007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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ややケレン味のあるボンド
ダニエル・クレイグ最後の出演と聞いて、惜別の思いから見た。イタリアの街(どこだろう?)のカーチェイスは流石だが、キューバはジャマイカで、日本とロシアの国境付近の島はフェロー諸島辺りで見立てのロケで撮ったらしいことがエンドロールから分かる。飛んでるところはCGだろうが、乗り込むところは空軍の輸送機もロケで使えたのだろうか。ストーリーはボンドの恋人との関係も普段より哀しく、まるでダニエル・クレイグのボンド時代の終わりを慕んでいるようで、いつになく湿っぽい感じのボンドだった。
久々の5つ星。これ、完璧ですよね?すごく泣いた
初日に観てきました。
・・・最高傑作✨
とにかく観てください。
できればDolbyかIMAXで。
ボンド映画でこんなに泣いたの初めて。
やばいやばい。必ずもう一回観ます。
久しぶりに観てよかったと思えた作品
ダニエル•クレイグのボンドで育ってきた自分もついに来年社会人です。歴代で最も人間らしく、シリーズ通して主人公の個人的な物語でもあり続けたクレイグ版ボンドが大好きでした。
タイトルに込められた意味が最後のMのセリフに表れていたように思います。自分も妥協せず、自らの求める人生を精一杯生きよう。そう思わせてくれる作品でした。
敵は出演シーンが少ないながらも、ボンドによい問いをなげかていたように思います。「人は結局何を残すのか」その質問にボンドがいかに答えたのか。それが最後の「I know.」に集約されていたのだと思います。
ダニエル•クレイグ、フクナガ監督はじめ、このシリーズに携わった全てのみなさん、ありがとうございました!
1年以上待った甲斐あり!ファンはもちろん見どころ満点!
ダニエルクレイグ版ジェームズボンドの集大成に相応しい作品でした
2時間44分全く飽きることない怒涛の展開に大満足!
オメガやアストンマーチンの新兵器はもちろん、グライダーは新兵器の中でもサイコーでした!私を愛したスパイを超えましたね!
脚本家で日系人のフクナガ監督、スカイフォールの軍艦島よりイイ島を出してきましたねって唸りました
新ボンドウーマンのアナ・デ・アルマスは次回も出演してほしいってくらい美しくてカッコよかった〜
次回作もベン・ウィショーやナオミ・ハリスのQ&マネーペニーでいてほしい
カジノロワイヤルから5作品セットで連続視聴をオススメします
ありがとう、ボンド。ジェームズ・ボンド。
ストーリーに無駄がなく、愛する者のために全てを尽くしたジェームズを見ることが出来ました。
カーチェイスやアクションもワクワクするものが多くとても満足出来る作品でした!
さらば愛しきダニエルボンドよ
007のお約束はキッチリ盛り込みつつ、シリーズ初の展開も多々折り込み、サムメンデス監督に全くひけをとらないキャリーフクナガ監督の演出手腕は素晴らしいモノでした。
結末はまさかの展開で本当にビックリしましたが、ある意味、ダニエル版ボンドとしての007締め括りとしては納得出来るモノでもありました。
前作、スペクターとセットで1作のような連作仕上がりなので鑑賞前には是非、スペクターを鑑賞しておく事をおすすめします。15年間に渡り、最高の007を演じ、魅了してくれたダニエルグレイヴさん、お疲れ様でした!
個人的には大好きな007
監督が変わると作品の雰囲気もガラリと変わるもので、日系の監督が所々に配置する和のテイストが非常にマッチして、且つ人間描写に重きを置いた展開も新鮮で、とても楽しめました。
Qが掛けてる前掛けに日本と言う文字を発見したり、ボンドがトヨタのランクルを運転したり、他にも和がたくさん発見できて別の意味で楽しめるのも良。
今までの007に無かった初めての展開も!改めてクレイグ版ボンドが名残惜しい気持ちになりました。
監督交代のドタバタもありましたが、そのドタバタが功を奏して非常に格調のある007を見ることがでしました。
アナ・デ・アルマス
良かった
アクションも笑顔も
次回作にも出て欲しい(有るよね?)
