君の膵臓をたべたいのレビュー・感想・評価
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アニメ版も良かった!!!
原作は読んでいません。
前日に実写版を観て泣かされたので、余韻が残っているうちにと思いアニメ版を鑑賞。
あらすじはわかっているだけに大丈夫だと思っていたのですが、わかっていても泣けました。
実写版の大人になってからの回想という形ではなく、高校生としての「今」だけを見せてくれたので構成的にはアニメのほうがのめり込めた感があります。
そういう意味ではアニメ版から観たほうが良かったかなとも思いました。
今までの人生、何度か「運命」という言葉を使ってきましたが、この2作を観て過去を振り返ってみると一つ一つの選択によって今この瞬間が導かれているということにすごく頷けました。
「17年 私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。桜が春を待っているみたいに。」
絵も美しいし、sumikaの曲もマッチしていて心に沁みました。
地味男自由奔放女物語
自由奔放な可愛い女の子に平凡な男が振り回される系作品。何者かにはなりたいけど、そのための努力はする気がない、他力本願な欲望がよく表現されている。そこが本筋じゃないことは解っていても、目に余る「地味男自由奔放女」の構図がどうしても入ってきてしまう。話の主題もブレブレで、自分の存在を他人の中に見ないことが男の(唯一の)長所として描かれていたはずなのに、結局人との関わりが一番大事みたいな終わり方をする。結局女が男に見出した魅力は何だったのか?そこがはっきりしないせいで、ただ「人に見向きもされない俺の本当の良さを見つけてくれる可愛い女の子が現れたら良いのにな〜」だけのお話に感じる。
さくらが綺麗でした
「映画で観るべきは主人公の成長と周りの後押しである。」
この夏、別のレビューで書いた事をまた書くことになった。
大きな流れは上に書いた事を進行したに過ぎないが、やはりラストシーンと最後のセリフはその映画の出来を左右する。
良い本編ラストだった。成長と決意を示した。スッと腹の底の深いところまで落ちた。
エンドロール後は必要か否か。迷うところではあるが、良しとした。決意を補強する意味で必要だったとみた。
亡くなる直前に書かれた遺書。胸に詰まる。
そんな物語であるが、ラストはさくらの花びらと春風が爽やかな、夏のシーンであった。
感動物は苦手なのですが
見る機会は何回かあったが、内容的に苦手な予感がしたので、避けていた作品。金ローで放映されたので、意を決して見たところ、初回はやはり泣かされてしまいました。(家族と一緒だったので、後ろの方でこっそりと。)もう一度頭を冷やして見てみましたが、結構序盤から伏線を張って、後半のシーンで観客がめいめい思い返して感動がこみ上げる作りになっているのですね。映像、音楽、セリフ、演技どれも素晴らしい。病での美人薄命はある意味ジャンル映画だとは思うのですが、この作品では、少し違って、病気では無く突発的な不運で命を失う事になります。それは、私やあなたにも突然降りかかることかも知れないが、人は皆、死ぬことなど夢想だにせず日々を生き、恐らく、そのまま最期の日を迎える。そういう点では、常に自らの死を見つめ続けた彼女は、完璧では無いけれども有意義な人生を送ったのかも知れない(メメント・モリですね)。そして、テーマ通り、主人公の中にずっと生き続けることでしょう。生きるとは何か。この映画で言われた事は私の個人的な考えとは異なりますが、考えさせてくれる良い映画でした。
男の子の夢と妄想が詰まった作品
テレビ放送を録画で見ました。
途中で挫折したくなりましたが、一応最後まで見ました。
元気で明るくてわがままでいたずら好き、だけど実は病弱で強がりなヒロイン
非モテで根暗で友達居ないけどヒロインにモテてる僕
彼氏じゃないけど自分のわがままに振り回されてくれる都合のいい男
付き合ってないし責任ないけどまとわりついてくるクラスで人気の美人
ぎゃーぎゃーうるさいよくわからんおせっかいな女友達
第三者的な立場のネアカだが空気の読める男友達
キミ呼びしてくる元気な性格のあの子
女に挑発されて押し倒す展開
男の子の夢が詰まってます
設定はありがち
なんで話題作として盛り上がったのかわからない
原作未読、実写映画未視聴
演出ってアニメ界では何をすること?
