007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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素晴らしいボンドをありがとう
何度も劇場でトレーラーを見て、何度も劇場ででかい広告見て撤去されて、を繰り返してきた本作。満を持しての公開です。
正直007とは毛色の違う印象のキャリーフクナガ監督。
しかし開始直後から目を奪われます。
シリーズを通してですが舞台となるその情景の美しさがすごい。やはりIMAXにして良かった。
トレーラーで散々目にした壮大なアクションシーンは、序盤でほぼ見せてしまう贅沢さ。
それとは別に監督が日系だからなのか、随所に日本のパーツが散りばめられてます。
が、そこにあまり意味は感じなく、悪役サフィンの狂気性とオリエンタルの不可思議な部分をリンクさせたかったのでしょうか。日本人的に謎な演出でした。でもQの前掛けは冴えてると思いましたよ。
それとアナ・デ・アルマスが個人的に凄く光っていて、短い時間ながらとても良い風を入れていたと思います。超新人と超ベテランの息があった動きは気持ちよかったです。
全体的にテンポはゆっくりなのですが、アクションとサスペンス要素が実にバランスが良く、正に「カジノ・ロワイヤル」に始まり「トゥ・ダイ」で終わるといった印象。
クレイグ版007は振り返ると全て物語が繋がっていて、気がつくと15年程ですか?何だか感慨深くなってしまいラストではその背中に涙してました。
正にクレイグ版ボンドの最後を飾るに相応しい作品でした。
そしてダニエル・クレイグ、本当にお疲れ様です。
タフで熱くて泥臭い、素晴らしいボンドをありがとう。
ダニエルボンド最高‼︎ でもエモさはカジノロワイヤルが1番かなっ
1作目のカジノロワイヤルを観て以来ダニエルの大ファン。その後の007は必ず初日に観に行きDVDも買い。この15年間ずっと心のダーリンでした♡ こんなにカッコいいエージェント姿を長年見せてくれて本当にありがとう‼︎て言いたいです。
他作品も全て観たけど、007シリーズのダニエルクレイグが超絶カッコ良すぎなんですね。最初にキャスティングしたヒト天才!
マドレーヌ役のレアセドゥー、見れば見るほどクセになる感じでチャーミングだなぁ♡
途中出てきた美人エージェント(ベッキー似)のドレスがほぼ裸!その格好で戦う戦う…アニメキャラみたいでした!
マドレーヌとの人間らしい絡みはきゅんとしたり切なかったりでもっと見たかったな。お決まりのカーチェイスやアクションシーンは、笑っちゃうくらいに敵が大量攻め込んでくるのでホントに笑ってしまった!ゲームの中みたいな感もあり。
個人的には、エモさで言えばカジノロワイヤルが1番でして。
繰り返し何度観てもせつなくなるし。
生まれ変わったらヴェスパーかマドレーヌになりたいっ‼︎ていう女子目線だけど、ずっと大好きな007シリーズでした。
見納め悲しいけど…一応、納得いく終わり方だったかなとは思うので。
入場プレゼントがあるの知らなくて、キーホルダー貰えてラッキーでした^ - ^
まさか007で泣く日が来るとは…(歳だから⁈)
ありがとう、ダニエル・クレイグ!
「カジノロワイヤル」から始まり本作で最終作となるダニエル・クレイグ版ボンドのラスト、期待通りでした。
これまでの4作品を通して描かれてきたジェームズ・ボンドという一人の男が新米スパイからスパイとしても人間としても成熟していくまでの物語が、この5作目で完結。
007という歴史あるシリーズに対し現代の価値観のアップデートを加えつつ、しっかりと様式美を描き、リアルでシリアスでありながらぶっ飛んだ夢のスパイ像を魅せてくれるこれまでのクレイグ版ボンドの良さは継続、そして完全な最終作としてのまとめ方で終わりを迎える、素晴らしかったです。
サフィンの背景や人物描写の掘り下げが薄く悪役としての魅力に欠ける点や、2時間44分という長さ、前作から後半にかけて失速していく感など、不満がないわけではないですが、完結作としては満足。あと、パロマが最高にキュートでセクシーでカッコ良かったのでもっと出番があると嬉しかった!笑
オシャレでセクシーで夢があって、クラシカルでニヒルで粋な007シリーズの魅力と世界観を広げてくれた、ダニエル・クレイグに乾杯!
さよならダニエル・ボンド
ダニエル・クレイグの007としては最後の作品となる本作品
味わいのあるオープニング
予告編で何度も観た橋のシーンなど見所もある
しかし如何せんご都合主義で作られる映画なせいか
私に深く刺さってくる表現が少ない
印象的なシーンは多かったんだけれども...