始めから緊張感の有る展開が続く
流石のシリーズ、期待を裏切らない
今回は言葉で詰め寄る事の多いボンド
土下座までしてご苦労様でした
何度も上映の延期が有った訳も何となく分った
ダニエルクレイグのジェームズボンドは歴代最高の007でした
ダニエルクレイグの007は今までのジェームズボンドとは違いハードボイルド系の007で最初こそ違和感がありましたが2作目からはダニエルクレイグ以外の007はありえないと思うようになりました。
今回の007は新しい007が出るとのことでしたのでどのようになるのだろうと思ってましたが新しい007はあくまで物語を盛り上げるためのキャストの一人でしかなく真の007はダニエルクレイグしかいないという感じでした。
アクションは毎回のごとく007らしいアクションの応酬で見る人を飽きさせない展開だとおもいます。
ただネタバレになりますが007が最後を迎えるとは思いませんでした。
まあダニエルクレイグの007はコレで終わりで今後は007として出ることはないのですからトドメをさす必要はなかったように思います。
ただ私が思うに007は必ずどこかで生きているのだと思います。
最後にダニエルクレイグさん長いあいだ007役お疲れさまでした。私自身はあと2~3作はやって欲しかったと思ってます。
ダレの子
あまり思い入れが無い ダニエルクレイグ007
活劇シーンはさすがの出来栄えも肝心のドラマに乗れず
悪役の動機がいまいちピンとこないので何の為?となる
もとから隠居の身だから人との接触避けてジャマイカでのんびり余生でよかろうと 数多の弾丸くぐり抜けた男がクラスター爆弾で木っ端微塵 心が折れた?
ダニエル・クレイグは永遠に
アバンタイトルから手に汗握るシークエンス。『スペクター』からの続投でマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)との蜜月が続いていたと思ったら、ヴェスパーの墓参りでいきなりの爆破!そこからはマドレーヌを疑いながらのカーチェイス。そう、彼女もまた殺し屋Mr.ホワイトの血を引く魔性の女だったのか?と、駅での別離。スパイならではの疑い深い性格のためこうなってしまった。
そして5年後、キューバ。Vodka Martini, shaken, not stirred と、いつものウォッカマティーニを注文するボンド。やっぱり味わうためにはゆっくりと飲みたいものだが、アナ・デ・アルマスは違った。いやはや、黒のドレスがセクシーで美しくてたまらない魅力なのに、まだ見習い期間中の彼女も働きぶりは凄い。CIAの盟友フィリックス・ライターも引退したボンドとともに活躍するが・・・
1年以上待たされた007の新作にしてダニエル・クレイグ・ボンドの最終章。単に上映館の問題だけかと思っていたら、内容が細菌兵器に関するもので、こりゃコロナが落ち着くまで無理だわ~て内容でした。
幼少期のマドレーヌが能面の男サフィンに命を救われるというOPもあり、彼女にとってはそれがトラウマのごとく付きまとっていたのだろう。そのサフィン(ラミ・マレック)が再び彼女の前に現れ、恐怖におののくのだ。まさか利用されるのでは・・・と、スリル満点の展開。
ナノボットはワクチンも抗生物質も効かない、一旦体内に入れば消滅しない。元はMI6のMが開発させたものをサフィンがロシアの科学者を誘拐し、DNAを特定して人種別にも死滅させることができるという(詳細はよくわかりません)。ブロムフェルドが“目”を使ってボンドを殺そうとするも、スペクター一味のDNAにすり替えたために逆にスペクターたちが殺されるのだ。
007は永久欠番じゃなく、あっさりとノーミがその地位を獲得していた。そんな驚きの設定もあるけど、過去作へのオマージュが感じられる部分も多い。帽子を投げることはなかったけど、ビジターと書かれたネームプレートをゴミ箱に投げ入れるシーンもその一つだろうか。最も大きいのはラストで『女王陛下の007』の挿入歌であるサッチモの曲が使われていたこと。ジョージ・レーゼンビーボンドとテレサとの悲恋を描いた内容を思い出してしまうのです。多分、色んなことが思い出されますが、復活したアストンマーチンDB5が最も良かったかな・・・
Mは平和利用とか言ってたけど、そんな細菌兵器を作ること自体が悪!反省はしてたみたいけど、北方領土近くの孤島にも攻撃するし・・・「イギリスは世界の警察」感も炸裂する。もしかしたら、ボンドはイギリスの犠牲となった諜報員だったのかもしれない。マチルドが自分の子だと気づいたとき、すべてをマドレーヌに託そうと覚悟する姿・・・あぁ、愛は永遠。
感傷的になり、ボンドロスを感じたけど、最後まで見なきゃ・・・あの文。
JAMES BOND WILL RETURN
さいごの時
「死ぬ時間はない」のタイトルにある通り、
時間がこの作品のテーマにあるのだろうと思う。
ジェームズボンド、そしてそれを演じるダニエルクレイグが積み上げてきたこの15年間、
そしてマドレーヌとの時間、諜報員としての時間、
そして一人の人間として過ごしてきた時間の集大成が込められた最高のハードボイルド作品。
過去から現在へ、そして現在から未来へ語りかけるクレイグボンドの背中は私の生きる道標となるだろう。
アナ・デ・アルマスの強烈なインパクト!
