「人を選び、ついでに劇場さえも選ぶ作品!」アバター ウェイ・オブ・ウォーター やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
人を選び、ついでに劇場さえも選ぶ作品!
13年前の前作同様、今回もIMAX3D字幕での鑑賞です。この作品は前回も強く感じたのですが、現代で考えられる3D映像の最高峰と言っても過言ではありません。
ただ、中途半端な輝度の低い3D映像設備しかない劇場、ましてや2Dなんかでお茶を濁したらその魅力の半分も感じることが出来ないでしょうから、仮に近くにIMAXシアターがないなら、ちょっと遠出をしてもIMAX3D一択で鑑賞をぜひお勧めいたします。
劇場の選択をミスりさえしなければ、至高の映像体験の始まりです!今作は密林を抜けて「母なる海」が物語の舞台・・・本当に美しい世界が生き生きと眼前に拡がります。海中シーンなどは没入感が凄まじく、息苦しささえ感じるほどでした。
一方続編としては、前作の巧妙な設定であった「アバター」は名ばかりとなり、シナリオ的な妙味、とくにハラハラ感は全くなくなりましたね。あんなにアクションシーンは動きが凄まじいにもかかわらず、人質とられまくるにも関わらず(笑)。
捕鯨船(もどき)をディスるパートもしつこい!鯨(もどき)を出してまで環境メッセージ伝えるのは監督の趣味だと思いますが、日本人である私にゃ違和感バリバリです。海の幸に感謝する様なシーンも皆無・・・彼らは普段何食ってるのか謎。思想的にも人を選ぶなあと思いました。
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