「絶賛してみた!」アナと雪の女王 家族の思い出 k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
絶賛してみた!
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クリスマス当日、ソリに乗り領民の家々を回り、物品を徴収、それに火をつけ、さらに崖に捨て、歌って踊る
というフィンランドに実在した天下の悪法『クリスマス税』を領主の視点で描いた社会派ミュージカル。
為政者というのは如何に人民を無視しているのか、今の日本にも繋がりますね!タイムリー!!
「誰も観た事のない映像を見せてやろう」というクリエイター魂というよりは、
「これくらい見せておけば、喜ぶだろう」という営業や配給の気概を感じます。
死者の日の話の前にクリスマスの話が見れたのも得した感じがしますね。
トロールという土着民族の文化は完全否定するというあたり、昨今流行りの多様性もガン無視するかなり攻めてるアンチダイバーシティ作品でもあります。風刺が効いてます。
短編の方が本編より面白いという、長編アニメの"ガッカリあるある"を上手に回避しました。短編としては長尺な22分という上映時間も本編の期待感を増幅します。本編の待ち遠しさったらありませんでしたよ。
過去のヒット作を新作の踏み台にする、
さすがデズニーですねッ!!!!
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