007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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青い瞳のボンドお疲れさま
コロナで約2年待ちに待ちました。
待ちどおしくて、公開初日に観ることができました。
ラストはこうなってしまうか?タイトルの死ぬにはまだ早いのとおりちょっと残念。
ダニエル5作品はよく走るよく動くボンドでリアルなボンドでした。
また、Mが死んだり本部が爆発したり女性00が登場したりで今までのボンドの流れを変えるボンドシリーズでした。
ダニエルボンド、私は楽しめました。
初めて観る人はどうかな。
次のボンドシリーズも期待してます。
お疲れさまでした
ありがとう、ダーク&シリアス路線の開拓者クレイグ・ボンド…最後の最後までハードなアクション&ドラマ、最高でした。
歴代史上最もシリアスなボンドとなった"青い目"クレイグ・ボンド --- そのダニエル・クレイグへの最高の餞。彼はシリーズ(の時系列/作風/愛)を仕切り直したけど、これは終わり方も次のボンドには引き継げない唯一無二単独な世界を最後の最後まで構築。作品自体はこの"007/ジェームズ・ボンド"という長年にわたり愛される看板ブランドが背負うにはあまりにダークすぎる作風により一層拍車がかかっていて、それは本作で一種のピーク限界に達した。気楽に見られない。だけれどもそれと同時に、その甲斐あるように感情的にしっかりと満たされる。総決算として完璧な幕引き。
時は来た。待ちに待ったこの瞬間、ここまで長かった!コロナ前からずっと楽しみにしていて、何度も延期されてきた本作。ジェームズ・ボンドに起用された当時は30代でまだツヤツヤとしていた彼も歳を重ね、顔には克明にシワが刻まれた。今までのプレイボーイというイメージを覆すようにヴェスパーからマドレーヌ、そしてM(! 『スカイフォール』のボンドガールはM)まで一人ひとりとしっかり真摯に受け止める覚悟で向き合ってきた。暗い歴史や秘密とも。それは2時間超がすっかりベーシックになっているシリーズの中でも短い『慰めの報酬』にしか出てこないカミラに対しても、しっかりヘビーな過去を引き出し、共に向き合っている。まさしく"私を愛したスパイ"。
最後だからこその掟破りで初めてづくし!これは反則だって…これは真似できない。今後も続くはずの(続いてほしい!)シリーズとして多用できない禁じ手目白押し。史上最長の本編尺にふさわしい最長のOP前アバンパートから怒涛の展開。ボンドに歴史あり。予告編で見たことあるシーンの(オーバーじゃなく)半分くらいはOP前にあったのではないかというレベルで見せ場に次ぐ見せ場。公開が延びて延びて延びたことで本編見る前からすっかり聴き慣れていたビリー・アイリッシュによる同名曲への流れ・入り方も完璧。スタイリッシュかつエモすぎるだろ。ここまででもう1本映画見たような充足感たるや。
正直、その長い上映時間があっという間に感じられるほどずっと"最高!"というわけではなかったけど、思わず前かがみになるほど食い入って見てしまうような見応え十分なアクション・スタントシーンと上述したようなサプライズの多さや、捻りのきいたクレバーな脚本が、この超大作のドラマ性に深みをもたらしていて非常に充実していた。キャリー・ジョージ・フクナガ監督、本当にお見事天晴。何より終わり方が素晴らしくて、これは引きずる…。個人的に自分のティーンの頃と被っていて思い入れが強いし、『カジノ・ロワイヤル』で"00"になる始まりのところから見ているせいだろうか、親心というか余計にグッときた。今彼のボンド作品を見返すとまた違う景色が見えてきてグッと感じ入りそう。最初の方ではジュディ・デンチ演じるMとの疑似親子関係、母親と世話の焼ける生意気息子という一種"若さ"を体現していた一方で、本作では自らが見守る側になる。次の世代に託すように、一つの時代の終わりを感じた。本当に感謝しかない、お疲れ様でした。
ラミ・マレック演じる悪役サフィンは予告編からあまりに謎めいたカリスマ性漂い、強烈なインパクト残しすぎて「サフィン様〜♪」という感じにもはやなっていた分、登場はそこまで多くなかった。役柄とは乖離しているかもしれないが、演じる彼の若さや役柄のここまでの歩みを考えると、もっとボンドとタイマン張ってほしかった気もするが、それはそれ。だって今までも実は結構メインヴィランは自ら動かなかった気がするし。ということで一番動いたメインヴィランは『スカイフォール』シルヴァってことでいいですか?
