「アバターのような映像革命は感じなかった」アバター ウェイ・オブ・ウォーター おまけさんの映画レビュー(感想・評価)
アバターのような映像革命は感じなかった
映像 ★4.5革命的とまではいかないが最高峰
ストーリー ★2.5 平凡
序盤 前作の抵抗で一時的に人間を退けたものの再度の侵略により大地が奪われてくところから始まり、狙われている主人公家族は森から離れ、海に行きます
中盤 海の民としての文化を学び部族に溶け込んできた一方で敵は主人公が海にいると当たりをつけ探し回ります
終盤 海の民と主人公が協力して敵を倒すというよくある流れの話です
ストーリーに新鮮さは感じませんでしたが普通に綺麗な映像でドンパチするので盛り上がりはあります。序盤からちょくちょく戦闘が入るので中だるみはしなかったように感じますがちょっと長いと感じました
アバターの時からあまりストーリーに魅力は感じてなかったので前作ファンだと感じ方が違うかもしれません。アバターの姿はルッキズム排除には成功してそうで時代を先取りしていたのかなーと思いましたが誰だか分からないのはちょっと難点でしょうか
特に驚くようなストーリーはないのでちょっと一部で騒がれている作中の捕鯨について書きます。これについてよく思わない人はストーリー★1かもしれません
作中では文化的に神聖視されている動物として出てきたのでまぁ捕鯨反対はしょうがないか…と思ってたんですが人間より頭がいいことにしたり(確か音楽、哲学、数学も解するとか?)なぜかこの生き物だけ人語が話せたり、捕鯨の装置になぜか漢字が書いてあったり白人の思想まんまでした。食う魚や野生のサメには同情しないし。鯨を神聖視するのも捕鯨も両方文化なのに、例えば牛を神聖視する国に目もくれず牛食いながら説教してるのは驕りじゃないでしょうか
あと作中で一応部族に配慮していた捕鯨船が軍に強制的に協力させられ最後軍もろとも皆殺しになったのがちょっとかわいそうだったんですけど願望解放したんですかね笑