スリー・ビルボードのレビュー・感想・評価
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「褒めないとバカにされる」雰囲気
好き嫌いの問題なんでしょうが、もう、
「これは実はアレのことを言っている」とか、
「これはキリスト教のあの意味で〜」とか、
「現代社会の病理の〜」とか、
そんな映画ばっかでしょ?
だから何なんだ、と思うんです。
そんな大絶賛するほどじゃないです。
なかなか良い、こんな映画もあるんだね、くらいです。
これなら他に、もっと評価されるべき作品はたくさんあります。
これくらいで心を揺さぶられるほど、つまらん人生歩んでないです。
2018年11月追記
ほーら!!
もうみんな、この映画のこと、忘れてるでしょ!?
これぞアメリカ映画
なんと言ったらいいのか…
滑らかな脚本にほれぼれ
何度観ても後を引く
人間くさい魅力が凝縮の一本。
俳優たちの名演に彩られ
珠玉の脚本が輝いている。
あと一度くらいは劇場へ足を運びたい。
脚本賞もいけると思ったんだけどな
おめでとうサム・ロックウェル
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2018.2.27 TOHOシネマズ日本橋にて2回目
サム・ロックウェルに
心の底からからアカデミー賞を
とってもらいたい。
こんなに複雑で見せ所の多い役って
そうそう出会わないのではないか。
重そうなお腹抱えて
大仰に見えるのに
実は外連味なく演じてる姿には
笑わされうるっとさせられ
個人的に拍手喝采してました。
この群像劇
半端なくいとおしい。
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2018.2.13 TOHOシネマズ日本橋にて1回目
冒頭からラストシーンまで
画面に目が釘付けだった。
怒りにかられた人々の
表も裏も生き生きと描かれ
善悪の尺度がその都度ぶれていく。
俳優たちひとりひとりの怪演が
心に焼きついて離れない。
マクドーマンドの潔さ
ロックウェルの小物さ
ケイレブの胡散臭さ
…また観たくなってきた
さすがトロント観客賞だわ。
世界のどこかで
リアリティーは高いが映画としてはどうか
不思議と魅力的な作品。
アカデミー受賞間違いなしの傑作!
レビュー
アメリカへの皮肉満載
凄い映画でした
アカデミー賞候補作品である事は間違い無いと感じた。まさに、圧倒的かつ心にグイグイ来る映画。こんな映画は久しく観て無かった。
物語は淡々と始まり、穏やかな雰囲気もありながらチクリチクリと刺激を与える前半。そして後半、ある人間の死から怒涛のごとく巻き起こる事件.....幸せとは何か?正義とは何か?不条理とは不適切とは何か?憎悪とは何か?人は人を許せるものなのか?...この物語の終わり、それは答えであり答えで無い。観る者を試す終わりだ。
いやぁ、大傑作だ。かといって、すぐにまた観に行きたくなる映画では無い。忘れた頃に、またこの映画の超絶的刺激を味わいたい。そんな映画が一番素晴らしい。
文句なく5点満点だ。
俺はこの映画の次にどんな映画を観るのだろう。どんな映画も今作に敵わない気がする。
「怒りは怒りを来す」
とっても頭が悪そうな女の人が言った「怒りは怒りを来す」、これがこの映画を表していると思いました
主人公のミルドレッドの怒りの連鎖いろんな人を巻き込んでいく、寂しさが漂う映画でした
この映画は、犯人が誰なのか、伏線回収が出来ているとかそういう映画ではなくて、もっと深い人間ドラマだと思います
皆が何か問題を抱えていて、善人・悪人という枠ではありません
ミルドレッドは言ってはいけない事を言ってしまったけど、母と娘の口喧嘩なんてどの家庭でもごく当たり前のもので、犯人を逮捕してほしいというより、あの喧嘩での後悔からスリービルボードができたように思います
怒りからは何も幸せな事は生まれない、署長の手紙とオレンジジュースから変わっていきましたね
とても見応えのある映画で満足感でいっぱいです
凄い映画
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