劇場公開日 2018年5月12日

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「「私」の先にある普遍」枝葉のこと mimi0さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「私」の先にある普遍

2018年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

怖い

「人間を描く」という点において、ここまで真摯に対象(しかもそれは監督自身である)に向き合った映画作品を私は他に知らない。
暴力的なようでいて優しく、わかりづらいようでシンプル。
人間とはそんな矛盾を抱えた生物であり、映画はそれを捉えることで普遍性を獲得し得るのだということに衝撃を受けた。
全編手持ちカメラで1シーン1カットの手法を選択したことについて、監督は「人間の目線は常にブレていて、カット割りも存在しないから」と答えていたが、徹底したリアリズムへの志向がその言葉からも感じられた。

mimi0