「パンドラ物語の行方」アバター ウェイ・オブ・ウォーター ヒックス伍長さんの映画レビュー(感想・評価)
パンドラ物語の行方
前作から13年を経ての2作目。
ジェイクとネイティリにも家族が出来て、平和に暮らしていた。
しかしながら地球人はまたしてもパンドラに降り立ち、ジェイク達ナヴィ族を襲う。
ジェイク一家は棲家の森を離れ、海へと移住先を探し求めるのだった…。
驚異的な技術革新により、もはや背景はほぼ実写。
人類側の探索マシンも、ある意味日本アニメに登場しそうな機械の実写化なのだが、映像化の完成度が凄すぎて、好きな人にはそれだけも一見の価値はある。
86年公開当時、劇場鑑賞した「エイリアン2」で、とにかく心を鷲掴みにされたのは、劇中に登場するドロップシップ、APC、パワーローダー等、未来型マシンの数々。
この方向性が今でも全然ブレてないジェームズ・キャメロンのこういうこだわりが大好きだ。
ただ、全5作のシリーズ化を予定している点においては、ストーリーの推進力が果たして持続するかどうかは正直不安である。
キャメロンの代表作「ターミネーター」が、2以降はストーリーの破綻により、シリーズとしては正直失敗しているという実績があるからだ。
いやまあ、今回はそんなことは無いと思いたい。
とにかく本作は劇場で観てこその作品である。
出来るだけ環境の良いスクリーンで観るべきだと思う。
IMAX 3D
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