アナ・デ・アルマスも個人的な経験則から死亡フラグかなどと勘繰っていたけど引き際あっさり潔し。序盤で出てきた同じ構図のショットが作品終盤で繰り返されることで、終わりが近いことを示すような方法はあるけど、それが本作では爆発による聞こえ方、音の世界というのは印象的だったかもしれない。
ジェフリー・ライト版フェリックス・ライターは『スカイフォール』『スペクター』とお休みしてたから期待してなかったのに戦友としての絆・友情にウルッと涙腺崩壊させられ(またもや水中で…)、ナオミ・ハリスは『スカイフォール』初登場時の現場感から一転従来のマネーペニー像を見ることができ、Qの部屋( ! )が出てくるばかりか演じるベン・ウィショー自身を投影するように彼の恋の予感もある。なんていたれりつくせり。
♪We Have All The Time In The World/Louis Armstrong
結果的に、公開された今日は緊急事態宣言明け初日&台風直撃のファーストデー。鑑賞はもちろんIMAXで!殺しのライセンス出るか?今回もクソ客マグネットらしい僕の近くにはチラホラといたけど、ブチ切れて"殺しのライセンス"出すほどではなくてよかった。いや、優に1年以上楽しみにしてきすぎた満を持しての作品だったので、ボク自身の我慢という頑張りもあったかも。あと、終盤のボンドの服装が、軍モノも好きな自分にとっては萌えキュンポイント。
P.S. 本当に今回が見事な幕引きすぎて、子供時代にテレビ放送なので何度もお世話になってきたことから親近感のある前5代目ボンド=ピアース・ブロスナンにもこういう作品を…と思ってしまった。なんせブロスナン・ボンド最後の作品はシリーズ40周年&20作目というWメモリアル作品だったにもかかわらず、敵がパッとせず、見れば見るほどツッコミどころ満載すぎてキョトンとしてしまう珍品『ダイ・アナザー・デイ』なので!
勝手に関連作『007/私を愛したスパイ』『007は二度死ぬ』『女王陛下の007』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
ややケレン味のあるボンド
久しぶりに観てよかったと思えた作品
ダニエル•クレイグのボンドで育ってきた自分もついに来年社会人です。歴代で最も人間らしく、シリーズ通して主人公の個人的な物語でもあり続けたクレイグ版ボンドが大好きでした。
タイトルに込められた意味が最後のMのセリフに表れていたように思います。自分も妥協せず、自らの求める人生を精一杯生きよう。そう思わせてくれる作品でした。
敵は出演シーンが少ないながらも、ボンドによい問いをなげかていたように思います。「人は結局何を残すのか」その質問にボンドがいかに答えたのか。それが最後の「I know.」に集約されていたのだと思います。
ダニエル•クレイグ、フクナガ監督はじめ、このシリーズに携わった全てのみなさん、ありがとうございました!
1年以上待った甲斐あり!ファンはもちろん見どころ満点!
さらば愛しきダニエルボンドよ
個人的には大好きな007
アナ・デ・アルマス
ダニエルクレイグのジェームズボンドは歴代最高の007でした
ダニエルクレイグの007は今までのジェームズボンドとは違いハードボイルド系の007で最初こそ違和感がありましたが2作目からはダニエルクレイグ以外の007はありえないと思うようになりました。
今回の007は新しい007が出るとのことでしたのでどのようになるのだろうと思ってましたが新しい007はあくまで物語を盛り上げるためのキャストの一人でしかなく真の007はダニエルクレイグしかいないという感じでした。
アクションは毎回のごとく007らしいアクションの応酬で見る人を飽きさせない展開だとおもいます。
ただネタバレになりますが007が最後を迎えるとは思いませんでした。
まあダニエルクレイグの007はコレで終わりで今後は007として出ることはないのですからトドメをさす必要はなかったように思います。
ただ私が思うに007は必ずどこかで生きているのだと思います。
最後にダニエルクレイグさん長いあいだ007役お疲れさまでした。私自身はあと2~3作はやって欲しかったと思ってます。
ダレの子
あまり思い入れが無い ダニエルクレイグ007
活劇シーンはさすがの出来栄えも肝心のドラマに乗れず
悪役の動機がいまいちピンとこないので何の為?となる
もとから隠居の身だから人との接触避けてジャマイカでのんびり余生でよかろうと 数多の弾丸くぐり抜けた男がクラスター爆弾で木っ端微塵 心が折れた?
