「ある意味キャメロン名人芸の詰め合わせみたいな映画」アバター ウェイ・オブ・ウォーター ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味キャメロン名人芸の詰め合わせみたいな映画
結局新年一発目の映画。
ジェームズ・キャメロンほど憎らしい敵を描くことができる監督は他にはいないっていうのを再認識。もう「やっちまえ!」と思えるほどに単純で野蛮な敵の人間は宮崎駿作品にも共通している。そういえばラストはナウシカみたいだったけれど。
しかし戦闘機と水没、捕まった、逃げた、水責めで死ぬ!という辺りの名人芸を久々にみた。案の定、さあ息を止めろーという時にいっしょに生きを吸ってしまうのはそれくらいハマってるってことだろう。タイタニック以来。
これだけ単純化した異世界追跡劇で3時間ってのも凄いがほとんど異世界描写と戦闘で飽きさせないですね。やっぱり若いシガニーウィーバーのキリが素晴らしい。
とはいえ中身を深掘りしたくなる要素は皆無なのだけど、戦闘シーンの見応えにお金を払う価値は充分ある。
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