劇場公開日 2019年11月29日

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「観て良かったドキュメント」ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観て良かったドキュメント

2019年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャック・マイヨールのドキュメントは気になっていた。名前は聞いた事がある。しかし、彼のモデル映画グランブルーは未見。しかし、映画館でピーターパラカンさんの一押しのメッセージが気になって思い切って観に行った。内容もパラカンさんのメッセージ通りで、
マイヨールの生涯がメインだが、フリーダイビングを通じた海の世界、マイヨールが潜水して感じた海を感じる事が出来た。自分がもし、潜水したらどうなるか想像して鑑賞した。
マイヨールは本当に海が好きだったのがスクリーンを通じて分かった。しかし、潜水世界記録でメディアが騒ぎ、映画グランブルーがフランスでヒットするとテレビ局がマイヨールを出演させ有名になるとマイヨールも苛立ちを隠せず、鬱を発症し自殺してしまう。今の社会と同じで、メディアが騒ぐとマイヨールみたいな事が起こる。記録にこだわるとまたメディアが騒ぐ。今の現代社会にもつながるドキュメントだと痛感した。もちろん海の自然を守る
大切さ、今問題になっている海洋プラスチックゴミ問題や今も問題になっている福島第一原発の汚染水の海洋放出問題しかりだ。もし、マイヨールさんが生きていたら今の海を見て
何を感じるだろうか。単なるマイヨール伝ではなく、しっかり今の海の問題、社会問題を
考えさせてくれるドキュメントとして4点とした。マイナス点は私のダイビングの知識が不足していたので。満点に近いドキュメントです。ぜひおすすめします。

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ナベウーロンティー