ダニエル・クレイグは永遠に
アバンタイトルから手に汗握るシークエンス。『スペクター』からの続投でマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)との蜜月が続いていたと思ったら、ヴェスパーの墓参りでいきなりの爆破!そこからはマドレーヌを疑いながらのカーチェイス。そう、彼女もまた殺し屋Mr.ホワイトの血を引く魔性の女だったのか?と、駅での別離。スパイならではの疑い深い性格のためこうなってしまった。
そして5年後、キューバ。Vodka Martini, shaken, not stirred と、いつものウォッカマティーニを注文するボンド。やっぱり味わうためにはゆっくりと飲みたいものだが、アナ・デ・アルマスは違った。いやはや、黒のドレスがセクシーで美しくてたまらない魅力なのに、まだ見習い期間中の彼女も働きぶりは凄い。CIAの盟友フィリックス・ライターも引退したボンドとともに活躍するが・・・
1年以上待たされた007の新作にしてダニエル・クレイグ・ボンドの最終章。単に上映館の問題だけかと思っていたら、内容が細菌兵器に関するもので、こりゃコロナが落ち着くまで無理だわ~て内容でした。
幼少期のマドレーヌが能面の男サフィンに命を救われるというOPもあり、彼女にとってはそれがトラウマのごとく付きまとっていたのだろう。そのサフィン(ラミ・マレック)が再び彼女の前に現れ、恐怖におののくのだ。まさか利用されるのでは・・・と、スリル満点の展開。
ナノボットはワクチンも抗生物質も効かない、一旦体内に入れば消滅しない。元はMI6のMが開発させたものをサフィンがロシアの科学者を誘拐し、DNAを特定して人種別にも死滅させることができるという(詳細はよくわかりません)。ブロムフェルドが“目”を使ってボンドを殺そうとするも、スペクター一味のDNAにすり替えたために逆にスペクターたちが殺されるのだ。
007は永久欠番じゃなく、あっさりとノーミがその地位を獲得していた。そんな驚きの設定もあるけど、過去作へのオマージュが感じられる部分も多い。帽子を投げることはなかったけど、ビジターと書かれたネームプレートをゴミ箱に投げ入れるシーンもその一つだろうか。最も大きいのはラストで『女王陛下の007』の挿入歌であるサッチモの曲が使われていたこと。ジョージ・レーゼンビーボンドとテレサとの悲恋を描いた内容を思い出してしまうのです。多分、色んなことが思い出されますが、復活したアストンマーチンDB5が最も良かったかな・・・
Mは平和利用とか言ってたけど、そんな細菌兵器を作ること自体が悪!反省はしてたみたいけど、北方領土近くの孤島にも攻撃するし・・・「イギリスは世界の警察」感も炸裂する。もしかしたら、ボンドはイギリスの犠牲となった諜報員だったのかもしれない。マチルドが自分の子だと気づいたとき、すべてをマドレーヌに託そうと覚悟する姿・・・あぁ、愛は永遠。
感傷的になり、ボンドロスを感じたけど、最後まで見なきゃ・・・あの文。
JAMES BOND WILL RETURN
さいごの時
アナ・デ・アルマスの強烈なインパクト!
6代目ジェームズ・ボンドを勤めたダニエル・クレイグが今作でラストとのことで一抹の寂しさを覚える。
今作のテーマは『家族』
そしてただ存在するだけでなくどのように生き、その“時間”を使い切るかーー。
ラミ・マレックの悪役が新鮮(どうしてもボヘミアンラプソディのフレディの印象が強すぎて)。そして彼が演じるサフィンの服装や島などには日本文化が散りばめているが、監督が日系アメリカ人とのことで、妙に納得。
キューバでのシーンでパロマを演じたアナ・デ・アルマスの美しさには衝撃を受けた。あんなにセクシーで可愛く強いって、最強じゃない?アッサリと去るところがこれまた後ろ髪を引かれる。
上映時間164分はファンにとっては最高なのかもしれないけれど個人的には冗長に感じた。
ただ、期待値を上げすぎずに鑑賞すればかなり満足できる内容だと思います!
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