「恋はしずく程度で好感。東広島市西条が舞台」恋のしずく eさんの映画レビュー(感想・評価)
恋はしずく程度で好感。東広島市西条が舞台
酒造りから日本酒の楽しみ方、第何次?地酒ブームといわれながらも小規模酒蔵の厳しい現状等、西条酒造組合が協力しているだけあってしっかり描かれている。
西日本各地を襲った平成30年7月豪雨災害によって、ロケ地となった柄酒造も被災し今年の酒造りは断念せざるを得ないとの事。
東広島市安芸津町をはじめ被災地の復旧はまだ完全とはいいがたく、この映画が復興に一助になれば。という宣伝担当者からの一言にハッとさせられれた。
広島県内の酒蔵全部の酒を映すことも出来ず公平性の観点からかラベルを映さない、という決定は理解出来るが、杜氏の部屋?に田酒と風の森が映り込んでいるのはいいの?
小市慢太郎の杜氏もハマってるし、亡くなった大杉漣が亡くなるもんやから泣きそうになる。
中村優一は若い桝太一みたい。
葬式の酔っ払い具合といい味のある神主さんやなぁと思ったら、丹古母鬼馬二だったのね!
川栄李奈は肝心のラストシーン以外は終始可愛い。
二百石は一升瓶2万本分。
三島由紀夫 橋づくし
限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり
源氏物語 桐壺の一首
コメントする