劇場公開日 2018年9月29日

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「全ての少数派に捧ぐ!」愛と法 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0全ての少数派に捧ぐ!

2018年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

怖い

LGBTの弁護士カップルと言えば観客の食いつきが良いから
ちょっと大げさに宣伝に使われてるけど実際は、
少数派で法律的に保護されていない人々の不利益を紹介して、
少数派であることで普通の社会生活を送れない人々、
そう、ごく普通に社会生活を送れない人々が

優遇してくれ!とか
特別扱いしてくれ!とかそんな事は一言も言って無い!!
多数派と同じように普通に自由に生きたいだけ!

そう言ってる人々の声が伝わってくる映画です。

理不尽な世界に対して腹が立つし
法律家で有りながら力不足で
理不尽を解決できない自分を責める主人公。
観ているこちらの方が気の毒で申し訳ないです。

で、月に8回ほど映画館に出かける中途半端な映画好きとしては

少々編集が雑かな〜〜と思う部分もあるんだけど
今の時代の潮流である「血縁ではなく、心の繋がりでの家族」
という部分が「万引き家族」より、
ドキュメンタリーだからずっとずっとリアル!
「血縁ではなく、心の繋がりでの家族」
新しい生き方だと思う。

この映画を観て、弁護士といえば雲の上の人と思ってたけど、
南和行弁護士と吉田昌史弁護士の存在を知って
ちょっとだけ生きる勇気が湧きました。

この二人なら私が困った時、話を聞いてくれるかも〜〜
私より随分若いから私がおばあさんになっても元気だろうし。

少数派になってしまって法律的に困った時に
話を聞いてくれる人がいる!
それだけでありがたい〜〜 (涙)

@もう一度観るなら?「BS放送とかでじっくりと観たい」

星のナターシャ