劇場公開日 2017年12月16日

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花筐 HANAGATAMIのレビュー・感想・評価

全44件中、21~40件目を表示

3.5劇画チック

2018年4月7日
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鑑賞方法:映画館

大林監督の映画を始めて鑑賞した。
私は明治〜昭和時代の映画がひどく好きで、この映画が日中戦争の頃の物語ということもあってすごく楽しみだった。

前半は 映像と映像の切り替えが斬新だったり、無理やりで雑なCG合成、17歳という設定とは思えない大人びた役者たちに違和を感じた。

しかし次第に、これが大林節なのかと気づき映画にのめり込む自分がいた。

結果として、3時間弱 物語自体に引き込まれることはなかったが、独特な監督の演出に、映画の視野の広さを感じることが出来た。

とても満足である。

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オードリー

3.5吐血の真赤。

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

全編が大林ワールドに彩られた映像美と幻想狂想を交えた
生への叫びに満ちている作品。特撮も戯画もあらゆる技術
を使って監督の脳内を映像化したように見える。ドラマ性
云々をある意味超越しているので観る人を選びそうだけど、
独自の作家性を惜しみなく発揮していることに監督の覚悟
が覗える。吐血の真赤が際立つ反戦映画の最終章になった。

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ハチコ

2.5偉大なるオルタナティヴへのご奉公

2018年3月4日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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いぱねま

5.0まだまだ撮り続けて!!

2018年3月1日
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鑑賞方法:映画館

ちょっと今作は、言いたいことをダイレクトに直球勝負でやりすぎたかな、という印象。

もう少し遊びの部分とか有っても良かったかな、とは思うが、内容と原作の関係でこのカタチになったのかな。

3時間弱の上映時間は大丈夫だったけど、いやいや大林監督、お年を重ねてもまだまだ映像のマジック期待してます!

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buckaroo

2.0理解し難い

2018年2月18日
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鑑賞方法:映画館

心に伝わるものが無く時間も無駄に長い。理解し難い作品。
2018-38

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隣組

5.0色々な感想があるのは素晴らしい

2018年2月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

私は大林監督にバッチリ人生を変えられた幸せな世代です。
大林作品に出会って、映画体験も人生も本当に豊かになった人間です。

そんな私の現時点でのベスト大林映画がこの「花筐」になりました。
個人的に特別な大林作品は他にあります。
だとしても、さらにはこれが「戦争3部作」の最後の1本ということを割り引いても、これが大林監督のフィルモグラフィーの最新作であり最高傑作だと思います。

現役監督として、しかもキャリアが40年以上の大ベテランが撮った最新作がこの映画っていうのは、凄いとしか言いようがないと言いますか、
自分の語彙力のなさなんですが、言葉が浮かばないです。

ここのレビューでは年代や性別等はわかりませんが、本当に色々なレビューが読めて嬉しくなりました。
怖い、美しい、激しい、力強い、生々しい、切ない、純粋、無垢、戦争、平和、生、死、圧倒、強烈、徹底、プロ、アマチュアetc,,,

皆さん、ちゃんと自由に感じている。良いも悪いも。でも大林監督の映画ってそういうことでしょ?大林ワールドを体験するということでしょ?

大林監督、ちゃんと伝わってますよ!

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strato coffee

4.5大林ワールド

2018年2月9日
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鑑賞方法:映画館

切ない反戦青春映画
血のイメージが凄かった

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daikokumai

4.0優しく、美しく、淡々と

2018年2月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

どこまでも大林スタイルを崩さない凄さ。
大林宣彦は、永遠にプロのアマチュア。
誰にも文句を言わせない、興行的経済合理性は考慮しない、ひたすらに美しさを追求する、その鉄のアマチュアイズムに感動する。

結局、普通の人間は山崎紘菜演じるあきねだけだったという、摩訶不思議なオハナシ。
あれ?尾美としのりは?