脚本は動かせないよね
それにしてもこの、友達の女勝手なことばっかり言っててムカつくなー
みなさんよく耐えられましたね
実写見た人にもおすすめ
実写版は大人になった主人公が、高校時代を回想する形で進んでいったけど、
このアニメ版は大人の部分が一切ない。つまり高校時代だけで話は進む。
実写版/アニメ版の差別化をはかる意味で、これはすごくいいアイデアだったと思う。
ストーリーはだいたい一緒だけど、大人の部分がないため、ラストも違ってる。
終わり方はちょっと驚いたというか、すごく印象に残るので、実写版を見た人にもおすすめ。
アニメ版の方がオーソドックス
実写は、後日譚のような作りで脚本が良くできていた。浜辺美波が印象強い。
アニメは役者の登場回数よりストーリを重視できるかな。オーソドックスな作り。アニメならではの美しいシーンも織り込まれ、巡礼したくなる。
ピュアにつながっている二人の関係は、彼女の病を抱えて、張りつめた緊張感を内在させる。主人公は深入りしてしまう恐れと愛情の境界は、ラスト近くの号泣で見事に決壊する。好いシーンで、この後彼は自分の生き方を変えていく。観客はなにかホッとする鮮やかな展開だ。
ところで、山内桜良は、実写版とどっちが先? 同じようなセリフ語りで驚く。この作品で浜辺美波を知り、かなり印象を受けたのでちょっと気になる。
彼女の死ぬからアピールがストーリーが進むにつれてウンザリしてくる。...
彼女の死ぬからアピールがストーリーが進むにつれてウンザリしてくる。天真爛漫な彼女だけど誰よりも悲観してるように見えた。元彼と親友が心底気持ち悪い。
青春もの
インパクトのあるタイトルのアニメ映画
2000年初頭の「世界の中心で愛を叫ぶ」のような、ヒロインが重病を患っていて寿命が残り僅かと言う設定だけれど、そうではない唐突な死
人とのかかわりを避けていた春樹が死んだヒロインとの約束を守るためにケンカになりながらも、恭子を問答していた場面は人間は変わることができるんだなと感じた。
実写もアニメもどちらも素晴らしい!
実写版もいい作品でしたが、アニメ版でもとてもいい作品でした!
アニメではまた違う描写がありました!
僕はどちらにもいいところがあると思っているので、優劣をつけることができませんが、アニメではsumikaさんの楽曲とアニメの描写が重なるところがアニメ版ならではのいいところだと思います。
僕はこの作品のファンです!
まず、主人公の友達を作らず、1人でいるところにとても親近感を感じました!
僕も高校時代はそんな感じだったので(笑)。
その主人公が正反対の性格の桜良に影響されて、1人の人間に興味を持ち、感情が豊かになっていくところに胸が熱くなりました!
桜良みたいに自分の性格と正反対の人間に影響を与えることが出来る人間はすごいと思って尊敬しました。
初めて会った時は「私は病気で死ぬ」と言っても動じなかった主人公に「生きていてほしい」と言わせるなんて…すごいですね…
桜良にとっての「僕」のようにどんな人間でも必要とされる場所があるのではないか、すごい綺麗事ですが、そんなことを感じさせられました。
1人だと傷つかないで済みますが、人と繋がった方が悲しみも多い分、楽しさや嬉しさが何倍にも増えると僕も感じております。
「生きるとは誰かと心を通わすこと。人は誰しも1人では生きることができない。」
自分と向き合う「僕」の姿にも尊敬するところがありますが、それ以上に桜良のように1人の人のために全てを捧げて笑顔にすることができたら、これ以上嬉しいことはないのかなと感じました。
素晴らしい作品です!ありがとうございました!
アニメ作品。地味な「僕」と天真爛漫な余命わずかなJK
実写が先でアニメが後とは珍しい
オープニングは若者っぽい疾走感ある
富山県高岡市とは分からず
盲腸の抜糸にきて偶然知る膵臓の病
闘病ではなく共病
桜
本好きな僕。えらい早くから開いてる本屋
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」
ガラケーの時代か
ホルモン、ケーキ食べ放題。食べ物の描写はいまいち
高校生の割に付き合ってるとか噂好きね
海
君は本当に死ぬの?
キラキラしてる
真実を知りながら日常を、だから君といるのが楽しい
余命は一年か
「ガム要るぅ~?」
路面電車がある街
あっち?ユニクロ?大人っぽいサクラちゃん
新幹線
何故か僕の名前を教えない
行先は博多駅!
通り魔事件の話してる
ヒルトン
一部屋でも動じない僕。シャワーシーンにも動じず読書
鞄を開けて初めて動揺、何が?
真実か挑戦ゲーム
悪魔の遊びだ。ちょっと赤くなった
サクラちゃんて言わないのね。何番目に可愛い?
3番目、真っ赤に。ぐいぐい飲む
サクラちゃんのことを知りたい。
ずっと一緒にいた犬が死んだ時は悲しかった
飲みすぎやね
塩対応でお姫様抱っこ
寝ちゃうよねぇ
なるほど、あんだけのアンプルと錠剤みたらねぇ
ベッドに2人背を向け合って
一泊でわざわざジャケットまで買う必要ある?