6代目ジェームズ・ボンドを勤めたダニエル・クレイグが今作でラストとのことで一抹の寂しさを覚える。
今作のテーマは『家族』
そしてただ存在するだけでなくどのように生き、その“時間”を使い切るかーー。
ラミ・マレックの悪役が新鮮(どうしてもボヘミアンラプソディのフレディの印象が強すぎて)。そして彼が演じるサフィンの服装や島などには日本文化が散りばめているが、監督が日系アメリカ人とのことで、妙に納得。
キューバでのシーンでパロマを演じたアナ・デ・アルマスの美しさには衝撃を受けた。あんなにセクシーで可愛く強いって、最強じゃない?アッサリと去るところがこれまた後ろ髪を引かれる。
上映時間164分はファンにとっては最高なのかもしれないけれど個人的には冗長に感じた。
ただ、期待値を上げすぎずに鑑賞すればかなり満足できる内容だと思います!
リアリティが薄い
カジノロワイヤルからのクレイグボンドのファンですがつまらなくなる一方。
スペクターの影がチラつき出してから一気につまらなくなった。
世界的な犯罪組織の割に出てくるボスが全部小物感しかない。
アクションも最近のジェイソンボーンシリーズやミッションインポッシブルシリーズに比べるとかなり雑。
前作では敵の東京ドーム3、4つありそうなアジトがマシンガン数発で吹き飛んだりヘリを護身用の小型拳銃で撃墜したり全くリアリティがない。
今回も敵のアジトでの銃撃戦が80年代のシュワちゃん映画のよう。銃弾の雨霰の中でなぜかボンドの射撃だけがことごとく敵に命中。
最後はアルマゲドン的な結末。まあ酷かった。
JAMES BOND WILL RETURN
待ちに待った1年半余り。
いったい何度、お預けを食らったことか。
のっけの俯瞰映像から、アレ、これはウェットだぞとビシバシ感じた本作。
いつものクールかつソリッドでキレキレのアレじゃない、ということで、ただごとじゃないと胸が騒いだ。
それもそのはず、すっかり引退したボンドの行動の大半にバックアップはナシ。
場合によっては丸腰に近く、自身の身さえ守れば済むというわけでもない、ハンデ戦の連続。
そう、いつもの余裕がないというか、今回のボンドは全体的に押され気味なのである。
その負け戦臭に、始終イヤな予感は拭えなかった。
悪を食う悪に、なんとなく時事ネタを連想させるトンデモ秘密兵器。
(とはいえ、撮影時はきっとコロナなんて誰も想像していなかったろうに)
Qはコメディー担当に全フリなうえ、北方領土にロシアのマッドサイエンティスト。
ちょっと和風テイストもあって、最後は国際問題必至の海域侵犯やらなんやら。
これまでにないエンタメ重視のスケール感と、かつての定番の復活に、
ああ、これは、リセット回なんだな、と思った。
「ダニエル」ボンドが積み上げてきたものを崩しつつ回帰、
次にバトンするためキャンバスを白紙(ニュートラル)に戻しつつ
オールスターによる「お別れ会」なんだな、と。
(後日、故人の棺桶に思い出の品を入れて燃やす、葬る、にも似てるな、と思い当たる。本作という棺桶に、全盛りの定番と過去作オマージュ、そしてミサイルでのラストで葬る、60年の歴史すらリセットしかねない区切り作品かもと)
なので島へ上陸するあたりで、もう帰ってこないんだろうことは予感できてならなかった。
終わらないでくれー、と心の中で願いつつ、でももしかして、を願いつつ。
最後だからちゃんと見なきゃとコチラも意を決しつつ、鑑賞してしまった。
そして迎えたラスト。
正直、こんなに寂しい気分になるとは思いにもよらなかった。
ロスである。
(隣の外国人のお兄さん、ずびずび泣いてたし)
映像はこれまでのソリッド感は薄まって、あたたかみのある雰囲気が印象的だ。
それも孤高のボンドが、そうでなくなった世界だと思えばよくできている。
(今回はよく笑うし)
またカット割りではなく、ぐるんぐるんカメラを回して撮るアクションシーンが
秀逸だった。
あれ、やり過ぎると何がどうなっているのか分からなくなりかねないのに、
テンポ、構図(視線誘導)が本当に良くて、
状況に放っていかれることなく、一緒にジェットコースターに乗っているかのように楽しめた。
カメラマンもスタントもグレイグ氏も、ひたすらグッジョブである。
ダブルオーのひとつの歴史が終わった。
もう取返しはつかないが、これで良かったんじゃないか。
と、全作を通して振り返るし、あたう華々しき最期であり、
次回にこうご期待のリセット回だったのではないかと思っている。
ジェームスボンド・ウィル・リターン。
その日をまた待ちたい。
待ってました!
