パパはわるものチャンピオンのレビュー・感想・評価
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僕の好きなプロレスはここにあった!
今更ながら、パパはわるものチャンピオンをみた。
棚橋がヒールのプロレスラーのお父さんという設定の映画だった。
この映画が公開される前、棚がヒールターンするといったうわさがまことしやかにありましたが、
実はこの映画のことだったのかもしれないです。
お父さんの仕事を知らない子供は、ある日お父さんの車に乗り込み職場に乗り込み、
お父さんがヒールのプロレスラーであることを知ってします。
子供心にヒールは悪いことであると思い、好きだったやさしいお父さん(棚)を拒絶してしまう。
棚も好かれていた息子に嫌われ、覆面ヒールである自分の仕事に悩み、
最強トーナメントの途中でヒールのマスクを脱ぎ戦うも負けてしまい、プロレスラーを解雇される。
ところが現エースのレスラーから指名され、現役復帰する。
現エースにかてば、またエースとして復帰!となるところが
戦いに選んだ姿はマスクを覆ったヒールでの登場!
ヒールとして悪の限りを尽くして戦うも、膝が限界で必殺技ハイフライフローが飛べるのは1回切り!
何とか必殺技を決めるも現エースはまだ倒れず、限界の膝を引きずりながら
もういちどハイフライフローを飛ぶ!あとは見てのお楽しみ。
泣きました!プロレス最高です。
仕事への誇り
劇場での見逃した作品を
DVDで鑑賞しました。
プロレスはどちらかと言えば苦手なほうですが、
それでもプロレスのシーンを含め楽しめました。
ヒール役でも大好きなプロレスをどうしても続けたい父。
でも、小さな子どもからすると
大好きなお父ちゃんの職業が
ヒールレスラーで
しかもゴキブリとは
やっぱり受け容れがたい。
父も子どもも葛藤しながら
父の仕事に対する誇りを感じ取った息子が
ヒール役もゴキブリも受け容れ、
再びパパを誇りに思い
成長していくというお話。
お母ちゃんの木村佳乃さんがおしゃれでかっこいい美容師さん役がぴったり。
そして、演技はもう一つでしたが、棚橋弘至さんは
かっこよくて強くて優しいプロレスラーのお父ちゃん役がぴったりでした。
プロレスファンだから…
実際の棚橋選手と重ねてみてしまったため、感動せざるを得ない。
ただ、ストーリ内で矛盾点が多く、クエッションマークを頭に浮かべるシーンが少なくなかった。
それでも、1人のレスラーの“生き様”を見れた気分になり楽しめた。
プロレスファンと子どもがいる人なら楽しめるけど、そうでない人は厳しいかもしれない。
ホイホイスプレー
・単純なストーリーだけど、感動した。息子のためにクビ覚悟でマスクを脱いで闘うシーン カッコいい。
・スポーツ選手に付き物 怪我や衰え…「悪役でも大好きなプロレスをやらせてもらえるなら御の字だよ」ってセリフが胸に響く。
・急所攻撃に凶器攻撃や複数人攻撃と卑怯の雨あられ…。最初は笑って観てたけど、終盤の時にはカッコ良く感じて応援してた。悪役の美徳に酔いしれた。
・プロレスシーンが実際の選手がやっているので、迫力満点で最高だった。
熱いけれども雑過ぎる
もともとが絵本とのことで、子ども向けに作成された映画のような印象です。
ベタな盛り上がりを見せますが、演出があまりにも雑で、ガッツリと世界観に浸ることは難しかった。元が絵本だし、オーバーな演出の方がわかりやすいし、みたいな意図があったのでは、と邪知してます。
日常パートが雑だと、ホント引きますね。プオタ女子のエキセントリックな演出とか、素顔の時にマスクマンの名前で互いに呼び合うとか、正直鑑賞に耐えられないレベルでした。
神は細部に宿りますからね。雑演出の映画は、いくらストーリーが良くて盛り上がっても、質の低さを感じてしまいます。
とはいえ、新日ファンムービーとしては熱く、レスリングパートはおしなべて説得力抜群でした。ラストバウトはなかなかドラマティックで、若干レッスルマニア18のロック様vsハルク・ホーガンの通称『Icon vs Icon』を少し連想。フィニッシュに向かう展開もすごく良かったです。
あと、棚橋を始めとする現役選手もおしなべて好演でした。特に田口はいぶし銀の雰囲気があって、俳優としてもイケそうですね。
また、新日がここまで持ち直して、ファンムービーまで作れたか、と思うと胸熱です。永田さんがヒョードルに撲殺されたり、アルティメットロワイヤルとかやってたころは、このまま新日は消滅していくんだろうな…なんて雰囲気がありましたし。
だからこそ、雑演出が勿体無いと感じました。せっかくの機会なんだから、もっとクオリティの高いものを作って欲しかったです。
あと、本作は中島らもの『お父さんのバックドロップ』にちょっと近い構造を持ってましたね。原作が参考にしているのだろうか。
トランキーロ!