うん、楽しかったよ
心が解けた瞬間
さくらは繊細な子
落ちたこころ夏目漱石
星の王子様、えらそうなこというてよんだことないんかーい
マリオカートって
顔色は変わらないが動揺はするようになった僕
後ろから抱きつかれたらさすがに固まるな
いけないことをする、死ぬまでにしたいこと
さすがに抑えが効かなくなった、泣かしちゃった。
わざわざ殴らせる
遂に感情を見せる僕
1年後に帰してくれればいいよ。死ぬまで仲良くしてね
やりたいことの半分が終わった頃
突然彼女が入院した、夏なのか
ダンスの闇練習を見られた。
誤解されるのはちゃんと話さないから。想像してるだけ
君にとって生きるってどうゆうこと?
やばいな、さくらちゃんの親友に聞かれそう
人との関係が「生きてる」てことだと思う
病院で受けた違和感、入院延期
夜に抜け出し夜景を見に来る、夜景はそんなにきれいじゃない。今日は
こんなに思われて幸せだなぁ、って
なるほど花火か。歌は要らんような
お礼のハグ、花火はぼかすのね、あとでたっぷり見せるのね
すっかり恋人同士に
僕のお母さんは意外とざっくばらん
ちゃんとみてくれる人がいてお母さんはうれしい
僕はなぜクソ暑いのに長袖?
変わったと自覚
僕は君になりたかった
君の爪の垢を~に繋がってるのね!
これはうまい!!!
がイヤな予感。開封されない
病気やし何かあったと思うべきでは?
ニュースで知る衝撃
どんなネタ考えんねん作者。
さあどうオチつける??スタートは葬式やし。
約束を破った
10日後
彼女の家に
共病文庫を読ませてください!
あなただったのね!とは意外
葬式に来ないってばれてる
名前消してる
嘘じゃない、見栄を張っているだけ
まだ
あなたに読んで欲しいのはもっと先
星の王子様のアニメーションで
反対側にいる人間
胸がキュンとなる
それと関係することが2つ
どうして君は私の名前を呼ばないの?
だから私も意地になって呼ばなかったの
人とのかかわりが人を作る
爪の=くだりが一緒!
とどいて、いたんだ!
死んだ娘のお母さんの前で断って泣くなよ
もらい泣きするやろ
取り乱してすみません。
名前を名乗る
新幹線の会話を回想
君と出会うために選択して生きてきたんだ
アニメーションというよりは絵ですなぁ、予算の都合か
きょうこを呼び出すとはつわものやな
変わったという事か
まあきょうこちゃんは怒るわねぇ・・・追いかけるとは意外
もし許してもらえるなら、、、友達になって欲しいんだ
歌詞付きでせつない系のエンディング曲
最後に1カット、1年後
大宰府の梅酒
ガムの男の子がねぇ
当たり前の日常を生きたいと願う少女の気持ちがリアルで切ない
朴訥で他者と距離を置いていた少年が、
少女との関わりを通し、戸惑いながらも
心を開いていく様が丁寧に描かれていた。
少女に誘われた少年が、2人で観た
花火のシーンがとても美しい。
少女の辿る運命が唐突で余りに残酷でしたが、
原作(未読)がそうなのでしょうね。
ラスト、少女の想いを少年が知る場面で、
サン・テグジュペリの「星の王子様」を
モチーフにした柔らかなタッチの映像で
表現されているのですが、少女の心情が
良く理解出来ました。
多くのアニメーターのお名前がエンディングで
紹介されていましたが、力作だと感じられる
とても丁寧に描かれた作品です。
NHK Eテレを録画にて鑑賞
私も自分だけの魅力を作りたかった
映画「君の膵臓をたべたい」(アニメ版)(牛嶋新一郎監督)から。
「住野よるさんのベストセラー小説の長編アニメ映画化」だけど、
結論から言うと「実写版」の方に軍配があがった。
主人公「山内桜良さん」の「天真爛漫さ」が、実写版の方が
より正確に伝わってきた気がするから。
原作の小説があり、それをアニメ化した後、実写版、の順ならば、
こんな評価にはならなかったのかもしれない。
彼女の心の葛藤が、微妙に変化する表情として捉えにくかった、
そんな印象が残ってしまった感じがする。
しかし、物語最後に登場する、彼女からの「遺書」に泣かされた。
「君だけはいつも自分自身だった。
君は人との関わりじゃなくて、自分自身を見つめ、
魅力を作り出してた。私も自分だけの魅力を作りたかった」
クラスでの人気者である彼女の台詞だからこそ、頷けた。
誰からも好かれるキャラクターだった彼女は、
誰からも好かれなくても、本を通して自分自身を見つめ、
自分の魅力を作り出していた彼の生き方に、憧れていた。
それは、彼自身が気付いていなくても、尊敬に値したのだろう。
