007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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ダニエル・クレイグお疲れ様、の気持ちのあまり、シリーズ最長尺となった一作。
当初ダニー・ボイルが監督、脚本を担当する予定だったところ途中降板となり、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が指揮をとりました。見どころがいっぱいですが、その分上映時間も2時間半超とかなりの長尺になっています。正直言って、特にキューバの下りは、大幅にカットしてもあまり話の筋に大きな影響はないような気がするんだけど、やはり話題となっているアナ・デ・アルマスの演技が素晴らしく、次世代のボンドガールをお披露目する上でも必要だったのかも(後でインタビュー記事を読んでみたら、やはりキューバの場面は彼女のために用意されたとのこと。やっぱり!)。
冒頭から息もつかせぬアクションで見せ場を作ったかと思えば、最強の敵サフィン(ラミ・マレック)の場面は対照的に静的であったりと(日本要素が強めなのはフクナガ監督が自身のルーツを意識して意図的に取り入れたとのこと)、フクナガ監督の緩急の効いた演出は見事です。
派手な見せ場と比べると目立ちませんが、実は本作に登場する子役の女の子の表情、動きが自然で、こちらも素晴らしいです。子役の演技を引き出す名手、是枝裕和監督を思い浮かべる程でした。フクナガ監督はどうやって演技指導したんだろう?メイキングがぜひみたいところです。
サフィンの過去と現在でちょっと年齢的に辻褄が合わないところがあるとか、やはりいくつか引っ掛かるところはあるものの、クレイグ版ボンドの幕引きとしてはこれ以上ない内容でした。
前作視聴必須
まあ面白かったです
ただ日本要素別になくても良かった気がする
和風っぽい部屋の床が急に開いて敵が逃げていくのコントっぽくてちょっと笑いそうになった
あとせっかく能面不気味で良かったからもっとつけたままでも良かったと思う
前作からの続き物なのでスペクターは最低限見ていこうね
新人パロマはお茶目で動けて素晴らしかった。悪いやつに何かと和のテイ...
新人パロマはお茶目で動けて素晴らしかった。悪いやつに何かと和のテイスト持ってくるのはなんなのだろう。それから、妙な時間飛ばしのカットが気付いただけで2つあった。この監督、変わった感覚を持っているのかもしれない。
クレイグの最後かと思うと寂し〜
顔に皺があるやら、肉体の劣化やらどうでもよい。
歳を重ねているのだから当たり前で、むしろ私は男の色気を感じたな〜
アクションシーンもラブシーンも大変良かった!
最後にひょっこりドライブしてるシーンが出るかと思って期待したけど残念。笑
完璧
シリーズ一度もみたことないけど、ダニエルクレイグがあまりにかっこよく、音楽も、全てがよくて、レンタルで前回までをみてみました。で、結局ノータイムトゥダイは3回みて、浸りました。本当に最高です。映画として。
映画評論家が絶賛するほどではなかった。
この方主演最後の作品だったようですが、敵対するようになったMと突然和解?めまぐるしく変わる場面つながりがよく分からない場面が沢山出てくる。確かに好きなシリーズですが一人の評論家(生島ヒロシの番組で)が絶賛する程ではなかったですね。
有終の美、クレイグのジェイムズ・ボンドの見応えあるアクション映画も、脚本と演出は未完成
ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンドという事で劇場鑑賞する。160分超えるスパイアクション大作の見応えに退屈せず観終えたものの、初出演の「カジノ・ロワイヤル」に見合う面白さは感じなかった。これは個人的に間の3作品を見逃している知識不足が影響している事と、前作「スペクター」から繋がるマドレーヌ・スワンとの恋愛部分に感情移入し難いハンディキャップの為であろう。クレイグ有終の美に花を添えるヒロインに魅力を感じないでは、この映画を本当の意味で鑑賞したとは言えない。その自覚の上での感想になる。
先ず良かった点は、タイトルバックまでのプロローグが非常に長いながら、演出的にも工夫されていたこと。開巻のマドレーヌが襲われる緊張感と能面のサフィンの不気味さが、凍てつく北欧の舞台にマッチしたサスペンスを作り出していた。そこからイタリア・マテーラに転換させて、ヴェスパー・リンドの墓の前で爆弾テロに会う衝撃から、岩山に張り付く洞窟住居の街並みで繰り広げられるカーアクションの迫力が素晴らしい。何十発もの銃撃に被弾しヒビが入る防弾ガラスが、氷結した湖面の前のシーンに繋がる。マドレーヌを信じきれないボンドの行為が、彼女のトラウマの秘密を想起させる巧みな演出。そしてタイトルバックなのだが、これが意外と素っ気ない。細菌兵器に関連したDNAとピストルをデザインするが、もっと遊び心と派手さがあってもいいのではないかと思った。
