「脚本は凝っているが、後味は悪い」ダウト 偽りの代償 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本は凝っているが、後味は悪い
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総合:70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
野心溢れる記者が企む企画と、裏をかかれて窮地に陥る様子を描く。
凝った内容でそれなりに面白かったのだが、見終わった後に残る気持ちがあまりよいものではない。短時間で男を愛して彼のために命懸けの行動をした後で、 あっさりと捨て科白を残して立ち去るのが最後の場面というのは、切り替えが極端すぎるように思う。もう少し違う展開はなかったものか。
さんざんと戦った後で、マイケル・ダグラスにたいしてこれまたあっさりと逮捕されてしまうのも拍子抜け。まあこれはそのあとの話があるから、ここにあまり時間をかけるわけにはいかなかったのでろう。
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