「美しき青…身も心も震える圧倒的体験!」アバター ウェイ・オブ・ウォーター しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
美しき青…身も心も震える圧倒的体験!
"アバター" シリーズ第2作。
IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞(HFR,3D,字幕)。
冒頭のシーンから、私の目と耳と心は私のカラダを離れて、遥か彼方のパンドラへといざなわれていった。それくらいの没入感を得られる素晴らしい映像体験が約束されている。
海の青がとにかく美しい。水中に射し込む陽光も光の広がりがリアルだったし、暖かみまで感じられて、とてもCGとは思えなかった。そこに生きる生物たちの存在感も、実際にいるのではと錯覚させられるクォリティーであった。
ハイフレームレート(HFR)で撮影されたシーンでは、その滑らかさの効果によってより現実味を伴った映像となっており、3Dとの相性も抜群で、没入感が増した。
家族の絆に重点を置いた物語にも引き込まれた。家族のため敵から隠れる道を選んだジェイクが、想いもよらぬ悲劇を乗り越えて弱点を強さに変え、宿敵に挑む姿に胸が熱くなった。
つくり込まれた圧巻の世界観に浸り、迫力満点のアクションシーンを体感するには配信やソフト化を待たず、映画館で観て欲しい。通常のスクリーンではきっと物足りないはず。本作を鑑賞する際は強く強く、ラージフォーマット推奨だ。
~2022年、映画館納め~
[以降の鑑賞記録]
2023/01/16:梅田ブルク7(ドルビーシネマ,HFR,3D,字幕)
2023/01/21:109シネマズ大阪エキスポシティ(IMAXレーザー/GTテクノロジー,HFR,3D,字幕)
2023/06/11:Disney+(吹替)
※修正(2025/05/24)
確かに、圧巻の世界観でしたが、
終盤、ポセイドンアドベンチャー、タイタニック、風の谷のナウシカを彷彿とさせるシーンがありました。
このような既視感があるシーンを観ると、やはり、その作品の世界観が割り込んできます。折角の圧巻の世界観が揺らいでしまいます。
次回作では、圧巻の世界観を貫いて欲しいです。
では、また共感作で。
ー以上ー