さて・・順序は逆だけど、原作も読まなくちゃなぁ。(汗)
切ない
肝心の原作は未読ながら、実写版より芯を外してないように思う。
そして、実写版のは1年後の拡大解釈なんだったのかと分かった。
分かったけれど…やっぱアレはどうなんだ、と。
ただ、物語というべきか作品の訴えかける力は実写版の方が強かった。
アニメだからこそできる表現はあるものの、彼の慟哭は、感情の溢れ出る様は絵では力不足であったように思う。
ただ、彼と彼女の内面が丁寧に描かれてるのはアニメの方であった。
とてもとても失礼な感想だとは思うのだけれど、この構成を実写版のキャストで観てみたかった。
君の膵臓を食べたい
最初は主人公とヒロインの恋愛話という感じで、終盤から生死に変わっていく。ヒロインが亡くなった後、主人公が送ったメールが届いていたことに感動した。その後の主題歌 春夏秋冬もすごく良かった。これは是非見てもらいたい。
号泣
小説未読。実写観賞済
結末をしっていても泣けた。
小説を読んでみようとおもった
正直、恭子の気持ちはすごかった
「僕」の気持ちが徐々に
言葉の節々に変わり始めていること。
人間は、余命がきまってようが
元気であろうが、
いつ死ぬかわからないということ。
実写は実写でよかったが
アニメは、アニメでよかった。
「生きる」っていう意味を
考えさせられました。
まさかの展開
予備知識なし、実写版も見ずに鑑賞。
ありきたりなストーリーだろうと思って何となく見ていたら、キャラクターの可愛さ・作品の雰囲気にいつの間にか引き込まれてました。
膵臓の病気で死んでしまうのだろうと思い込み、終盤は悲しい気持ちを持ちながらの鑑賞。
そんな中、突然の死。あー確かに通り魔の下りがあったなぁと思った。
主人公の男の子と共に、彼女が亡くなることへ心の準備をしていく最中での死。人が亡くなる時はこんな感じなのかもしれないなと思った。いつ死ぬかなんて誰にも分からない。正しくって感じ。
セリフの一言がやけに心に残ったり、死に関して考えさせられたり、心がざわつき優しさに満たされる作品でした。見て良かったです。
ヒロインがかわいそう
何となく分かると思いますが、ヒロインはラストに死んでしまいます。
しかし、死に方は病死ではありません。
なんか、あっけなく死んでしまう感じがかわいそうでした。
しかも、主人公との約束がなければ、死ななかったかもしれないと思うと、余計にかわいそうになってしまいます。
まぁ、ヒロインが死んでしまうのですから、それだけで悲しいことなのですが、何か勿体無い感じがしました。もう少し良い描写はなかったのかなと思いました。
あと、私的には、人の死について考えさせられたというよりも、人の生き方について考えさせられました。
他人と関わり合いながら生きていくのも、他人と関わることを避けながら生きていくのも、どちらも正解な気がします。
主人公は最終的に前者を選びますが、後者を選んで生きてきたことを後悔するわけではなく、色んな生き方があり、色んな選択があるんだから、それを選んできただけなんだというような考えを持っているのではないかと思います。
あと、主人公の声優(俳優)が棒読みすぎ。ちゃんとした声優さんを起用して欲しかったです。
他人に無関心な主人公が泣くシーンで、普通なら私も泣いていたのでしょうが、演技が下手過ぎて感情が入ってきませんでした。
原作に比較的忠実
原作の世界観が忠実に再現されていました。実写は観てないですが、アニメは原作ファンの方も未読の方も安心して観れるのではないかと思いました。私が観た回は、他の観客がほぼ男子中高生のグループだったのですがが、みんな号泣してました。ぜひ「仲良し」の人と観てほしいです。
ただ、終盤の星の王子様風の作画のところは、それとわからない人には唐突だし違和感あったのではと思いました。
声に関しては、桜良は桜良そのものだし、キョウコやガムくんもイメージ通りでした。「僕」は、そもそも感情の起伏が少なく、抑揚がないキャラなので、ただの棒に聞こえてしまわないだけの技量のあるプロの声優さんを起用して欲しかったなぁと思いましたが、聞き苦しいほどではなかったです。個人的には桜良のお母さんが棒だった方が気になりました。ラストの数分だけの登場ですが、少ないセリフに桜良の想いを噛み締めてる感じを滲ませて欲しかったなぁと。
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