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kazz

3.0この時代の若者の苦悩が〜

2018年2月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

第二次大戦前夜の
いずれは戦場で死ななければならない若者たちの苦悩と
その戦場に行けないことも苦しみになってしまう様な
理不尽で不寛容な時代の空気が伝わってくる。
戦争前のその空気がどこか今と似ていると言う監督の言葉が重い。

月に10本程映画館で映画を観る中途半端な映画好き的には
大林監督の映画はここ数年では
「多分日本で1番ブッ飛んでる作品」と言う認識はあったので
少々のアレレ?な内容には驚かないけど、
青春群像と言う本作で、この俳優の年齢差はちょっと見過ごせない。
そういう枝葉を突っ込む様な映画では無い事を重々承知していても
流石にそこは〜〜〜

だってね、女優陣は
矢作穂香(20歳)門脇麦 (25歳)、山崎紘菜 (23歳)と
まだちゃんと高校生に見える年代の女優さんを揃えているのに
彼女らと絡む3歳年上の設定の高校生に
満島真之介(28歳)窪塚 俊介(36歳)長塚圭史(42歳)
いくらなんでも長塚圭史の高校生はないだろ!!〜〜
まるで凶悪犯にしか見えないよ〜〜。

内容的にも、戦前の不穏な空気や
その中で苦悩する若者を表現するには
やっぱり、それなりの若い男優さんの方が
より切実感があったのではないだろうか?
今は若い俳優さんでもみんな演技は達者だからね〜〜。

もしかしたら、監督の体調が悪くてキャスティングに
そこまで時間がかけられなかったのかもしれないけど〜〜

ただ、今、大林監督と同じ時代に生きて、
監督の作品を観ておかないのはやっぱり損失だと思うのよね〜。
黒澤明をリアルタイムで観られなかった年代だから
せめて大林宣彦はリアルタイムで観ておきたい。

★もう一度観るなら?「数年後にリバイバル上映を映画館で」

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星のナターシャ

4.5前衛的なのに古典的な演出に眩暈を覚えて

2018年2月2日
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りゃんひさ

3.0良い映画

2018年2月2日
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鑑賞方法:映画館

男と女、男と男、女と女…みんな顔近すぎ(笑)
一体、誰と誰がチューするのか、ずっと気になって仕方がなかった!
*"少女"を撮るのが、相変わらず上手い。その純潔さや無垢を映像だけで表現できるのは、この監督ならではと、改めて思った。

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stoneage

3.0よくわからないが 激しく、美しいと思った

2018年2月2日
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鑑賞方法:映画館

よくわからないが
激しく、美しいと思った

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カミムラ

3.5日の丸を振る加代子

2018年2月1日
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鑑賞方法:映画館

怖っ‼︎

独特の世界観
???のシーンもあったけど
映像も美しく
思ったより良かったです。

2時間49分...
そこまで長いとは
思わなかったです。

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snowball

3.0めくるめく映像美だが長すぎ

2018年1月26日
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鑑賞方法:映画館

知的

美しい映像で、図らずも戦争の渦に巻き込まれていく青年・少女たちを描く。癌に侵されても、どうしても作りたいと大林監督が制作したこの映画。伝えたいことははっきりとわかる。血のシーンや月のシーンなどイメージ画像的なものが多く、めくるめく感じに襲われた。常盤貴子が美しい。
映像美は寺山修司の映画を思い出す。顔を白塗りの兵隊は、時計を抱いて歩く寺山の少年を想起させる。黒沢明の「夢」の兵隊も顔を青黒く塗っていたっけ。
ただ、17歳の青年というのに、窪塚俊介らはともかく、長塚圭史は年取りすぎ。
大林監督の次回作を期待する。

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ルリ

4.5物凄いものを観た…

2018年1月24日
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everglaze

5.0この映画をつくるパワーはどこから!

