼は、バイオハザード Ⅳアフターライフやトランスフォーマーダークサイドムーンの3Dにも貢献してるんですよね。
MCUもDCも好きだけど、キャメロン監督がMCUやDCを批判しても自分はキャメロン監督も彼の作品も嫌いになったりはしないし、作品を貶したりはしないです。彼の作品が好きです。
このように観客を魅了する要素しかないのでメガヒットしたと思います。

つばめの戸締まり