「救いがない」デトロイト Ordinary Guyさんの映画レビュー(感想・評価)
救いがない
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「アメリカって、ひどい」「日本人の私たちにはわからないけど」
人種差別を語るときに、そんな風な言葉を聞くことがあるけれど、ん?そうだろうか。あるよ、私たちにも、個人差はあれど、差別意識。
自分と異質な人に対する警戒心は無意識にあるし、リスクを避けたい思いが差別に発展することは、ある。だけど、差別しない心の持ち方を追求していくモラルは大事で、そのための秩序を作るのが、教育とか法律なんだと思う。
秩序を期待されるはずの警察に犯され、司法にも見放されたら、どうしたらよい?そんな救いのなさが痛い映画でした。無罪を言い渡された瞬間 ( 結末は知っていても ) は?なんで?と声をあげてしまったわ。
1967年のデトロイトが特別だから?90年代のLAでも類似の悲劇があったよね。
しかし、そもそも、街全体が暴動でカオスになってるあの状況で、オモチャとは言え、しょうもない発砲する? コレをやったらどうなるか?状況読まない稚拙な行動は、糞警官も、「狙撃」犯も、同レベルかと。
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