「パンドラの平和を脅かす、悪しき人間をやっつけろ!」アバター ウェイ・オブ・ウォーター にわかが頑張って映画レビューするさんの映画レビュー(感想・評価)
パンドラの平和を脅かす、悪しき人間をやっつけろ!
そんな気持ちで終始観てしまうが、観ている自分がその人間であることに気づき、何だか複雑な気持ちになる。これがジェームズ・キャメロンの狙いなのか…。そんなメッセージ性が前作より強くなっているように感じる。
まさに監督の理想郷であるパンドラをいかに美しく描くか、そこのこだわりは今作も凄まじい。特に海、水の表現は今作一番の見所。そして、そこを舞台としたナヴィの一族を守る戦い、サリー家の家族を守る戦いには胸が熱くなり、192分の長尺感はさほど感じない。
全部で5部作という壮大なサーガだが、これからどう展開してまとめていくのか。パンドラ、ナヴィだけでなく人間にとっても希望のある話になることを期待したい。
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