新日ファンなのでとりあえず観に行ってみたら…家族愛が溢れるとっても素敵な映画でした。
観る前は、棚橋の演技力ってどうなんだろう?と思ってたんですが、あまり気になりませんでした。
いい意味で普通!
エースからヒールレスラーに転落し葛藤している、優しそうなお父さん。
(後でインタビュー等見たところ、クランクインの2ヶ月前から演技の練習をしてたとか。
しかも撮影時以外にも試合会場などで、タッグパートナー役の田口に声をかけてたくさん練習してたそう。G1が終わって即撮影だったようで…忙しかっただろうに…G1優勝して、主演映画も撮影して。。棚橋ファンではないけど、かっこいいなと思いました)
真壁のリングネームがスイートゴリラ丸山になってたり、技の名前などいろいろちょこちょこ変わっててクスッと笑えるところもありました。
試合のシーンも普段と変わらないし、わかりやすくてよかったです。
プロレス観たことない人でも楽しめそう。
期待してなかったんですが、内藤とヒロムがセットで一瞬出てきて(しかも内藤は一言セリフあり!)テンション上がりました!!
そして田口の出番が多いので、ファンのかたはぜひぜひ観て欲しいです!
カッコいい父親
プロレスと言う特赦なジャンルを見事なぐらいホームドラマとして見せてくれたのがとても良かったです。
息子の『悪者やめてよ』の声にマスクを脱いでプロレスを辞めようとした場面に深い愛情を感じました。
やはり男は立ち上がる姿が最高にカッコいいです!
もったいない!!!
現在の棚橋選手と非常にリンクする役だったため、膝を痛めながらも懸命にプロレスに向き合う姿にファンとして胸が熱くなり、終始泣きそうでした。しかし、全体の話運びが稚拙で説得力がなく、モヤモヤする展開ばかりが続いたため、正直のれなかったです。(子供が1人でプロレス会場にいる問題1人で帰れるの?かつての名レスラーをリング外でゴキブリなんて呼ぶ?、頭を押さえて倒れたのに復帰して大丈夫?などなどなど!)結局、見てる側の忖度なしには成立しない内容だなと感じ、泣きそうなのに泣かせてくれないという非常に苦しい思いをしました。
息子の祥太にはマスクを取って懸命に戦うお父さんを見て心を揺さぶられて欲しかった!なのに、途中で逃げるなよクソガキー!!病院のシーンとお好み焼き屋でミチコに諭されてってなんだかなぁという印象です。
出演しているプロレスラーにあまりセリフを与えないという手法は良かったと思いますが、ギンバエマスクを演じる田口選手の演技が凄く良かったのでレスラー側の状況を説明する役割を担って欲しかった。必殺技のフライハイが1度しか撃てないことをギンバエマスクも知ってて2度目は「やめろー!!」と観客を代弁して叫んで欲しかったです。
解釈の違いなど好みの問題もあると思います。名シーンもたくさんあったので、個人的には名作になりえたとても惜しい一本と、なりました。
全盛期は必ず過去になる・・必然・・
当方新日本プロレスを観続け早40数年・・・
靭帯切れたまま完治せずに現役トップ戦線にこだわり続ける棚橋選手と
主人公のケガでエースを陥落し悪役を続け現役にこだわる大村孝志の立場がリンクしていてファンならずとも感情移入してしまいました・・
特に「ピークを過ぎているのはわかっている」のセリフは非常にこたえました。自分のヒーローだったスポーツ選手が老いでさび付いていくのは耐え難いものがあります。
しかしながら「プロレスは勝ち負けじゃない!生きざまだ」の
セリフが一番の答えだと思いました。
一度しか打てないフライハイを二度打つプロレスチックな展開も
個人的に大歓迎でした。
ゴキブリマスクが勝ったのか負けたのかは観てからのお楽しみ。
息子の祥太くんと親子の絆を取り戻す展開はすごく心があつくなります。
正直ノーマークの映画でなめくさって観に行ったくせに
泣かされてしまいました・・・
田口さん演技上手だったねw
内藤さんとヒロムのちょい役はわらっちゃいました。
今度オカダとやる権利書タイトルマッチまさか映画みたいな展開にならないよね・・・それだけが不安
ただ全勢期の頃はさっそうとコーナートップにかけあがってた棚橋選手・・・ハイフライフローしかけるたびに映画みたいな気持ちで飛んでるんだろうなあ・・・
もう実際のプロレスとこんがらがっちゃって映画の感想じゃなくなっちゃたねw
みんなにもぜひ見てほしいな
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