「ロマ迫害の一歴史」永遠のジャンゴ しげぴいさんの映画レビュー(感想・評価)
ロマ迫害の一歴史
たとえ音楽が
自分を知っていたとしても
この命あってこその音楽だ。
雪にまみれたギターが物語る。
そして何度観てもまた涙。
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2018.1.6 新宿武蔵野館にて2回目
世間知らずの音楽馬鹿の演奏が
世間の憂さを忘れたい聴衆を
熱狂へと導く様の享楽よ。
やがてジャンゴの意識に
否応なく滲み入る戦争の本質。
レクイエムに
そして踞り目頭を押さえる母の姿に
またしても涙を誘われた。
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2017.12.17
ヒューマントラストシネマ有楽町にて1回目
泣けた泣けた。
ラストシーンを思い返すと
未だに涙腺が弛む。
レイシズムのなんと愚かなことか。
ロマそのものが刻み込まれたような
気丈なお母さんに笑って泣かされる。
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