「異次元の映像美」アバター ウェイ・オブ・ウォーター 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
異次元の映像美
異次元の映像美。そう書くしかないことが少し残念です。前作(09)も映像に圧倒されましたが、それ以上に興味深かったのが、分身(アバター)の肉体で自分のまま生きられるという部分。そして、ドライバーである自分が死ねばアバターも死ぬという自然な(?)流れから、さらに一歩踏み込んで、エイワの力で意識をアバターの肉体に移すという神秘的な展開にワクワクしました!その続きは、家族の物語になり、森から海へと舞台を移して今度は何があるんだろうと期待大で観てましたが、中盤以降は、侵略者である人類と自然と共生して生きるナヴィが壮絶な死闘を繰り広げるという前作と同じ展開で、新しさを期待しすぎたせいか、少々物足りなさを感じてしまいました。そんな中で一番興味深いキャラがキリ(シガニー・ウィーバー)でした。出自に悩み、というか、謎に包まれているし、エイワと共鳴する力をもっていたり、このあとの展開がとっても気になる存在です。そういう意味では、次回以降につなげる橋渡し的な作品だったのかなという気もします。いずれにしても映画史に残る大作には違いありません。次作もとっても楽しみです!
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みかずきさんのコメント
2023年1月1日
コメントありがとうございます。
今年も宜しくお願いします。
今作の世界観と、ポセイドンアドベンチャー、タイタニック、風の谷のナウシカの世界観は違います。
他作品を彷彿とさせるシーンが多いと、折角の今作の世界観が乱れます。揺らぎます。今作のオリジナリティを大切にして欲しいです。
では、また共感作で。
-以上-