続くジャマイカから舞台をキューバに移してからのアクションもいい。CIAエージェントパロマと二人で科学者オブルチェフを救出するところでは、クレイグとアナ・デ・アルマスのコンビネーションが最適。今回の作品において俳優の魅力の点では、クレイグは勿論ながら、このアルマスが最も輝いていた。ヒロイン レア・セドゥは役柄上影のある女性の難役であり、サフィンのラミ・マレックは日本テイストの趣味をもつテロリストのチグハグ感が拭いきれず、後任の007のラシャーナ・リンチは対抗意識とユーモアがかみ合わず、それぞれに俳優の魅力や実力に見合っていないように感じた。Mのレイフ・ファインズとQのベン・ウィショーは極々普通。脇役では、ボンドの旧友フリックスのジェフリー・ライトが良く、裏切りの国務省役人ローガンのビリー・マグヌッセンと科学者オブルチェフのデビット・デンシックは、キャラクター表現が取り立てて印象に残らなかった。
各俳優の個性が今ひとつなのは脚本と演出の責任だと思う。今の世界情勢を反映させた細菌兵器を題材にした取り組みや、最終舞台を日ロの領土問題のある島に敢えてした作劇が、大掛かりなままで未消化であり、各キャラクターの細かい表現には拘りが少ないからだ。最後のクライマックスに繋げるためのストーリー構成には、逆行の筋建てをしたような作為が感じられ、物語の意外性の驚きと面白さが弱い。と言って、サフィンの秘密基地の枯山水や畳のある和室の日本びいきの必然性が能面だけでは、やはり違和感を感じざるを得ない。形だけの国際問題や多様性は、映画としての説得力を持たないと思う。
クライマックスの演出で勿体ないのは、ボンドの行動を追うばかりで、マドレーヌとマチルドの脱出シーンとのカットバックがないことと、ミサイル爆撃を強行するイギリス国軍とMI6の選択に至るまでの葛藤が描き切れていない事の二点。ラストは、もっとボンドの悲痛さが伝わる演出をして貰いたかった。全体の印象としては、タイトルバックまでの良さが進むにつれて少なくなり、アクションシーンに頼った007であった。
それでも、大作完成までのいざこざや公開までの苦難を考慮すれば、十分ではないが満足したのも事実。それに、ジェイムズ・ボンドそのものを体現したショーン・コネリー以来の逸材、ダニエル・クレイグのボンド映画をまだ全部観ていない余地がある。順を追って、またこの映画を楽しみたい。
ダニエルクレイグのジェームズボンドって言うと割と踏んだり蹴ったりだ...
ダニエルクレイグのジェームズボンドって言うと割と踏んだり蹴ったりだったような気がする。
いつも生傷だらけ、服は土埃まみれ、だいたい最初のカジノロワイヤルからして拷問されて危うく…
そんなダニエルクレイグのジェームズボンドが一番好きでした。
もちろんこれは集大成的な作品です。
お疲れ様でした。としか言いようがない。
星はもちろん五つ、本当は五つでは申し訳ないぐらいです。
アクションは控えめ、ドラマ重視
ダニエル・クレイグのシリーズ最終作だからなのか、ドラマ部分がフューチャーされた作品となっている。
登場時間は短いが強烈な印象のアナ・デ・アルマス、もしかして彼女がメインキャストになったりして!などと期待してしまう…
とはいえ、次のボンドは誰なのかしばらく議論出来そうですね。
ダニエルボンドのアクションサイコーでした❗
最初からアクションスゴすぎ❗
後半逆にだれた。クライマックスの盛り上げ単なる銃撃戦だけでネタ切れかな⁉️
サフィンがインパクト弱いかな。
最後もどうかなあ❗今までにないパターンだけに………
さらば、愛すべきクレイグ・ボンド
原題の意味は「死んでる暇はない」あるいは「死んでる場合じゃない」
ダニエル・クレイグが今作で007シリーズを卒業。
過去のボンド役とは一線を画した新たなヒーロー像を確立し、世界的大ヒットを記録してシリーズの格を上げた功績は大きく、この最終作は"クレイグ・ボンド"に相応しい花道をと、製作側もかなり意気込んだ内容となっている。
しかしその貢献へのリスペクトを重んじるあまり、新しい基軸の一つであったエモーショナルでウェットな人間ドラマの要素がより色濃くなり、その方向に寄り過ぎた感が否めない。
