「劇場で観るべき」アバター ウェイ・オブ・ウォーター Syuさんの映画レビュー(感想・評価)
劇場で観るべき
面白かった。3時間を超える大作ですが、退屈な場面は無かったです。
どこのシーンを取っても印象的で、これが想像の世界とは思えないくらいディティールは細かいです。
ストーリーやキャラクター、テーマ性もさる事ながら、それらを高いレベルで昇華した上でしっかりとエンターテイメントしている所がジェームズ・キャメロン監督の凄いところだなと思います。
3D映像に関しては、前回がもう10年以上前なのであれですが、最初のアバターで受けたような衝撃は無かったです。(自分が観た劇場が2D版を大きなシアターで上映してて、3Dに関してはスクリーンが小さかったので、大画面で観るとまた印象が違うのかなとも思います)
他のCGIが満載の映画を見ても、もはや何とも思わなくなっちゃいましたが、アバターに登場する生き物たちの映像はまるで実在するような存在感で、CGIを観てるんだな、とかそういう余計なことを意識せずに映画に入り込むことが出来ました。
ただ個人的にはクオリッチの再登場はあまり良くなかった。やはり前作の強烈な凄みは出て無かったかな。
ナヴィとなりネイティリと共にパンドラで暮らすジェイク。子供と共に平和で充実した日々を送るが、ある日再び以前よりも強力な軍事力を伴って人類がパンドラにやって来る。
地球が住めなくなり、その移住先としてパンドラに人の住める環境を作るために。
森は焼かれ人工物が建造される。
ジェイクは人類の侵出を阻むためレジスタンスとなって戦うが、訪れた人類の中にかつての宿敵クオリッチの記憶を持ったアバターがいて、ジェイクを付け狙う。
部族を危険から護ため、やむ無く森を捨て海の部族に身を寄せるが、執拗なクオリッチはどこまでも追いかけてくる。