「どうしてシナリオはこうなるのか?」アバター ウェイ・オブ・ウォーター kiritohyさんの映画レビュー(感想・評価)
どうしてシナリオはこうなるのか?
十数年前の第一作を第一時間で見る観客として、失望としか言えません。映画自体いろいろツッコみたいところが多すぎて評価3点にしたいとおもいますが、家族と侵略というテーマにどう受け入れるかは人それぞれで、私はプラス0.5で、3.5点にしました。
まず映画自体の画面の迫力は時代を考えたらしょうがないですね。第一作の時点のデジカル技術と今の時代の差が大きすぎで、逆に今作自体の実力は悪くないが、大した進歩はない。観客がすでにリアルcgを慣れている現在、どれだけ深い印象が残されるでしょうか思わず疑問を持っています。
そしてシナリオは最もツッコみたいですが、言いたいところが多すぎて、逆に何も言いたくなくなりました。第一作とほぼ同じく単調な展開、同じ敵がただ復讐のために来るとか、このソルジャと息子の場面は家族のインタラクションを表現できなかったところか、逆にその息子に少し裏切りもののような雰囲気に感じられてしまった。
実は、科学者の娘とエヴァの交流やソルジャ関係の記憶を移植したら、元の人との関係はなんなのかなど詳しく描写したら面白い展開はあるのに、時間が無駄な演出に取られすぎて、演じできなくなったではないでしょうかね、残念でした。
ただ、侵略と正義という古いテーマは個人にとってまた深く考え始めました。第一作はどうして私たちは人類なのに、地球が滅びかけたのに、思わずアバターの味方になったのか?もっと地球の悲惨な場面を出して、アバターの交流を通じない場面を出して、考え方が変えるでしょうか?ましてや、人類の歴史は一部分は侵略の歴史、生物とする視点から考えると、強者は生きるという観点も全く間違ってると言えないでしょう。
とはいっても、今作は人類に対する描写はさらに単調化して、ただひたすら侵略しかできない戦争兵器のような知能生物(ただ戦争のための知能かもしれない)と感じられて、こいう場面を見るたびに、私がすごくイライラしてしょうがなかった。もはや現在の世界も不合理な戦争ばっかりて、その裏の真実、政治、正義はマスコミがリード下のような単純な話してはない、私たち自分から独自の思考を持たなければならない、決して目を背くわけにはいかないと強く感じました。果たして平和なコミュニケーションを実現ではないでしょうか?
とは言え、今作の侵略に対するテーマの描写の進捗はない、上述の話はすでに第一作から得られました...残念、製作陣はお疲れ様でしたが、次回作を頑張ってください😂