それを求めていたファンもいるだろうが、個人的には謎の美女パロマが登場するキューバのシーンや(もっと観たかった!)、イタリア・マテーラの洞窟住居の絶景をバックにしたカーチェイスやバイクシーン(ややジェイソン・ボーン的ではあるが)の方が、ロケーションムービーとしての楽しさとクレイグ・ボンドのクールでハードなリアリティアクションを堪能できて嬉しかった。
ぶっちゃけ言うと、これまでもあったボンド自身のルーツや前任の上司Mとの絆、「カジノ・ロワイヤル」で死んだ元恋人への未練なんてのはどこかで捨てて、007シリーズの根っこにある純粋な娯楽の精神を今こそ貫いて、スーツ姿にアストン・マーチンで世界を颯爽と駆け抜けるビッグスケールのスパイアクションに邁進してほしかった。
どこかで観たような泣かせにかかる展開は逆に興醒めすらしてしまった。
この脚本はどうにも好きになれない。
元々のダニー・ボイルが降りて、代わりに就いた日系アメリカ人監督キャリー・ジョージ・フクナガは、TVシリーズの「トゥルー・ディテクティブ」は最高に良かったが、今作はさすがに荷が重かったか。
今回の悪役サフィン(ラミ・マレック)もかなり中途半端に感じる存在感で、これがボンドたちがずっと追い続けてきた悪の組織スペクターをも壊滅させる最恐の敵だと分かり拍子抜け。
敵のアジトに潜入して彼と対峙する後半はハッキリ言って退屈で心躍らなかった。彼の動機に関する語りのシーンも説得力に欠け、正直こんなことなら片眼になったスペクターのドン、ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)を完全復活させてほしいくらいだった。
敵が強く魅力的であるほど作品自体が輝くというのを改めて感じた。
ダニエル・クレイグは私の中でもジェームズ・ボンドとしてベストではあるが、残念ながら今作は彼のベストにはならなかった(個人的にはワーストかも)
彼を超えるボンドを作り上げるのは今後なかなかの難業だし、意外と駄作も多い本来の007にハードルを下げてこちら側も観る必要があるだろう。
せめてQ(ベン・ウィショー)は引き続き出てほしいなぁ。
泣いた!!
ダニエルクレイグかっこよすぎる😩❤️
あとパロマ役の女優さんかわいすぎた
そして最後あんなん泣くやん😭😭😭😭😭😭
もういっかいダニエルクレイグのジェームスボンドみたい!!!!!
そしてビリーアイリッシュの曲も良い🙆♀️💯
長編に感じさせない展開!ランクルも出てくるカーアクション!
幼い頃から聞いてきたあのオープニングが聞こえると
ゾクっと鳥肌が、、待ってました!
やっぱり007は監督や脇役がどうかとか気にせず
反射的に見たくなる映画!
ダニエルが卒業宣言していたので、
拝むように観ました!
加齢は抗えないし、顔も身体もたるんできた感じはしますが、やっぱり運転シーンやガンアクションは
フツーにかっこよかった!!
これ出来るネクストアクター、なかなか居ないんじゃないかかしら。
レアせドゥは「アデル、ブルーは熱い色」のときから大好きなフランス女優だし、またキャスティングされていて良かった!
北方領土まで出すなら日本人とかアジア人も出して欲しかった気もするが、、や、出る幕ないかしら。ヨーロッパの古い街並みには浮くかぁ、、。
ラミマレックはあまりハマってない気がしましたが、
マチルダという娘ちゃんと絡めると良きコントラストというか中和されてました。
最後に、ダニエル、お疲れ様でした!
やっと奥様に日曜日くらい仕事の電話しないで!と
怒られなくて済みますね!
ネクスト007を、また楽しみに、、。
ありがとうダニエル
いやぁ〜〜〜
映画として脚本だ人物描写がどうこうは置いといて…
最高だよねダニエル007
まずは、15年間ありがとう!お疲れ様でした。
全く長く感じなかったし、ダニエル007との別れを知っているだけに、最後泣きそうだった…
個人的には、レアセドゥの鼻水垂らしながらの熱演が最高!
でも、やっぱ寂しいな〜
シンプルにカッケー
007シリーズも数々観てきたけど、今まで一番良かったかも。
今回はキューバにて、お決まりのタキシードのシーンがあったけど、あそこカッケー。たまらんかった。
吉本新喜劇じゃないけど、だいたいどうなるか分かってるけど楽しめるってのが凄さやと思う。
テクノロジーの発展により映像も進化して、アクションの迫力が格段に増した。
素晴らしい。
ラミのサイコパスっぷりも良かった。
一見、落ち着いてるタイプのサイコパスが一番怖い。
枯山水庭園と毒が共存してるという日本じゃ逆に思いつかないような発想もおもしろかった。
これでクレイグがいなくなるのは悲しい。
けど、ほんとにお疲れ様でしたと言いたい。
そして、次の人にかかるプレッシャー凄まじいけど、是非とも期待を超えてほしい。
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