「象徴的だった妻夫木くん。」泣き虫しょったんの奇跡 ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
象徴的だった妻夫木くん。
丁度この夏に小説『盤上の向日葵』を読んだり、子どもと将棋対決をたくさんやったりしたので、見に行ってみようと思いました。
わかりやすいサクセスストーリー。
気軽に楽しめました。
豪華俳優陣にも満足。
余程、人望がある監督なのかな。
プロの資格がなくなるまでのストーリーがしっかりたっぷりあったため、敗北感や、成功を掴むことの喜びの大きさ、関わってきた人々の応援の熱さなどを感じることができました。
挫折を表す、あの泥沼に嵌っていくシーンはお見事です。
ああいう世界が、私は頭の中によく思い浮かびます。
実力や才能はあるのに勝負になると勝てない。
お人好しがトップに立てないという、妻夫木くんとのシーンは、明暗を分ける勝負の世界の象徴のように思えました。
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