恋のしずくのレビュー・感想・評価
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終わり方が…
もっとハッピーエンドだと思ってみてたからびっくり。消化不良。3年後…とかはないのね。笑
酒造りに興味があったので面白かった。小市さんと漣さんが渋くてかっこいい。日本酒を飲みたくなったし広島の西条に行きたくなった!!!
日本酒づくりと神様と恋と命のお話
お昼に「斬、」を観るために前売り券を買いに行って
その流れで「恋のしずく」の前売り券も購入。
正直、ノーマークでしたが
めちゃめちゃいい映画でした!!
悔しいかな・・くしくも大杉漣さんの遺作となってしまい
より一層の説得力を増して名作となり・・今後も語り継がれるに違いないと思える作品でした。
1日に、いっぺんにこんなにクオリティの高い作品を二本連続で観たので
心がくたくたです。
舞台は、僕にとっても第二の故郷である広島。
映画のテンポがとてもよくて、広島の西条の酒蔵を中心に描かれる人間模様がとても丁寧に描かれてます。
説明セリフとかもなく、ちゃんと役者さんの演技で監督の手腕というか演出が細かくて
一気に引き込まれました♪
そして、丁寧に紡がれた糸を丁寧に編んでいって、クライマックスでは涙無くして観れない感じです。
そのあたりのプロットと言うか、雰囲気が「ジブリ」作品を思い起こさせてくれて
そんなに好きでもなかった川栄李奈さんがとても愛おしく思えたほどです。
天才的なその演技力にびっくりさせられます!!
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★おまけのつっこみどころ
まぁ、野暮なんですけど
7つの橋を渡って願いを叶えるという儀式ぽいのをやるんですけど・・
出発が呉市の亀山神社・・平和公園、広島駅、段原、観音・・亀山神社の順で歩いてるんですけど
正直、これを徒歩で歩くと・・ある意味罰ゲームのような距離なんですけど・・
息切れひとつしてないという部分。
西条の酒蔵での実習なんですけど・・
やたら・・広島市内まで飲みに出るシーンがあって・・
確かに、西条は田舎ですけどね
田舎ですけど・・飲み屋くらいあるでしょww
市内まで出るよりは呉で飲んでる方が説得力あるかも・・
でも・・
そんなの関係ないくらいに素晴らしい作品でした!!
後世に残る名作ですよ!!
命なりけり
ずっと美酒鍋の美酒は
びしゅだと思っていましたが
劇中で
びしょ鍋と説明しててビックリ‼︎
調べたらどっちもありみたいですけど
川栄李奈は
まだ主役の
友達役とかの方が良いかも...
映画の主演は早いように感じました。
背が低すぎるのかな⁇
スタイルが悪いので
可愛いだけにもったいないな
宮地真緒は顔面劣化にガッカリでしたが
スタイルはイイですね〜
男性陣は知らない顔ぶれ...
EXILE劇団とジャニーズ
そしてみんな仮面ライダーでした。
丹古母鬼馬二が出ててビックリ(笑)
広島出身だったのねっ
小市慢太郎と大杉漣(亡くなってホント残念)が
やっぱ良い味出してますね‼︎
真面目な大学生 川栄李奈
観始めてすぐに「あれ? 川栄李奈が可愛くない」と思うのね。
真面目で彼氏もいない女子大生役だから、メイクも衣装もそういう風にしてるんだよね。それで可愛くなく見えるの。もちろん他の出演作に比べての話ね。普通に可愛いのは可愛いから。
ワインのことを良く知っていて、ワインならいくらでも飲めて、フランスに留学したいと思っていて、でも日本酒は苦手で、それなのに実習は酒造に行かなきゃいけない!って設定説明が終わって話が始まるの。
あとは登場人物の気持ちを丁寧に描いていって、自然な流れでラストまで持ってくね。
酒造の人達が何故か大事な話をやたらと川栄にするっていう不自然さはあるんだけど、これも一応「あんたは死んだ女将さんに感じが似てる。あんたが何かを変えてくれるかもと思った」っていう杜氏の一言で回収したことにしてるね。
最後の橋巡りのシーンでは「大事な決断をするときは、誰とも相談できないし、振り向くこともできないよな」と思いました。
川栄の決断は?ってのはあるけど、ここまで描いてきたら、どんな決断でも話になるなと思ったね。
脚本がしっかりしてて、安心して観られる作品だったな。
朝ドラの総集編の様な感じ
ちょっと期待したのと異なりましたが、可もなく不可もなく。強いて言うとテーマが恋愛なの?って気もします。じゃあ酒への愛か?これも違う。もう少しどっちかに振った方が良かった。日本酒が好きになる所は良いのですが、酒造り、特に仕込みの所の大変さとか不十分。ましてや研究途中のまま長年放置されていた純米大吟醸の生酛造をいきなり仕込んで完成させるなど苦労を感じさせるでもなくスルーしたのは残念かな。実際は何年も試行錯誤の上でようやく納得できるレベルになるのに尺の問題ですっ飛ばすのは如何なものか。恋愛の内容にしても最後に好きですで終わるのはちょっと。今後の展開を想像させる終わり方で無いのも恋愛物として尻切れっぽい印象。
あと映画化される随分前に聖地に行った事ありますが、西条は海から遠いですよ。主人公の蔵元はたしかに海沿いで今は東広島市で一括りにされそうですが、西条とは違います。駅降りたら海が見えて西条ってのはワープしたんですか?と言うくらい違和感が。広島市内や呉にもワープが一杯あり別の意味で苦笑しました。
色々良い所を紹介したかったのでしょうが
西条来た人はびっくりするでしょうね。
心が洗われました
どなたかも書いていましたが、確かに内容としてはベタなストーリーです。日本酒嫌いな大学生が実習で行った酒蔵で日本酒に出会い、人々との出会いや日本酒造りを通じて、今までにない喜びを見出すという物語。なのに泣けます。
色々な視点から感情移入できる映画になっていて終わった時には目が腫れてました。親が亡くなってから親の愛情を知る、みたいな場面があって、そこで滝のように涙がでてきました。
心が洗われるようなとてもピュアな作品だと思います。
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