私が殺したリー・モーガンのレビュー・感想・評価
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リーモーガン良いですね。
映画としては、あまり面白くないかもしれない。
JAZZに興味がない人には、特にそうかもしれない。
でもリーモーガンの音楽は良かった。
カッコ良い‼︎
また、改めて聴きなおしてみたくなった。
リーはなぜヘレンから離れたのか
音楽は全く聞かない。
ジャズも全く知らない。
予告がカッコよくて、気になって観に行った。
天才ジャズトランペッターのリー・モーガンが、大雪のライブハウスで内縁の妻・ヘレンに銃殺される。
現実の出来事を、ヘレンのインタビュー(録音)、彼らの友人達の出演、そして当時のリーの演奏で探るドキュメンタリー。
わたしには、全てはリーがヘレンから離れた(浮気した)ことが原因に思えた。
ヘレンは、殺すつもりはなかった、と言う。
友人達は、とても仲の良い2人だった、と言う。
でも現実は、ヘレンがリーを銃殺した、ということ。
リーは死んでしまったから、なぜ彼がヘレンから離れたかはわからない。そのへんの事実が解明されないモヤモヤが残って、個人的には評価低め。
けれどヘレンにとっては、「私が殺したリー・モーガン」であり「私が愛したリー・モーガン」なのだ。そう断言できるほどに、彼女がリーを語る様には愛が溢れている。
でも、リーの珍しいライブ映像とか満載らしいし、出てくる友人達も有名ミュージシャンなので、ジャズ好きな方にはきっと貴重な映画だと思う。
ヘレンの、まるで夢を見ているかのようなコロンコロンした可愛らしい口調と、仲良し夫婦だった2人を惜しむ友人達の表情が印象的。
姉さん女房
JAZZに詳しい訳ではないが興味はありリー・モーガンを知らないままで。
COOLなジャズメン達の当時の写真と映像に流れる逸品なJAZZにのめり込める。
まずリー・モーガンの愛嬌のある表情に佇まいの格好良さと魅力ある人物像を見事に伝えてマイルスだけでは無いなぁと。
奥さんの生い立ちもヘビーで苦労人でもあり面倒見の良さと全く悪い人には思えない。
肉声での奥さんのインタビューは歌っているようなリズムを刻んでいる感じで強い女性の印象が。
見事に復活したリー・モーガンを支えた影の立役者でありながら最後の引鉄も引いてしまい嫉妬だけでは無い何かがあったのだろう。
男の身勝手さに女が終止符を打つ。
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