初代を除く歴代ボンドの中で、ダニエル・クレイグが一番好きです。
荒唐無稽な勧善懲悪、予定調和のワンパターンと言われようが、私のハラハラドキドキはエバーグリーン。
プロローグからずっと飽きさせず怒涛の展開、しかしさすがに164分はきつい。長過ぎてトイレ休憩が欲しかった。
でもこれでダニエル・クレイグのボンド見納めと思うと、いつもより20分オーバーの160分越えは最後のファンサービスだったのか。
ブルーアイのボンド💧
3回目鑑賞は4DX-SCREEN。初めてで全てが新鮮でした。お水無しでしたが正面だけでなく両サイドにもスクリーンが‼️スモークも出て芸が細かい!カーアクションのシーンが一番楽しかったです。しばらく車酔い状態が続いて辛かったです。でも!今までで一番心打たれたラストでした。目からいっぱい水が😢ジマーの音楽に感動(2021.10.13.)
2回目鑑賞はIMAXで。感動の度合いがますます強くなった。ガン・バレル・シークエンスが2回あると思ってたが正確ではなかった。1回目はオープニング(形式美!)そして2回目と思ったのは島のファクトリーの中でした。背景と周囲がガン・バレルみたいでまさに中央からダニエルが正面向いて撃つシーン。喜んで撃たれました💕(2021.10.8.)
イタリアのマテーラから始まりそれだけでワクワク。車がかっこよかったなー!マテーラの町中でグルグル回転、バンバンバン!は面白かった。初回はちょっと笑ってしまったが2回目は本気で凄くかっこよいと思って痺れました❗️
レア・セドゥは白が本当によく似合う。涙流して鼻水垂らしても美しい。そして前歯の真ん中に隙間発見!フランス人にとって前歯隙間はヤッパリ幸運の印なんでしょうか?マドレーヌ含めて女性がとってもかっこよかった。すこーし年とったダニエル・ボンドを助けたのは彼女たちです。研修期間が短くてもボンドに誉められるパロマもっと見たい。
幼いマドレーヌが氷原を一人走り去る個所は「イングロリアス・バスターズ」冒頭、牧草地を走り去るショシャナでした。二つの映画ともそのシーンがなければ映画が成り立たない重要な場面で因縁でした。サフィアの能面がとても効果的でした。彼の怨念、怒り、驚愕、悲しみが面の向きで表現されていました。
2回見てよかったことたくさんあります。大好きなQのお料理姿がかわいかった。日本語が書かれてる藍色の帆前掛けしてた!頭脳明晰ねっちりクリストフ・ヴァルツ堪能できて幸せ。映画の中で話されていたフランス語、英語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語(スペクターの集会で)クリストフなら全部わかるんじゃないのー!凄い!
ダニエルは胸も脚も筋肉ついていて素敵。その骨格と筋肉がダニエルの裸とトム・フォードのスーツを美しく見せてます。役にあわせて体を作っているのがよくわかる!顔もボンドの時とそうでない役の時と全く異なる。今回は特に血の通った愛溢れるボンドでした😢
バイクや車の階段昇降や最後の決断をMが求められるシーンでは、ベルモンドの「プロフェッショナル」を思い出しました。ベルモンドは幸せで素晴らしい人生を過ごしました。この世からは消えたけれど私の心にファンの心にベルモンドはいつまでも生きています。
おまけ
パロマ役のアナ・デ・アルマスは「ナイブズ・アウト」で嘘つくと吐いちゃう子か!ダニエルの007に出ると女優が皆美しくかっこよくなる!ベルモンドも女優を引き立たせるのが抜群にうまかった、アラン・ドロンと異なって(中野翠さんが「サンデー毎日」掲載のエッセイで書いてらした)。
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