「見守るだけが家族でも愛でもなく「理解しようとすること」が大切。」アバター ウェイ・オブ・ウォーター かずくんさんの映画レビュー(感想・評価)
見守るだけが家族でも愛でもなく「理解しようとすること」が大切。
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結論から言えば「微妙」。
前作の敵役があっさり生きていた時点で、正直展開が読めて仕舞った。
既に3作目も製作済な点から批判的に見ていたが、圧倒的に説明不足。特に家族の掘り下げがあまりなく、「家族としての絆」が薄っぺらい。
長男次男はアップにしていたが、母や末っ子が一番低く、姉に関しても3作目の布石の為の演出(前作死亡したお母さんと繋がるシーン)としか思えなかった。
映像や大筋のストーリーが悪くないだけに、映画単体としてみると如何してもあっさりしている。
「これで3時間か…」と思えた。
3時間もあってメインの家族のシーンを描けていないのか、と。幾ら次回が確定しているからにしても…。
初見お断りなのは仕方ないが、敵役の不快指数を上げているのは変わらない。そのシーンをやけに重くするぐらいなら、如何に対立していても家族が互いを想うかを掘り下げてほしかった。
また、ジェイクは元軍人で父親の経験が無い。
怒るしかできないのは仕方ないと達観出来ても、前述の家族像が浅すぎてイライラして仕舞った。
んー、非常に惜しい。
3作目も同じスタイルになるだろう…、不安ではある
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