「パンドラ年代記の始まり」アバター ウェイ・オブ・ウォーター シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
パンドラ年代記の始まり
前作はネイティブ・アメリカン迫害の西部劇みたいだし、ナヴィの造形もあんまり好みでないので、今ひとつノレませんでした。今回も3時間超の長尺なんで覚悟してたけど、いざ見始めたらすごくよく出来ていて面白かったです。映像の凄さは皆さん絶賛されている通りだけど、ナヴィの姿や惑星パンドラの情景に違和感がないため、本当にこう言う生き物や風景が存在しているような気がしてきます。3時間超にもかかわらず、ほとんどダレることなく、クライマックスの捕鯨戦艦との迫力あるバトルは、キャメロン監督らしい力技で盛り上がります。サリー一家の絆がテーマのようだけど、むしろ今後はジェイクの子供達の話しがメインになっていくような気がします。そう言う意味では、今回の第二作目は単なるパート2ではなく、サリー一族を中心にした年代記の始まりの予感がしますね。第三作目以降が楽しみになりました。
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