2018年1月23日
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尾道三部作など、大林宣彦監督の作品が大好きで鑑賞を楽しみにしていました。映像はまさしく40年前に見た「HOUSE」そのもの。真っ赤に染まる空、油絵の色彩のような人の顔の陰影、「さびしんぼう」のような映画とは全く異なる独特な大林ワールド。演劇や歌舞伎のような舞台転換、絵コンテを忠実に再現したカットの連続に圧倒されます。3時間近いこの映画の脚本、画面構成、CGなど、制作にかけた情熱と労力、時間は計り知れません。まさしくガン余命宣告を受けた大林監督が、命を削って作り上げた映画と言っていいと思います。東京でも有楽町スバル座での単館上映でしたが、もっと多くの人に見てもらいたい映画です。魂の叫びが聴こえる人も多いでしょう。映画館は大林ファンと思われるご年配70歳代の方が多く、お見受けしたところ80歳代の方もいらっしゃいました。ストーリーは理解出来ない部分もあり、再度見直す必要がありますが、圧倒的な画像が脳裏に刷り込まれます。所謂サブリミナル効果というものでしょうか。後からジワジワとくる映画ですが、何度か見直すとまた違ったメッセージが次々と現れそうで、奥深い作品です。但し、人によってハッキリと好き嫌いが分かれると思います。興行収入を気にして、万人受けする映画作りをする風潮にも一石を投じる映画です。1ヶ月余りで公開が終了してしまいますが、この作品の良さは劇場ならではなので、リバイバル上映する映画館が続々と出てくることを期待しています。あとこの映画が好きな方は、「十六夜荘ノート」(古内一絵著、中公文庫)という本をぜひ読んでみてください。大戦前夜の青春群像を描いた傑作です。最近文庫化されました。芸術に生きた若者たちが還らぬ戦争に駆り出されていく…、戦争に人生を翻弄された主人公の大伯母が、守り抜いた十六夜荘に込められた想い。花筐では常盤貴子演じる女主人が、この大伯母を彷彿とさせます。この映画も小説も戦争に翻弄された青春があったことを忘れないで欲しいという、監督や作者の想いが伝わってきます。

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あしや桜

5.0大林宣彦作品とはこういう事だったのか⁉️

2018年1月16日
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興奮

知的

幸せ

大林監督作品は『HOUSE』『ねらわれた学園』『時をかける少女』『ふたり』…と時代時代で観て来ましたが、イノセントな少女の描き方が素晴らしいだけに、あの独特なクロマキーの手法をハリウッドのSFXと比べてしまい、常に違和感があったのですが…
今回の作品はそれが吹っ切れており、通常のシーンでさえもクロマキーを超えコラージュにさえ感じられる詩的で独特な世界観は、映画というジャンルを超え、精神に訴えかけてくる何か新しい体験をしている様で、これが大林宣彦なのだと唯一無二の169分の世界観に釘付けとなりました。
能・神楽・無声映画・アニメ(エヴァ)日本のエンターテイメントを全て詰め込んだ、世界に誇れる芸術作品だと感じました。

大林監督を知らない、若い人には理解し難いシーンも多いかもしれませんが、この得体の知れぬエネルギーを感じた人は、是非昔の大林作品を観る事をオススメします。大林宣彦監督 真の天才だった❗️

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HIROKICHI

5.0なんか凄いもの見せられた

2018年1月15日
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鑑賞方法:映画館

今のところ、まだ理解しきれない。

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シン

0.5世界観が難しかったです。

2018年1月8日
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鑑賞方法:映画館

口コミの評価が高かったので観てみましたが、独特の世界観で私にはよくわかりませんでした。映像も合成している感じが強調されているような気がして違和感を感じました。
映画に詳しい方が見たらおもしろいのかもしれません。

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おぐりーな

4.0筆圧に圧倒される。矢作穂花いい。

2018年1月6日
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もう何がどうのという必要ない大林宣彦でしかあり得ない、それもありか、これもありか、の連続のスペクタクルをそのままぼけーっと眺めて圧倒されて終わる。きっとスケッチブックに絵を描いてるような映画づくりなんだろう。後期フェリーニのような感じもする。なのでその筆圧に圧倒される。
予備知識はまったくなしに観たけれど、でてるんだ、と入口のポスターで知った程度だった満島真之介、門脇麦、名前変わった矢作穂香、素晴らしい。素晴らしい大林映画のアンサンブルぶり。特に矢作穂花は和製ドラキュラ映画キャラ的にも素晴らしかった。

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ONI