M,Q,00を継ぐ者など登場人物はお馴染みという感じで
ボンドガールも美しい
そしてミサイル降る基地に立ち尽くすボンドのエンディングまで
怒涛で魅せるのだが、
何かすんなり流れていってしまった感もあるかな
ともあれ
ダニエル・ボンドの最終章
この人のシリーズは決して嫌いではなかったな
次にどんな00が現れるのか?
期待して待ちたいと思いました
これぞダニエルクレイグ演じるシリーズの集大成
任務に殉じた全ての人に
ウィルス様のナノマシンが触れた者を死に至らしめる。英国情報部のMが極秘に管理していた生物兵器は、遺伝子プログラミングで特定の者だけを発症させる安全なもののはずだったが、奪われて改造され、人類を終焉させる大量破壊兵器になった。
シナリオはコロナ禍より前に完成していたのだろうが、やはりパンデミック下の世界のアナロジーなのだろうと思う(感染死した人の葬儀で遺体に触れた親族が亡くなる話もあった)。そしてボンドも、任務は完遂したのに感染して最愛の人々にも触れられない身体となり、敵基地とともに自らを滅する。
結末はヒロイックで現実はもっと悲惨だが、それでも、医療従事者をはじめ、世界中で自らの職務を遂行する中で命を落とした、数え切れないほどのコロナと闘う人々を象徴しているように感じた。
ダニエル・クレイグの007は一通り観ているはずだが、ジュディ・デンチのMが死ぬエピソードぐらいしか覚えておらず。それでも全く問題なくストーリーに入り込めるのはさすが世界的超大作。アクションや秘密兵器は(007にしては)控えめで、落ち着いた風さえあった。肉体の酷使具合はすごかったな。ボンド提督に敬礼!(戻ってくるそうですが)
ダニエル・ボンド総決算!
カジノロワイアルが007の始まり、スカイフォールがジェームズ・ボンドの始まり、スペクターが007の最期、そして今作がダニエル・ボンドの最期を見事に描ききってみせた!慰めの報酬は忘れた!
ガンアクション、カーアクションも言うことなし。
M、マネーペニー、Q、タナーとジェームズのファミリー感も最高。
パロマはキュート、ノーミはクール、そしてマドレーヌは正直スペクターの時は嫌いだったけど今作で好きなキャラになりました。
しかしスペクターの時も感じたけど、007の作品を作る上で一番難しいのは007に見合う敵を描くことだなってつくづく思う。特にこの複雑になった現代社会でイギリスの諜報機関が何と戦うのかって本当に難しい。その点、スカイフォールはすごく上手かったなとあらためて思う。
最後に、ダニエルがジェームズ・ボンドに就任した時はブルーアイのジェームズ・ボンドなんて!って非難する奴もいたみたいだけど、今作を観終わるとブルーアイ以外考えられない!ってくらいダニエルのブルーアイは素敵だった!
すごく面白かったけど納得がいかない。
アクションやスケールはさすがだった。
だけど納得がいかない。
今シリーズの締めとしては、いいのだと思うけど。
でもこれが007ジェームズボンドの物語である事が
心底納得いかない。
ボンドに子供?
ボンドが死ぬ?
同人のキャラ映画みたいだった。
ボンドの立ち位置がギャグ漫画みたいで…
最後だからこそ、
もっとセオリーで楽しませて欲しかった。
ラスボスの動機も弱い。
弱いのに人間味もなくて、計画も超越しすぎてて
逆にチープだった。
Mはあんな危ない計画を進める上で
なぜそんなポカミスを起こしたのか…
もっと責められるべきでは…
こんな疑問だらけなのに、
これで終わりという激しいボンドロス。
スターウォーズの新三部作見た時と近い感覚。
今のマーケットによって殺された感。
ボンドの死はダニエルの二度と演じませんという、
鋼の決意のメッセージだったのか…
いらないよ、そんなメッセージ
スペクター復習必須
自分の為の備忘録です。
最近まで映画から遠ざかってましたが、一昨日のマスカレードナイトに続き、映画館が空いてそうな時間に行けたので、鑑賞。
スペクター復習しとけば良かったとゆうのが、まず最初の感想。
そして、前半、この人絶対、、って人の正体が分かるところくらいまでは、個人的に全然ワクワクしなかった、、
その後、段々と物語にスイッチが入った感じになって、ようやく少し前のめりに。
アクション健在ってゆーご意見もあるみたいだけど、、私には、終始落ち着いたダニエルボンドで、、今までで1番ギラギラしてない、打たれてもサイボーグ感とゆうか、堪えてない感じで、、
ラストシーンもまぁ、、やっぱり!?みたいに期待しちゃうような、無敵感とゆうのか、全てのアクションや展開にベテラン感があったなぁ、、
まぁ、そーゆー意味で、ダニエルボンド、ラスト!ってゆーのに相応しいものでした。
あと、レアセドゥーも前ほど妖しさがなくなってたなー。英語もこなれてきてた。
でも、好きな女優さんだから、ボンドとこーゆー関係で、満足かな。
色々言ってますが、映画としては本当第一級ですよね。
あ、でもビリーアイリッシュの音楽も素晴らしいんでしょうけど、どうしても昔のアデルとか思い出してしまった。
まぁ、ラストにぴったりの感じでしたけどね。
んー、まぁ、次の新ボンドで、また、ギラギラわくわくするような音楽と展開を楽しみにしてますー!!
