「未来が見える」アバター ウェイ・オブ・ウォーター さるばばさんの映画レビュー(感想・評価)
未来が見える
出だし数十分は期待通りで身を乗り出し気味
中間の約二時間は半目(眠いのではなくガッカリ脱力で)
終盤の数十分は再び身を乗り出しラストで感動
こんな感じでした。
地球側、あれだけの人員と装備(当然経費も)を動員して
目的はジェイク一家の抹殺??私怨???
住めなくなる地球の代替地としてパンドラを取るみたいな台詞あったけど、そのミッション遂行の描写ありました?
森の民の消息どうなっちゃったんですか?
話のスケールちっちゃくないですか?
前作のクオリッチ大佐の大ファンです私も。
しかしながら、前作で人気キャラになったからといってクオリッチ大佐を再び・・・というやり方は個人的には歓迎できません。
二作目には二作目の、三作目には三作目の魅力的なキャラを登場させる、という方がいいなあ私は。
五部作の構想だそうですが、この大佐、いずれはジェイクの味方になるとかの気持ち悪い展開にするつもりじゃないでしょうね?
若干、嫌な匂いがしましたが・・・
あと、クオリッチとジェイクは実は親子だった・・・とか、それ系ヤメてね絶対。
でも、なんだか嫌な未来が見える。
スター・ウォーズと同じ轍を踏む未来が・・・
どうか杞憂に終わりますように。
でも、さすがジェームス・キャメロンです。
終盤のクライマックスでは手に汗握ります。
映画監督としての力量が半端じゃありません。
あんなに頭の中でブツブツ文句言いながら観ていた私をも腕力でねじ伏せてしまいます。
ラストでは、うるっと来てしまい、いい感じで劇場を出ることが出来たのでした。
「あれ?俺、文句たらたらで観てたんだよなあ確か」と思い出したのは帰りの電車の中でのことです。
でもなあ・・・
前作は何度もリピートしましたが、今回はこの一回でいいかなあ。