文句なしのダニエルクレイグ版007の集大成
ジェームズボンドの格好良さが存分に発揮された作品。
新たなヴィラン役としてラミマレック演じるサフィンが登場し、これまでの作品と絡み合うストーリーとなっており非常に面白かった。
なりよりも、最期にジェームズが屋上で魅せる表情は、今までで一番の格好良さであった。
切なくもあるが、私は何よりも愛するものを救えた達成感をもっとも感じ取った。
Mが追悼で読んだ詩も、007としてのジェームズボンドを非常によく表していた。
本作を最後にダニエルクレイグのジェームズボンドが観れなくなるのは残念だが、これまでの5作を通して満足することができた。
あの作品を
スカイフォールで路線が固まりいよいよ一新。そこから旧作へのオマージュも健在で、サフィンももしかして過去の敵のリブートなのではと噂されていた本作。
結論として、これぞボンドカー!とか畳み掛けるようなアクションとか、何より人間臭すぎるボンドがよかった。
ちょっと脚本は荒かったのでそこだけマイナスを。
そしてやっぱりこの作品は、二度死ぬの…
ということはボンドの生死は…
でもクレイグボンドのラストは幸せであったと信じたい。お疲れ様でした。
納得いかない。
ラスト付近まで良かったのに、あんな最後にするなら、前回で終わらせとけば良かったと思う。
引退したボンドをわざわざ引っ張ってきて、その結果死ななくていい人(フィリックス)も死んじゃうし…。
スペクターでせっかく綺麗に終わったのに無理矢理伸ばしたから、もうボンドの死しか方法しか無かったんだろう。
ダニエル版ボンドの泥臭い物語
007は
「全てを破壊」し
「愛する者を失い」
「自分自身も傷付く」。
今までの「ジェームス・ボンド」は「スマートかつ色男」しかし
ダニエル・クレイブが演じる「ジェームス・ボンド」は「青臭く泥臭く不完全なボンド」
そのボンドが「00(ダブルオー)」の称号を手にする1作目にボンドに一生消えない傷を負わせた人とボンドの最大の敵が再び。
そして更なる脅威がボンドに迫る。
ボンドは「00(ダブルオー)」の称号を手放し、ただの「ジェームス・ボンド」となり平穏を手に入れようとするが敵はお構い無しで襲ってくる。
全てに決着をつける為にボンドは再び「00(ダブルオー)」として任務に着く。
ダニエル・クレイブ版ボンドのラストは予想外の展開。
今回の「00(ダブルオー)」は作成の際に色々とトラブルに見舞われたが無事公開となり前回で契約終了だったダニエル・クレイブが続投となり最後の作品として物語が作られている。
ダニエル・クレイブ版ボンドのテーマは「愛」
シリーズ屈指の問題作なのは間違いない
60周年を目前に控えている007シリーズ。魅力的なキャラクターや様式美に甘えることなく、これらの要素を残しながらも長期シリーズが抱えがちなマンネリ問題を払拭していったのがクレイグボンドだと思う。
そんなクレイグの集大成である本作。
良くも悪くもとてつもない問題作だった!
公開前からもボンドガール(今はウーマンの方がいいのか?)であるレア・セドゥの続投やボンドではない007などの登場などが告知され驚かされたものだが、本編はそんなもんじゃなかった。
時間がない人でも最低でも前作である「スペクター」は観直してから鑑賞していただきたい。言うまでもないがカジノ~から観れるなら観た方が絶対に良い。
007としてみたら大丈夫なのかこれ?と思う展開だらけだが、ダニエル・クレイグのシリーズとしてみたら傑作。
ボンドは悲しい過去を背負って生きてきたが、果たしてどのように報われるのか…
是非劇場で目の当たりにしてほしい。
no time to stay home !
個人的にはフィリックスとのシーンと、パロマちゃんとの共闘(ボーナスタイム)がめちゃくちゃ好き。
そしてダニエル・クレイグ本当にありがとう&お疲れ様でした。ジャパニーズドゲザにはシビレました。
ダニエル・クレイグ最高!!
待ってました…!!
予習無し
予習無しで観て衝撃的なラストに驚き!
ボンドがー(泣)
ジュディディンチのMが代わり、、←これも結構ショック。
ボンドも代わるのか、、でも最後は人間らしいボンドになんだかホッとしました。
娘もいつかスパイになるのも面白い。まだまだ続くかな~それも楽しみ。
所々に日本の要素も入っていて楽しめました。
何度も延期になった理由って、内容がウイルスに関連してたから?!と冒頭思いました。
【”ダニエル・クレイグ演じるボンドの瞳は青く、澄んでいる。そして幼い瞳も・・。”人間味溢れるジェームズ・ボンドの数々の姿が心に沁みる。カタルシス溢れるラストシーン。シリーズの掉尾を飾る作品である。】
ー ダニエル・クレイグが新ジェームズ・ボンド役に決まった際に、世間から出た言葉。
・金髪じゃないか!
・瞳が青いじゃないか!
ショーン・コネリーが演じるジェームズ・ボンドのイメージが強すぎたのだ。
だが、ダニエル・クレイグは、第1作の「カジノ・ロワイヤル」で、見事にそんな声をねじ伏せ、その後も大作から佳品も含めて、新たなジェームズ・ボンド像を着々と築き上げてきた。ー
◆感想
・第1作の「カジノ・ロワイヤル」でエヴァ・グリーンが演じたジェームズ・ボンドが真の恋に落ちたヴェスパー・リンドや、第4作の「スペクター」で印象を残したオーベル・ハウザー(クリストフ・ヴァルツ)や、ボンドが新たな恋に落ちたマドレーヌ(レア・セドゥ)を始めとして、過去作で重要な役柄の人物、多数出演作である。
ビリー・アイリッシュの今作のテーマソングも良く、期待は高まる。
◇冒頭、雪の中現れた能面男が、”ある家に入り込み”復讐するシーン。
だが、氷が張る湖に落ちた女の子にわざと逸らせた銃弾を撃ち込むシーンと、現代シーンとの繋ぎの巧妙さ。
・ダニエル・クレイグがボンド役に抜擢され、早15年。
シリーズ作の宿命かもしれないが、劇中、
”この人は、第何作で何を演じた人だっけ・・”(私の場合は、フェリックス・ライター・・)と言うほうに少し気を盗られてしまった分、やや物語にのめり込めず・・。
ー 今作が、ダニエル・ボンドシリーズ初見の人は、中盤までは可なり厳しいのではないかなどと、余計な事を思ってしまったよ・・。ー
・最序盤のMI6を辞め、穏やかな生活を営むボンドと、マドレーヌの姿。
そして、ボンドが”過去を清算してくる・・、朝食までには戻る・・。”とベッドで微睡むマドレーヌとキスを交わし、向かったヴェスパー・リンドの墓の前で、彼が紙に書いて燃やした言葉。
ー その後の、激しいアクションと、誰もが聴いたことがあるテーマソングが流れる中の、激しいカー&バイクアクションで、一気に”007”の世界観に引き込まれる。ー
・嬉しかったのは、キューバの新米諜報員パロマを演じたアナ・デ・アルマスの初々しい姿が観れた事かな。
ー 記憶では、彼女の出演を熱望したのは、ダニエル・クレイグ自身だったという記事を読んだ事を覚えている。(違っていたらスイマセン・・。)
ダニエル・クレイグ、綺麗な奥さんがいるのに、抜け目がない男である・・。(重ねてスイマセン・・)ー
・そして、能面男で、細菌男のサフィン(ラミ・マレック)の再登場で、物語は一気に全容が見えてくる。
ー が、この辺りの大国間の駆け引きの描き方や、”M”(レイフ・ファインズ)の姿は、少し分かりにくい気がした。後は、微妙な和風の美術もどうかなあ・・。ー
<感染したため、愛する女性と娘に触れない哀しさ・・。
だが、それまで長い長い間、孤独の中、死と直面しながら与えられた任務を果たしながら暮らして来たボンドが、自らが愛したマドレーヌの幼い娘マティルドの、自らと同じ青く澄んだ瞳を観た時に、彼は、今まで経験した事のない幸福感に包まれたのではないだろうか。
孤独に死んでいくと思っていた自分の血を引く可愛い娘の、無垢なる表情を見て・・。
その気持ちが、ボンドが、ロケットが飛んでくる中、愛する者達を救った後に蒼空の大空を見つめ、晴れ晴れとした微笑みを浮かべる表情に現れている気がした作品である。>
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